ウルトラマリンの輝き

君のその
ウルトラマリンの
輝きに
私を探す
きっと保護色

カメレオンのように人も環境に染まっていろんな色になるけれど、根っこのところではつながっている。
どこかで守りあっているんでしょうね。

普段は思い出してくれなくても、それでいいって思ってました。

「君はここにいてくれたんだね、最初からずっと・・・・」

そんな存在も結構素敵って。

でも、最近は「心はいつも寄り添ってるから忘れないでよ」って伝えたくなります。

互いが互いの保護色。

ウルトラマリンの意味は「海の彼方・海を越えて来る」

日本では瑠璃。

ちなみにウルトラマリンに調和する色はパステルトーンだそうです。

今日も輝いて過ごしてね、私がいるから、って伝えたい。

優しいうそ

手の中で
春を束ねる
だけじゃなく
優しいうそで
活かしてほしい

花を活けるとき（育てるとき）、優しい語りかけはその花の美しさをより引き出す力をもっているのを感じます。
花も自分を美しく見せてくれる人をわかっていて、一生懸命咲いてくれるの、女性と同じですね。

陰陽五行説によると花や水、鉱物などのエネルギーを直接受け取れるのは女性。
男性は女性を通してしかエネルギーを受け取れないそうです。


今日もあなたのために美しく

そして男性は女性に優しくお願いします。

桜は女神のオーラだそうですよ、待ち遠しい。

一花一葉〜桃色の器の中で〜

桃色の
器の中で
響きあう
あなたとわたし
 一花一葉

一花一葉（いっかいちよう）

文字通り一本の花と一本の葉ものを使って花を活けることです。

花は葉を活かし、葉は花を活かす。

もちろん花だけでもきれい、葉っぱだけでも花に負けない存在感。

でも、お互いがあるからもっと素敵。

今日もあなたと響き合う関係でいられますように。

春遠からじ。

心の中はピンク、ピンク、ピンク。

綺麗なものは僕だけのもの

愛と花
織り重ねたら
君になる
綺麗なものは
僕だけのもの

美しいものは大好きです。

これはアガパンサスという花からのイメージ。

アガパンサスという名前はギリシア語のアガペー（愛）とアンソス（花）という言葉の組み合わせです。

青く美しい花です。

花言葉（和名：紫君子蘭）「恋の訪れ」

。。。。

万物生光輝（ばんぶつこうきをしょうず）

この宇宙の全てのものは光り輝いている。

アガパンサスはきっとそんな名前

ギリシャ神話、好きな禅語、聖書、いろんなものが頭の中でミックスだけど。。。

ただ、思うことは

今日も愛と花を折り重ねたような時間でありますように。

私の中の春色

れんれんと
私の中の
春色が
あなたの後ろ
追いかけていく

桃、桜、菜の花、ミモザ、ラナンキュラス……

あなたを追いかけていく道には何とも色とりどりの花が咲いている。

れんれん（恋恋）……悪あがきする・ しがみつく・往生際が悪い・ 引き際が良くない ・ ジタバタする ・ 執着するetc...

最悪（笑）

でも振り返ったらビックリするはず！

春色の夢のような道に

〜素晴らしい気分の一日はその日だけを変えるのではなく、翌日、更にはあなたの人生までも変えます！byロンダ・バーン〜

執着の恋恋より楽しい気分の連連がベター。

春色連連（れんれん）で参りましょう。

True Love

True Love
隠しきれない
目覚めれば
君はプリズム
虹の階段

川崎大師経堂、中国最後の木版大蔵経「乾隆版大蔵経」7240巻が収蔵されています。

お経の海に漂うようななんとも不思議で豊かな時間。

天井には「飛天・双龍」

また、隙間に入れたような……

誰もいないほんの数分。

。。。。

お経とブッダ（目覚めた人）の空間に一瞬時を超えて、7240巻のお経の中で、凡人の私が思い出したのは“慈悲の瞑想”（私→親しい人→生きとし生けるものと続いていきます）

私は幸せでありますように
私の悩み苦しみがなくなります ように
私の願いごとが叶えられますように
私に悟りの光があらわれますように
私は幸せでありますように
私は幸せでありますように
私は幸せでありますように
〜慈悲の瞑想〜

