美味!な日々

つるっ(舞台:道元の冒険)

あまりにも『五右衛門ロック』が楽しかったので(実は今日も見てきました。やはりサイコー!でした。)、その前日に見た『道元の冒険』の事を書くのをすっかり忘れてました…。@Bunkamuraシアターコクーン、蜷川幸雄:演出、井上ひさし:脚本、阿部寛:主演というかなり豪華な布陣の音楽劇です。主役はもちろん阿部ちゃん演じる道元さん。

現在と過去を行ったり来たりしながら、さらに劇中劇という形で道元の半生が描かれるという一見複雑なお芝居ですが、暗転などが巧く使われていたので、結構わかりやすく、随所で笑える舞台でした。役者が一人何役も演じるところとか早着替えなんかは見ものですね。音楽は独特な感じで、最初の方の歌なんかもかなり頭に残る~。

この舞台で一番すばらしかったのは何といっても木場勝己。ベテランってやっぱりすごいなぁと感動させてくれました。阿部ちゃんは半分くらい座禅しっぱなしで劇を見るという演出で、ずーっと同じ姿勢で表情もそれなりに作っていなくてはいけなくて、ある意味修行みたいな感じでした。お疲れ様です。

あ、あの御仏…ナマナマしさを演出したかったのかな…とか意図は何となくわかるのですが、果たして生身の人間である必要があったのか…今は色々技術が進んでいるだろうに…女性としてちょっと理解できませんでした。

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演出術
蜷川 幸雄,長谷部 浩
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コメント一覧

rin_mm
http://blog.goo.ne.jp/rin_mm
ITOYAさん、こんにちは。
こちらこそ、いつもありがとうございます~。

>最初の読経の歌

私もあの歌の部分、好きです。
井上ひさし作品を観たのは二作目でしたが、
蜷川さんの演出と合わさるとこうなるんだぁ…、
と楽しめました。

>どこか「当時の時代」を感じさせる気がしました。

そうですねぇ。
私も特にラストシーンはそう感じました。
というより、現代の設定のシーン全てかな。
ITOYA
時代を感じる
http://plaza.rakuten.co.jp/itoyaonline555/
TBいつもありがとうございます。
『五右衛門ロック』楽しかったですねー。
いやそれはさておき、「道元」、井上ひさし作品らしい歌って踊る音楽劇でした。
最初の読経の歌とかよかったです。
また、みんなが何役も演じるのも楽しかったです。
初演時はもっと複雑なようなことがパンフに載ってましたね。
どこか「当時の時代」を感じさせる気がしました。
(特にエンディング)
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