りさの苦手日記

りさには苦手な事がたくさんあります。

視機能と発達障がい【2019.2.20更新分】

2019-02-20 08:29:56 | 日記
私は、このブログでディスレクシアと視機能の未発達の関係について書いてきました。


視機能に弱さを抱える子供達…

1、ADHDの子ども達
2、LD・ディスレクシアの子ども達
3、先天的な発達障がいはないけれど、視機能そのものに弱さのある子ども達

に、分けられると思います。

ただし、1、2、のような発達障がいの子ども達は、必ずしも視機能に弱さがある訳ではありませんが、とても多くの場合で、視機能の弱さを持っています。

つまり、周囲に視機能に関する知見が少しでもあれば…


字を読み飛ばしてしまう。
字を読むのが遅い。
板書・書き写しが苦手。
字の形を覚えるのが苦手。など…

学校や日常生活の中で、子ども達の様子から「もしかして、視機能に発達の遅れがあるのではないか❓」と、気付く事が出来ます。


まずは、気付いてあげて欲しいのです。出来ないのは、理由があるということを…


もし、発達障がいがあれば、もちろん視機能トレーニングだけで、問題が解決する訳ではありませんが、トレーニングによって、出来る事は増えます。


字を読み飛ばしてしまう。
字を読むのが遅い。
板書・書き写しが苦手。
字の形を覚えるのが苦手。など…が、
あれば、勉強が出来る、出来ない以前の事だと思いませんか❓


りさは私との交換ノートで、
「前は眼が見えなかったけど、今は見えるようになって、勉強も少しずつわかるようになってきました。お母さんありがとうございます。これからも、一緒に頑張ってね」
と、書いていました。


私はこれを読んで、涙が溢れました。
毎日、トレーニングや勉強を頑張っているのは、私ではなく、彼女なのに、
「ありがとう」と言われるなんて…


でも、いつもどうすれば良いか❓
みんなとやり方は違うけれど、どうすれば彼女が学校の勉強を理解出来るのかを
考えて、一緒に取り組んでいた私に、お礼を言ってくれたんだな~と思い、本当に嬉しかったです。

そして、「少しずつ出来るようになった、わかるようになった事が嬉しい」
と、書いてありました。


視機能に弱さを持つ子供達が、りさのように、
「出来るようになった、わかるようになった」
と、喜んでくれる日がきますように…


そして、私のように悩んでいたお母さんが、私と同じように子どもの成長を感じ、喜ぶ日が来ることを願っています