True Love

ただ愛してる息するように

薔薇色の
なめらかな肌
委ねたい
ただ愛してる
息するように

幸せは心の中にあるから外からは見えないというけれど

薔薇色の頬、桜色の肌からピンク色のオーラがあふれ出してなんだかわかってしまう。

花には開く時の香りとか、音とか、エネルギーとか目に見えないエネルギーがあります。

人も花と同じ、開花していく存在。

だからやっぱりわかる。

幸せは心の中にあるから見えないはずだけど、見えちゃう。

だまっていてもこぼれちゃう。

でも……

恋に悩みは付きものだから

もしかして、ピンクのオーラを纏っている人は、「ただ愛してる」人なのかもしれない。

究極の愛はこれから。

今日も無条件であなたを愛したいと思います。

煩悩を照らし出す君

煩悩を
照らし出す君
それならば
そのままに咲く
明日はないから


明日のことを考える暇がないくらい今を精一杯生きるなら咲き方（生き方）が違ってくる

もし花が明日の余力を残しながら咲いていたらあんなに美しくないかもしれない

煩悩を照らし出す君と出会えたから

なんのいつわりもない自分自身でいよう

今思いっきり咲く！

。。。。

日光菩薩が闇を照らすというところからイメージした歌。
でも、限りなく“性”なる歌でもあります。

隠れてる（隠したい）ところを照らし出してくれる人こそ日光菩薩かもしれないなって思います。

なかなか精一杯生きてますとは言えないけれど、今日も優しく生きたいと思います。

梅明かり

梅明かり
行きつ戻りつ
願い事
あなたの影と
重なりながら

好きなのにやっぱり言えない……
友達なんてなんだか切ない
せめて影だけでも重なりたい

梅明かり……梅の花が咲いているあたりに漂うほのかな明るさのこと

。。。。

影が同じ方向に向かっているというだけで嬉しいものです。
たとえ、それが重ならなくとも

年を重ねるごとに小さな幸せを見つけるのが上手になりました。

エンドロールには早すぎる……

ラジオからスピッツの曲が流れています。

〜季節が僕を 追い越しても
エンドロールには早すぎる 君のくしゃみが聞きたいよ
意外なオチに賭けている〜

本当に人生意外なオチがあるから期待して（笑）

素敵なバレンタインデーになりますように。

スプリング・エフェメラル～春の儚い命〜

儚げな
堅香子（かたかご）の花
頬染めて
まだ見ぬ春を
追いかけている

堅香子の花……春告げ花の一つでピンク色の花が咲く片栗のお花。

カタクリの花は木々が緑になる前に姿を消してしまうので「スプリング・エフェメラル～春の儚い命～」と呼ばれています。

人生は素敵な偶然（シンクロニシティー）に満ちています。

カタクリの花とシンクロニシティーは似てるなって思います。

気がつけば足元に摘みきれないほど咲いているのに……

あっと言う間に姿を消してしまいます。

見逃さないように。

花言葉「初恋」「寂しさに耐える」

花びら雪

ひとひらの
花びら雪が
幸せの
花へと変わる
君の隣で

雪を花にたとえた言葉はたくさんあるけど、この花弁雪（はなびらゆき）や天花・瑞花などの言葉は特に好きです。

隣にいて同じものを見てる

そんなことがとても幸せ。

冷たい雪でさえ、幸せの花びらに見えてきます。

横浜は今年初めての雪です。

。。。。

昨日浅草寺で引いたおみくじは

No.18 GOOD FORTUNE

第18番【吉】
福徳が自然と増して、人生が光り輝くでしょう。

天花がフルごとくかな。

……

浅草亀十さんのどら焼き、とても有名だったんですね、お友達のお陰で美味しいもの知りました。

冬萌えの熱

舞い落ちる
花びら雪を
受けとめて
気づいてしまう
冬萌えの熱

「私40歳で世間に出たから（離婚したから）70歳で一人前なの」って67歳の友人が決断しました。

年上の友人からは、若い友人とは違う質のエネルギーをもらいます。

ほんとうに、年齢はただの数字。

もう忘れたはずの想いなのに

体の中ではまだ息づいていて・・・・

気づいてしまったら、自分にうそはつけない。

思い出したら何度だって、いつだって遅すぎることなんてないんですね。

。。。。

もう、枯れてしまったように見える枝なのによく見ると新芽がわずかに萌えだして……

これを冬萌といいます。

素敵な日本語だなって思います。

まだまだ萌えて生きたいと思う初春です。

罪という名の浮力

水仙の
苦い香りに
引き込まれ
罪という名の
浮力に負けて

水仙（ナルキッソス）は麻痺や昏睡をあらわすギリシア語のナルケーからきているとも言われ、実際に球根や茎には中毒を引き起こす毒があります。

花言葉「うぬぼれ」「我欲」「自己愛」「神秘」

・・・・

ナルシシズムの語源となった神話を持つ花だけあって、私の中では美しく危険な花の元祖というイメージの水仙。

遠い昔の神話だけど

現代こそ他人を愛せない「ナルシシズムの時代」という感じもします。

水仙の毒で自家中毒しないようにしないと。

。。。。

「煩悩あってこそ、悟りがあるのです。煩悩は悟りの資本です。あなたはその資本をなくしたといわれる。お気の毒です」
～「般若心経入門」松原泰道～

この本を読んだ時
「そうよね、この世に必要のない思いなんてないのよね」と思いました。

悟りは煩悩あってこそでしょうか。

水仙のスパイシーな香りは多くのニンフ達を悲しませた美少年ナルキッソスの罪の香り。

「罪という名の浮力」という言葉が降りてきました。

ある意味水の中でしっかりと土をつかんでいる蓮と真逆のイメージです。

どちらも魅力的な花。

振り向いてくれる美少年と泥にまみれてもカッコイイイケメン。

両方と出会える地球が素敵！

真心と不埒の間

真心と
不埒（ふらち）の間
ひらりひらり
愛を探して
スミレ落ちてく

「あなたは私を探し求めねばなりません」と言う花言葉を持ち

「真実の恋」をあらわす花にもなっているスミレ。

昔から、臆病な、知恵のある、愛すべき女性に例えられます。

人は求めてしまうもの…
を大前提に「求めない」っていうのが好きです。

なのに

「あなたは私を探し求めなければなりません」っていう花言葉が好き。

。。。。

ジョセフィーヌといえばバラを愛したことで有名ですが、ナポレオンは結婚記念日にいつもスミレを贈っていたそうです。

エルバ島に流されるときも、「春になったらスミレを手にして戻ってくるよ」と言ってパリを去ったという話が残っています。

今年の春はスミレをもったナポレオンが戻って来るかな。

もしくはナポレオンをもった殿方でも（笑）

春が待ち遠しい。

愛の芽生え

春の雨
愛の芽生えと
ときめきが
震える心
暖めていく

私は花を束ねる仕事をしてきました。
そして今、31文字という花を束ねて、言葉の花束を作ってみたいと思っています。

節分、立春と続いた今週、福を告げる愛の短歌が詠めるといいなと思いました。

三寒四温

20.6度と観測史上もっとも暖かい立春となった横浜ですが、今日は冷たい雨が降っています。

でも、もう春は目の前です。

今日も幸せと出会いながら。