飛び立てず
うつむいている
たよりない
足跡に咲く
忘れなすみれ
返り咲きのすみれが小雪の中で揺れる
信じ続けるには頼りなさ過ぎる時間
せめて私のことを忘れないで・・・・
。。。。
昨日目について買った本。
クリスマスに「逃避の名言集」なんて(笑)
「カバーかけますか?」と優しく聞いてくる店員さんの心は
「辛いことでもあるのかな?」
……かな(笑)
帯の
「坂口安吾、三島由紀夫、草間彌生、岡本太郎、サガン、ピカソ……」
すごく….…惹かれる
表紙の
「(あなたへ、疲れました……)特に深刻な事情があるわけではないけれど、私にはどうしても逃避が必要なのです。」
サガンが恋人へ宛てた手紙の一文
やっぱり……惹かれる
迷わず買って一気読み。
面白かった。
でも、心に残ったのは
後書きにあったマーク・トゥエインの言葉
〜すみやかに許し、くちづけはゆっくりと〜
今朝はこの言葉を書写しました。
。。。。
たよりない足跡だって、歩いてきたし、景色も変わってるし、
逃げた道にも振り向いたら色とりどりの花が咲いてる。
その時には気がつかなかったもの見つけて
グレーがピンクになる瞬間
モノクロがカラーになる瞬間
「逃げるってダメなの?嫌なことしないって悪いこと?」
アマノジャクな少女はシンプルにそう思ってました。
先日に続き「忘れなすみれ」の歌。
1年の終わりに気になるお花です。
季節外れに返り咲くなんて、逃避?それとも挑戦?
私らしくあるだけね。
花言葉
「think of me(私を思って)」「memories(思い出)」