約1年前ご依頼をいただき、「シゴト」について自分なりに理解していることを、若い方々の前で60分ほど語らせていただきました。
その時のレジメをまとめ直したものを紹介します。
仕事について私が学んだ3つの大切な事
1 仕事に対してどういうモチベーション(動機)を持っているか
① 「使用人」か「開拓者」か・・・自発度(やらされ度)の問題
② 「使用人」から「開拓者」へ そして「影響を及ぼす人」へ
例話:ある病院の建築現場の中で、同じ作業している3人の人に、「あなたは何をしているのですか?」と質問したところ、一人目は「親方に命令されて壁をつくっています」と答え、二人目は「病院を作っています」と答え、三人目は「多くの人の命を助けています」と答えた。
2 仕事の中で自分にしかない価値を生み出しているか
① 同じ仕事仲間同士でも、他の人にはできない自分だけの特技を持つ。それを一つずつ増やしていく。そうすると人から頼られ、仕事を頼まれるようになる。
② 自分が必要とされること=自分が仕事を持つこと。人にやらされる仕事ではなく、自分が開拓していく仕事を持つ。「やらされ人間」から「仕事の開拓者」に変わる。
3 仕事の中で自分にしかない人脈を生み出しているか
① 仕事は「人の役に立つこと」である。
② 仕事は「人」に対してしている。
③ 人が他の人よりもあなたを選び、あなたに仕事をお願いしたいと思うようになることが大切。それはあなたに何ができるか以上に、あなたがどれだけ信頼されるかにかかっている。
④ 信頼は築き上げるには多大な時間と労力がいるが、失うときは一瞬で失う。
以上です。『仕事は人に対してしている。』ということを伝えたかったのですが、若い人たちに上手く伝えることができたかな。。。