2023年ピースボート航海記 その12(ポルトガル リスボン)
ポルトガル・リスボンからオーバランドツアーに参加しました、日程は下記の通りです。長くなるのでポルトガル編、ポーランド編、ローマ編と3回に分けて報告します。
<予定>
10月25日
リスボンにて下船
リスボン観光
・ベレンの塔
・発見のモニュメント
・ジェロニモス修道院
リスボン〜フランクフルト〜クラクフ
ホテル泊 ヴェエナ・ハウス・アンデルズ・クラクフ
10月26日
クラフク観光
・ヴァベル城
大聖堂
旧王宮
・シンドラー博物館
・カジミエシュ地区
旧ユダヤ人街
・聖マリヤ教会
ホテル泊 ヴェエナ・ハウス・アンデルズ・クラクフ
10月27日
・アウシュビッツ強制収容所
ホテル泊 ホテル・インペリアル・オシフェンチム
10月28日
・ビルケナウ強制収容所
ホテル泊 ヴェエナ・ハウス・アンデルズ・クラクフ
10月29日
クラフク空港〜フランクフルト〜ローマ
ホテル泊 スターホテルズ・メトロポール
10月30日
ローマ観光
・スペイン広場
・トレビの泉
チベタベッキョで本船に合流
10月25日(水)
予定
リスボンにて下船
リスボン観光
・ベレンの塔
・発見のモニュメント
・ジェロニモス修道院
リスボン〜フランクフルト〜クラクフ
ホテル泊 ヴェエナ・ハウス・アンデルズ・クラクフ
8時45分、ホイールハウスバー(7階前方)集合、出発。おばちゃん英語ガイド(通訳は同行のアシスタント)を乗せたバスは港を出発し、リスボン市内へ向かう。
バスの中ではガイドから観光だけでなくポルトガルの平均月収とか共稼ぎが多いとか見につまされる説明もあった。サッカー場2ヶ所通過、緑が多い、やがてアパート群が現れる、住宅街の雰囲気、建物はシンプルで似かよっている、その分、統一されスッキリしている。市街地に入ると坂があり、トラムが走る。おしゃれな店舗も見られる。トヨタ車は少なくなった。
まず、ベレンの塔が見え、次に巨大なジェロニモス修道院が見えてきた。構成遺産として世界遺産に登録されているとのこと。ベレンの塔は16世紀、マヌエル一世によって作られテージョ川の船の出入りと監視を目的に作られたと言う、外観だけの見学となる。見学前にトイレタイム、係員がいて50セントとのこと、ガイドさんが払ってくれた。スッキリして見学に向かう。
発見のモニュメントとジェロニモス修道院は公園を挟んで向かい合って建っている。発見のモニュメント大航海時代を記念したモニュメントで探検家、芸術家、科学者、地図製作者、宣教師ら30名のポルトガル人の像がある。
ジェロニモス修道院は大航海時代の富をつぎ込んで作られた。ヴァスコ・ダ・ガマ、エンリケ航海王子の偉業を讃え、1502年、マヌエル1世によって着工、香辛料の売却益で賄われた。修道院と教会を合わせると巨大、どれだけ利益があったか想像がつかない、修道院は長い行列ができており30分の見学時間では無理、諦めて建物を観察、ガラスが嵌め込まれたり昔のまま改修している訳ではない。
左端に行くと海洋博物館(Museu de Marinha)の入口になっていた。内部の様子を少しでも見てみたいとシニア割引でチケットを購入する。大航海時代の資料(船の模型、武器、造船、技術、測量技術、大砲、食料などを入れる壺、食器など)が沢山展示されていた。展示品もディスプレイ素晴らしい博物館だったが時間が無く、ごく一部のみ見て博物館を出る。
13時30分、昼食は発見のモニュメントとジェロニモス修道院の間にあるレストランで名物タラ料理をいただく。ワインは久しぶりでもあり美味しかったが料理は多すぎるし私には合わなかったので半分残すことになった。申し訳ありません!
バスでリスボン飛行場へチェックイン等すべて同行したガイドとピースボートスタッフ(冨岡さん、トミー)がやってくれる。我々は指示に従うだけ。1時間ほど余裕があったので夕食用の食料(パン、名物の菓子)を買う。
飛行機は1時間遅れ、乗り継ぎ時間が短いので心配になる。ピースボートスタッフは大変だ。私たち夫婦の席は一番後ろ、トイレの脇だった。リスボン空港(予定16:25発)17時30分発、ルフトハンザ機(LH1169)は雨の中離陸、雲の中を飛ぶ、雲が何層にもなっていた。途中、何処だかわからないが明かりが見える、フランクフルト空港周辺は夜景がよく見えた。フランクフルト空港(予定20:25)21時30分着。乗り換えのため、バスは広い空港を走り回る、ゲートにたどり着き、乗り換え便、(LH1370)フランクフルト空港(予定22:15)を待つ。少し遅れてフランクフルト空港を離陸。1時間半のフライトで寂しいクラクフ空港(予定23:45着)到着。
スーツケースをゴロゴロ音を立てながら転がしバスまで運ぶ、30分ほど走っただろうか、
12時30分頃にホテル(VIENNA HOUSE)に到着、部屋の割り当て、注意事項があって部屋に入る。エレベータも部屋もカードで管理、スーツケースを開け寝る準備、シャワーを浴びて2時に就寝、明日、起きられるか心配だ。
リスボン港着岸風景
リスボン港岸壁
リスボン港風景
有料トイレ(50セント)、ガイドさん(英語)が払ってくれた。
トイレ近くの土産屋さん、コルク製品が多い、早速、物色する。
ベレンの塔
テージョ川(Rio Tejo) 4月25日橋とキリスト像(右手奥)
望遠で撮った橋とキリスト像
発見のモニュメント
ジェロニモス修道院(残念ながら中に入れませんでした。)
ジェロニモス修道院のハサードは近くから見るとうんざりする程の装飾過多。
海洋博物館で エンリケ航海王子とザグレス「航海学校」
エンリケを中心に四分儀、アストロラーベ、船の模型、オール、地図を持つ男たちが描かれている。1394年から1460年までのエンリケの生涯でアフリカ探検の出来事が記されている。1415年セウタ占領、1427年アゾレフ諸島、1434年ボンジャール岬、1441年ブランコ岬、1459年シェラ・レオネ、1460年カーボヴェルデ岬などへの到達である。
バルトロメウ・ディアス(1450年頃〜1500年)アフリカ最南端に最も早く訪れた西洋人、乗組員の反対でポルトガルに戻った。
ヴァスコ・ダ・ガマではない。
海洋博物館、バスコダガマの最初のインドへの航海(1497年〜1499年)
武器
帆船模型(素晴らしい完成度)
アストロラーベ (時刻、日の出、日の入の時刻を調べたり星の観測、建物の高さを測る道具)
観測機器
アストロラーベ(Astrolabio)の使い方
アフリカの地図
大砲
大砲の玉
船の模型(船内も分かる)
セントビンセント岬の戦い(1833年)図 大西洋、セントビンセント岬沖、リベラルの勝利
博物館の空間(元修道院であったことを感じる)
発見のモニュメントの側にあったレストラン、橋を渡って行く。
レストランでエビとカニ
メイン料理、半分残しました。
飛行機から見えた夜景
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