私が一番好きな本のジャンルは、犯罪を扱ったノンフィクションです📚
「好き」というと語弊がありそうですが、「興味がある」という意味で好きなのです。
何に興味があるかと言えば…
犯罪、ことに殺人に関して、それを犯してしまう人とそうでない人の境界線です。
程度に差はあれ、腹立ち紛れに「この人がいなかったらいいのに…！」っていう思いを持った事がある人って、結構いるんじゃないかと思うのです。
だけど、実際にその相手を亡き者にするか否か…これは雲泥の差ですよね
犯罪を犯さない人の思考回路は…
なんといっても、逮捕されるが嫌！
家族や周囲への影響も大きいし、自分はもちろん、身近な人の人生を台無しにしてまで、この犯罪を犯す価値はあるのか？
そもそも「人を殺す」ということ自体、人としてムリ！
って感じではないでしょうか？
じゃあ、「人を殺しても無罪」っていう、罰則の無い世の中なら、どうなるんだろう…
おそらく、罰則の有無に関わらず行動する人は一定数いると思う。問題は、そうでない大多数の人ですよね。
殺人事件が続出するのか、それとも、人が人を殺すなんてありえない！というモラルが勝つのか…どうなんでしょうかね？
これを考えていて思ったんですが…
これって、コロナ禍にも当てはまりますよね
緊急事態宣言下でも、さほど気にせず行動する人は一定数いて。
それ以外の大多数の人々が、どう行動するか…。
『モラルか罰則か』って、どんな場面でも永遠のテーマなんでしょうかね〜
じゃあルールが無ければどうか？
噛みついても、目をくりぬいてもよいみたいな…
実際にそれに近い事は行われた事もあるようですが、優秀な選手は参加しないので子供の喧嘩のようになってしまうようです。
ルールがあるから思い切って闘えるし、技能も向上する。
やはり人は人を傷付けるのを本能的に避けるのだと思います。
動物がメスや獲物を奪い合う時は闘うように、生きる為には『殺す』と云う選択肢が出てくるのかも？
でも普段は助け合わなきゃ生きていけないし…
『猿の惑星』の何作目かで『猿が猿を殺した！猿が猿を殺した！』と大勢の猿が連呼するシーンがありましたが、理性のようなモノが生まれた瞬間なのかな？と思いました。
なるほど！ 理性かぁ！
思考回路が働く段階を通り越したとしても、人には、もっと深い本能的なところに「理性」ってものが備わっているんでしょうね。
そういや野生動物も、生きるための最小限しか狩りをしませんよね。
人も殺し合いしてたら絶滅するし、ウィルスも自分たちが生き残る為に、宿主を絶滅させない範囲で進化するし…
罰則かモラルかという思考よりも、もっと深いところの本能に刻まれているのかもしれないですね😌
いつも旦那と話をするのは「殺したいと思うほどの人間を殺して、自分が罪人になるって人生勿体ないよね」と。
殺したいと思うほどの人とはある程度距離をとればいいし、何なら一生会わなければいいだけで・・・。
でも、今ってそういうかかわりのない人を殺す殺人が増えてますよねぇ。
そして模倣犯・・・宮崎勤以降、よく似た殺人の多い事。
考えが幼稚なんでしょうね・・・自分もやってみたい！って。
そして何よりも想像力の欠如。
殺される人の痛み、恐怖、殺した後の自分と自分の周りの人がどうなるか・・・。
まずは動物からやってみようとか・・・そういう人たちの気持ちが全くわからないなぁ・・・。
私もノンフィクション系、本も番組も好きです。
想像力の欠如‼︎
アホな動画をアップしたり、結局のところ全部自分にかえってくるであろうところまで想像できないんですよね。
一番望ましいのは「道徳的に、人としてしちゃいけないことはしない」っていう考えだけど、そうじゃなくても「これをやった結果、自分が損するかも」ってことを想像できると、犯罪もイジメも減ると思いますよね。
つまり、自分を大事にする事が、他人をも大事にする事につながるんですよね〜。
いいこと言うた！私！？🤣