短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

極楽トンボ

2023-10-07 09:00:41 | 日記
雨の日も
心模様は
あかね色
私は今日も
極楽トンボ

最近あまり聞かなくなったけど好きな日本語!
昔、母によく言われていました。

「ほんとうにあなたは極楽トンボなんだから」

って。

性格って基本変わらないみたいですね☆

トンボに学ぶ人生訓っていうのを見つけました!

「ゆったりした気持ちで過し、必要なときには電光石火の判断で即行動!」

私、やっぱりトンボみたい!?

ちなみに極楽トンボとは、どんな場面でも呑気に過ごす楽天家のことで、そういった人を嘲う言葉として江戸時代から使われています。


ホトトギス

2023-10-05 13:07:20 | 日記
十六夜(いざよい)の
月もないてる
ホトトギス
遅すぎるけど
やっぱり好きで



十六夜……陰暦十六日の夜の月、「いざよう」は「ためらう」意の

雅語です。



十五夜よりも遅れて月がためらいがちに出てきます。

月がためらいがちに遅れて出てくる様子から「いざよい」なんて、昔の人はなんてロマンチックだったのかしら。

あらためて日本語って、日本人の感性って素敵です。


ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「秘めた意志」


晩夏から晩秋までの長い期間ひたむきに咲き続けることにちなんでいるそうです。



遅すぎるけど、報われないけど、なんだか無駄みたいだけど、


でも、そんな何の得にもならないようなことに夢中になれるって素敵なことだなって思います。



時間は巻き戻すことは出来ないけれど……


一歩出遅れた十六夜の月でもこんなに素敵なら


「やっぱり好きで」で生きていきたいと思います。