第1003話 混沌の世界

こんにちは。

平日はこのブラック企業の状況でも
書いていこうと思います。

今日も地獄から生還。
相変わらず恐ろしいところです。
皆、洗脳されたように動いています。
もはや文句も言う気力もない魂の抜け殻みたいな感じです。

この職場の行く末はどうなるのだろうか？？
破滅かそれとも・・・

お昼になるとみんな一斉にご飯へ行くことが出来ません。
工場が無人になるので一人行ったら、３０分後にまた一人・・・
と言う感じに時間差で交代で行きます。
最後の人は暗くなってからお昼です。

社員は早出なので、社員優先で行きます。
自分は遅く出勤しているので皆に合わせます。

今日は忙しかったので、自分はご飯食べないで
社員に休憩譲りました。
どうせ、いま休憩行ってもあと２時間で帰るから
行かなくてもいいや、その分作業進めておいた方が
少しは負担減るだろう。

そして夕方、前工場長が工場に来て大暴れしていました。

どうしてここに？
と思いましたが、この状況に見るに見かねたのでしょう。

無理もない。全員入社数ヶ月しか経っていない素人集団。
みんな辞めて人数も居ない。
人は減っても生産予定量は増える一方。
朝方までやっても１日の生産予定量を達成していない。

上の方は、何やってんだ？
って感じで、見兼ねて現場に来たのでしょう。

今の部署は、自分含めて４，５人でやっている。
ちょうど１年前は１０人以上は居た気がする。
しかも１年前は経験と知識がある人ばかり。
今は入社数ヶ月の素人集団。当時の人は自分と前工場長以外居ない。
（自分は派遣で雑用係でした）

その素人集団で、あの頃の生産量をこなすのは到底無理。

みんなヨレヨレの状態で、怒鳴り散らされている。
こりゃねぇわ。まさに混沌。

ヤンガスに身体壊さないように、
適当に頑張れ・・・無理するなよ。と一言言って帰りました。

明日から新人が４人入る様だ。

今年はこれで何人目だろうね。何人目だろうね。
君も知らない、僕も知らない、誰も知らない・・・。

おしまい。