今年の6月、四万十市に帰省した私に、従妹から「物置に50年間放置していた大二さん(森の父)の道具があるけど、いりますか?」との一報。木工職人だった父の形見道具が大量に。
ノミには「モ」と刻まれています。
道具よりも私が気になったのは道具箱でした。おそらく自分で作ったもの。60年は経っているでしょう。
二つあった道具箱のうち、程度がマシな一つを、リフィニッシュして使えるようにしてみようと思い、作業を始めました。
まずは洗い。専用の古木洗い用の洗剤でアクと汚れを洗い流します。
こんなに濡らしたら、多分反るだろうな・・・
きれいになーれ。
乾かしてます。
フタは釘が浮いて反ってしまいましたが、
接着剤と特大洗濯バサミで修正。
箱の内側にヒノキの単板を貼ります。
内面全体に単板を貼ったところです。
底板の割れに、エポキシのパテを詰めているところ。
ざっとペーパー掛けして面を出しました。
次は外側をウレタン塗装します。色はどうするか、思案中。次回、「塗装編」に続きます。多分来年になるでしょう。