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若返りホルモンを増やす食事で、心身を若々しく保つ

2022-01-16 13:30:00 | 日記
下記の記事はハルメクWeb様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

更年期障害の気になる症状・対処法を解説する連載企画。今回のテーマは「若返りホルモン」について。更年期に減少するのは女性ホルモンだけではありません。成長ホルモンや甲状腺ホルモンの分泌も低下します。これらは心身を若々しく保つのに欠かせません。
目次
  1. 成長期だけじゃない「成長ホルモン」の役割
  2. 活動性とやる気を高める「甲状腺ホルモン」
  3. たんぱく質とイソフラボンを積極的に摂る
成長期だけじゃない「成長ホルモン」の役割
私たちの体には100種類以上ものホルモンが存在しており、更年期になると女性ホルモンだけでなく、他のホルモンも分泌が減少していきます。
中でも健康に影響を及ぼすのが、若返りホルモンと呼ばれる「成長ホルモン」と「甲状腺ホルモン」です。
成長ホルモンは睡眠中に脳の下垂体から分泌されるホルモンで、成長期には身長を伸ばすなど体の発育を促す働きがあります。これを聞いて「もう成長期でもないから関係ない」と思うかも知れませんが、それは誤解です。

そして、大人になってからも、骨や筋肉、皮膚、皮下組織の新陳代謝をはじめ、傷ついた組織を修復して若々しさを保ったり、免疫力を活性化したりする役割があるのです。

成長ホルモンは10代の成長期にはたくさん分泌されていますが、20代になると分泌が低下しはじめ、40代になると20代の約半分にまで落ち込みます。そして、更年期にはさらに減少します。
更年期は女性ホルモンの減少により心身にさまざまな不調が現れますが、成長ホルモンが減ることで、より一層老化が進んでしまうのです。
活動性とやる気を高める「甲状腺ホルモン」
甲状腺ホルモンもまた、更年期世代にとっては重要な役割を担っています。
甲状腺ホルモンは、喉仏のあたりにある甲状腺という器官から分泌されるホルモンで、生命活動をはじめ、体内の新陳代謝や活力を生む働きがあります。
更年期になると成長ホルモン同様、甲状腺ホルモンも分泌が減少してくるため、疲れやだるさ、抑うつ状態などの症状が現れるようになります。何となく元気が出ずやる気が起こらない人は、甲状腺ホルモンの分泌が減っているかもしれません。

注意したいのが甲状腺ホルモンの分泌異常によって起こる病気と、更年期障害の症状が非常によく似ているという点です。
甲状腺ホルモンの分泌が活発になりすぎる「バセドウ病(甲状腺機能亢進症)」では、のぼせやほてり、発汗、体温上昇などの症状が現れます。
一方、甲状腺ホルモンの分泌が極端に減少する「橋本病(甲状腺機能低下症)」では、寒がりになり、皮膚が乾燥したり、抜け毛が増えたりします。無気力でぼんやりすることも。いずれも更年期障害の症状と紛らわしいので注意が必要です。

甲状腺ホルモンは年齢とともに分泌が減少してくるのは確かですが、体調不良の影にはこうした病気が潜んでいることもあるため、更年期世代は特に注意が必要です。
たんぱく質とイソフラボンを積極的に摂る
更年期障害をできるだけ軽減し、若々しく健康的に過ごすには女性ホルモンの働きを助け、成長ホルモンや甲状腺ホルモンが不足しないように食事や生活習慣でカバーする可能性も試みられています。

女性ホルモンの働きを助けるには、イソフラボンを多く含む大豆や豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品を積極的に摂りましょう。ただ、最新の研究によってイソフラボンの効果が得られやすい人とそうでない人がいることがわかりました。効果を得やすい人は大豆成分が腸内で「エクオール」という成分に変化して吸収され、これが女性ホルモンのような作用を発言させることがわかったのです。

エクオールを産生できる人は日本人では2人に1人と約半数で、腸内細菌の状態によって決まります。エクオールを産生できる腸内細菌をもっているかどうかは市販の郵送検査キット(尿検査)で確認できるので、調べてみるのもよいでしょう。

成長ホルモンの分泌を助けるには、原料のアミノ酸、つまり良質のたんぱく質が必須です。これも肉や魚、大豆製品からも取れます。
また、成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるので、良質の睡眠が欠かせません。睡眠不足や不眠のある人はまずそこから改善を。さらに、スクワットのような筋トレも成長ホルモンの分泌を促進するため、適度な運動を習慣づけましょう。
監修者プロフィール:浜中聡子さん

クレアージュ東京エイジングケアクリニック院長。14年にわたり女性の髪の悩みに携わってきた女性専門・頭髪治療の第一人者として、「クレアージュ東京エイジングケアクリニック」にて、心身ともに健康で充実した毎日を過ごすことができるよう、医療面からのサポートを行っています。


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