短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

シクラメン〜篝火花〜

2021-12-12 07:00:51 | 日記

止まり木の
夜が明けて知る
涙雨
篝火花の
色は燃えても

シクラメン、和名で詠んだらなんだか演歌になりました。

バーのカウンター(止まり木)で朝まで飲むなんてことは実際にはないけれど

夜が明けて外に出てみたら涙雨(悲しみの涙が化して降るといわれる)

なんてシュチエーションはないけれど。。。。

また、買ってしまいました、昨日は基本にもどって?赤

聖母マリア様と縁の深い花だと思いますが、赤いシクラメンの花言葉は「嫉妬」だそうです。

どんな感情も人生をドラマチックに彩ってくれるから良いのかな、でも自分の中で昇華するのが最高だと思います。

絵画も音楽も小説も詩も過去の偉大な作品も豊かな感情の賜物💖✨

。。。。

「花はその主の心の色に咲く」

という諺があります。

花も人も環境の影響を受けるということですけど、いつもいつもベストな環境とは限りません。
特に今年は世界中が大変な一年でした。

よく、自分(環境)を変えるには言葉を変えること、そんな話を聞きますが

ドイツには

「….…にも関わらず笑う」という言葉があるそうです。

辛い時に笑うのもなかなか大変ですがなかなかいい言葉だと思います。

待ちぼうけした……にも関わらず笑ったら少し後には楽しい展開が待っていそうです。

忘れなすみれ

2021-12-11 18:37:41 | 日記

あと少し
愛していても
いいですか
星降る夜の
忘れなすみれ

この時期に返り咲きするものを「忘れなすみれ」と呼びます。

月のない夜は弱い星の光さえもまたたいて・・・・

あと少しだけ

あなたのことを忘れないでいようと思います。

花言葉は「小さな愛」

。。。。

イサク・ルリア(16世紀のユダヤ神秘主義者)によると、この地球上での私たちの役割は、聖なる火花を起こすことだそうです。
籾殻の下に隠れた光を引き出すこと。

これを行う方法の一つは、自然界に感謝の祈りを捧げることだそうです。

お花は女性の魂が具現化したものだと思う私はお花を見つめていると

「あなたのために私がいる💖」

そんな囁きが聞こえます。(ここは妄想です・笑)

訳もなく幸せな気持ちやタイミングの良さはこの見つめた花達のお陰じゃないかと思ってしまいます。

目立たない小さな花にもスポットライトを当ててあげようとお花に恋を語らせていたのに

お花が私に光を与えてくれていたことに気づきます。

今日の夕方11日(土)、九州~関東で前澤友作さんの乗ったきぼう(ISS)を見るチャンスがあるそうです。

宇宙から見たら私達はみんな足元に咲く忘れなすみれかな。

「小さな愛」で塗り絵したような美しい星。
「きぼう」からはどう見えるのでしょう。



たまゆらの恋

2021-12-11 10:47:41 | 日記

キャンドルの
灯(あかり)の中で
揺れている
永遠の今
たまゆらの恋

思いだけ残って、永遠に実現しない恋のこと……

草柳大蔵さんが「花のある人花になる人」の中で「たまゆらの恋」をこう書かれていたのが心に残っています。

*たまゆら……(玉がゆれあって鳴る音がかすかなところから)かすかに、ほんのしばしの間の意味。「玉」は美しい石、宝石、または真珠を表します。

。。。。

クリスマスのイルミネーションが街中にあふれてとっても綺麗です✨
でも私は“点滅”する灯りより“ゆらぐ”灯りが好き。

そう

篝火(かがりび)とか漁火(いさりび)とか、ちょっと原始的なほう🔥

誰かを想ってゆらぎ
未来を想ってゆらぎ

ゆらぐ心は不安定なようで、実はゆらぐ灯りのように私を癒してくれているのかもしれないなぁって思います。

そして、その揺らぐ心があったからあなたのその素敵な言葉と出会い心を震わすことが出来たって。

形のない言葉だけど、それに支えられることってたくさんあります。

人の心に残る素敵な言葉を自然と言えるような心って何よりもラグジュアリー✨

今年もいろんな人のお陰様でここまでこれました。

感謝です。

ほんとうに一年経つのが年々早くて。
年を取った証拠でしょうか(笑)

。。。。

第32 話ゆっくり綺麗になる

はじめからの美人は、少し年齢をとると、年齢のぶんだけ確実に滅耗する。
「美しくなってゆく人」には際限がない。
年齢に応じた美しさが加えられる。
これを「如」というのです。
「生きていることそれ自体」なのです。
醜くあるまいとする思いが、日常化されることによって、その人を美しくするのです。〜花のある人花になる人〜

付箋が付いていました。
20年前30代最後、これから始まる40代50代への私のイメージが「如」だったんだなぁと。

昔読んだ本を再読することは過去の私とのそして(当時からすると)未来の私との対話のようで不思議な時間だなと思います。

早春の花

2021-12-02 09:10:50 | 日記

じゃぁ またね
あなたの影を
踏みながら
消え入りそうな
早春の花

「まだまだ私もあなたも早春よ」

昨日の歌は“晩秋”でしたが、友達から早春のメールが来ました。

FB同年代の方の投稿で「本当に同じ年かしら?」と思う時があります。

まるで高校生の私がおじいちゃんやおばあちゃんの話を聞いているような。

同時にリアルな友達は“早春系”が多いので“年齢”と言うものほど不思議なものはありません。

突然20年も前のママ友から家に電話がありました。(電話番号がアドレス帳に残っていたそうです)

「まだ、お花教えてる?

今ニコライバーグマンのお花習ってるだけど、ワイヤリングが苦手で教えてもらいたいんだけど。

基礎のワイヤリングを集中レッスンしたいの。」なんて

彼女も60になったはずだけど間違いなく“早春系”だわ。

。。。。

加藤千恵さんが17歳の時に詠んだ短歌集を読み始めました。

一首読むたびに時が戻り、今私17歳に戻りました(笑)💖✨

3人で
傘もささずに
歩いてる
いつかばらける
ことを知ってる
〜「ハッピー☆アイスクリーム」〜

あー、校舎の陰、背が高くてカッコイイ先輩2人と楽しそうに話してる。
これから駅まで歩いて行く私が見えます💖

あの時、私、少女漫画の中にいるような気分でした💖

朝からまたときめいてる(笑)

。。。。

今日は久しぶりにワイヤリングでブーケを作ります💐

午後にはトキメキマックスです、たぶん(笑)

大切な一日……
と思うところが、唯一歳を取った証かな。
素敵な証です。

今日も良い一日になりますように。
先に感謝💖✨

赤い染

2021-12-01 08:27:24 | 日記

赤い染
青に広がり
恋の淵
散る散る満ちる
君待つ晩秋

「先生と話していると、なんだか全てラッキーに感じちゃう。
人によっては落ち込んだり不安になったりするようなことも」

昨日生徒さんとまた大笑い。

で、今日は美しい紅葉を反対側から(私の嫌いな血のイメージで)詠んでみました(笑)🩸

美しい青空に滲む血🩸🩸🩸
WAO🩸シャウト😱

。。。。

〜恋が積もって、淵になる、深い深い、恋の淵。

いっそ、首の丈までつかってしまえば、

首っ丈……。

あっけらかんと、笑っていられる。〜

とは山下景子さんのことば。

。。。。

幸せになるのを待ってたって来ないよ(笑)

チルチルミチル(青い鳥🕊)
散る散る満ちる💖

幸せはここにあるから💖

……

今日から年満月

一年の最後の月、ミチミチて過ごせますように💖