おたまじゃくしを眺めながら。

おそらく、音楽の話が中心になると思います。思っていることを、綴っていきたいと思います。

11年前の写真

2022-04-29 16:05:23 | 日記
 お日様が暖かくて、子どもの声が聞こえる。この州の学校はお休みなのかな?
 雛菊が首を傾げてこっちを見ている。外を歩いていて、久しぶりに笑顔になれました。

 写真の整理をしていたら、11年前の写真が出てきた。子どもが二人、だけど独身だった頃の私。

 あれから、色んなことがあった。あの頃は、元気だったよね。アートクラスで教えていたり、リトミックのクラスを教えていたり。母親と幼児のためのグループをやっていたり。今よりも、実際の人との繋がりがたくさんあった。

 鬱病が再発したのは2015年の夏だった。だけど当時、鬱病を公にできない事情があった。結局、ちゃんと公にして治療ができるようになったのは2016年になってから。その間に、それまで友人だと思っていた人が、どんどん離れて行った。残ったのは本当の友達。それに反して、ピアノの生徒さんはどんどん増えた。音楽は、神様に近い物だから、神様に近い所で教えることができていたのかもしれない。ピアノを教える以外は、家に閉じこもるようになっていた。
 鬱が再発しなかったら、その年、作曲の勉強をしに、音大の門を叩くことはなかった。外に出ようとしていたんだと思う。
 鬱病と戦って、苦しかった頃。戦いを止めて、受け入れた時に、ようやく楽になれたこと。
 作曲の勉強をしたり、歌を歌うことで、だんだん自分らしく生きれるようになってきたこと。完璧ではない自分を受け入れることができるようになってきたこと。
 でも、そのまますんなり治ってくれるような病気ではない。良い時もあれば悪い時もある。だんだん、対処の仕方も身についてくる。鬱病は完治しない。それが本当の意味でわかってから、ようやく自分で何とかしようと思い始めた。それまでは、誰かに治してもらおうと思っていた。
 作曲の勉強をしたのが、リコーダーにつながって。

 紆余曲折あったのだけど、またの機会に書きます。今少し、鬱の症状が出ているから。自分で思い返してみたかったのかも。

 たぶん私、勉強してないと病気になっちゃうんじゃないかな(笑)うちの家系に遺伝している病気。

 みんな歳をとるのだけど。写真を見たら、今の方が若く見えるかも~(笑)

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