『ろばや』のブログ

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手作り味噌のすすめ

2015年01月26日 | 店頭企画

ろばやはコーヒー・紅茶の店ではありますが、
冬は「味噌作り」をおすすめするのが恒例となっています。
(材料のご注文はFAXか店頭で、お渡しは店頭のみ。
ご希望の方には注文書をFAXでお送りします)

やったことがない人は「えっ」と思うかもしれませんが、手順はかなりシンプルです。
調味料の中で「醤油」や「みりん」「酒」などは造るのが難しそう(酒税法違反?)ですが、
お味噌なら比較的簡単に、おいしいものが、作れてしまいます。

イメージしやすいように細かいことを省くとこんな感じに。

<味噌のできあがり量が3~4kgの場合>

(1)材料を入手する(大豆1㎏、生の麹 1㎏、自然塩 250~400g)
(2)大豆を水につけておく
(3)大豆をゆでる
(4)大豆をつぶす
(5)塩と混ぜておいた麹を、大豆と混ぜる
(6)容器に入れて上から塩を振っておく
(7)半年待つ(6月頃に一度天地返し)

つまり主要な「手間」は「つぶす」と「混ぜる」です。
途中、カビの除去や、梅雨時に天地返し(混ぜ返すこと)がありますが、
天地返しを忘れた年もちゃんと味噌はできた(…)し、
「麹菌」が働いてくれれば、あとは意外と放っておいても大丈夫、というのが私の印象です。
(いい加減でスミマセン。細かい注意点も含めた注文書を店頭でお配りしています)

結構おいしくできるので、私はもう何年も「味噌」を買っていません。
大豆を黒豆に替えてみたり、玄米麹や麦麹にしてみたり、
麹の割合を増やすとおいしくなるとか、お客様からのアドバイスも受けつつ、
年々仕込む量が増えていくので、やがて食べきれないことに気づきます。
そして「おいしいからー」と言いながら
嬉々として家族や友人に小タッパーで配ってしまう時、
「手前味噌」という慣用句の由来をはたと実感することになります。
「これがほんとの手前味噌」と苦笑しながら
味の違う味噌を配りあう関係も楽しいものです。

材料のご注文は2月11日(水)まで。
その後はお問い合わせ下さい。

(夏)


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