おはようございます。
リングビーの三喜工業です。
今日は4月1日、新年度のスタートの日です。
今日の川崎市は朝から快晴で、だいぶ春らしい陽気になってきました。
昨年度私たちは小学校の体育の授業向けに、リングビーを使った
「スローランゲーム」を考え提案活動を行ってきました。
小学校に出張授業という形でお伺いし、リングビーの投げ方の指導・
ゲームのルール説明・ゲームの練習・試合の実施という内容で
授業をさせてもらいました。
昨年度1年間でお伺いした小学校は23校、実施した授業は144時間にも
なりました。
リングビーの授業は、先生にも児童の皆さんにも概ね好評でした。
中には今までの体育で一番楽しかったと言ってくれた児童もいたそうです。
(後日校長先生から聞きました)
小学校の3年生くらいでも、地域のクラブに入って野球やサッカーを
日常的にしている子と、運動は体育の授業だけ、という子では
技能差や体力差ははっきり出てきます。
ここで、普段運動をしない子はしている子と比べて自分はうまくないと
感じます。うまくないと感じれば苦手意識が生まれ、楽しくもなくなって
しまいます。
しかしリングビーはまだ世の中に広まっていないので、皆が初心者です。
また授業で実施した「スローランゲーム」は、運動が得意でない子でも
チームに貢献できるように工夫してあります。
運動が得意な子もそうでない子もスタートラインが一緒なので
みんなが楽しんでくれたんだと思います。
昨年一年間子どもたちと接してきて、子どもたちは基本的に体を動かすのが
好きなんだ、と感じました。
でも大人になるとスポーツをするのが嫌いと言う人は大勢います。
こういう方に話を聞くと、学校の体育でうまくできなくていやな思いをし、
そのトラウマを引きずっている方が多いようです。
一度そういう思いをした人は、なかなか自分からスポーツをしようと
いう気にはなりません。自分には向いていないと入口の時点で拒否反応を
示してしまいます。
大人になった時にスポーツに対する苦手意識があるかないかは、
学校の体育の授業で決まると言っても言い過ぎではないと思います。
今年度もリングビーの出張授業は続けていきます。
リングビーの授業では、運動が得意な子もそうでない子も、自分のレベルに
合わせて楽しめる、という事を心がけていきたいと思います。
そして運動に苦手意識を持つ子が1人でも減るよう、体を動かすことは楽しいと
感じてくれる子が1人でも増えることを目標に、今年度も頑張ります!
フライングディスク リングビーのホームページ
http://www.ringbee.jp/