僕の後ろに道が出来る

「僕の後ろに道が出来る」

は、高村光太郎さんの「道程」という詩です。

「僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため」
　


彫刻家の偉大な父と同じ道を歩かせられていた光太郎の独立宣言という見方もあるようですが…



「自分が道を切り開いて行くのだ」
という気持ちが伝わりますね


そして、とてもエネルギーに満ち溢れた詩だと思います。




この詩の「僕」を自分に置き換えた時、
自分のやりたい事に向かうエネルギーの大きさに驚かされます


また、「父」を自分に置き換えた時、このお父さんのように、子供を見守れるようになりたいと思うと同時に、その難しさを感じます。



どちらにせよ、この詩からたくさんのエネルギーを感じ取り、私が今、出来ることを一歩ずつ進んで行こうと思います