定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その26(北極海航行、セミナー、海堂尊)

2024年02月09日 | 思い出の旅行

   2023年ピースボート航海記 その9(アイスランド レイキャビックを目指す)

  第46日目 ケベックシティ出航(1日目) 10月7日(土)
  天候:曇り 気温:14度    セントロレンス川から湾へ(川から外洋へ)
  予定
  ・ 9:45〜11:00 インターナショナルマーケティングはエシカルか?   
  ・16:00〜17:15 水案座談会〜人生は旅〜 
  ・18:30〜19:30 写真家・水本俊也が見た世界の絶景   
  ・18:15〜19:15 西アフリカの砂漠での暮らし 
 7時、起床
 8時、朝食、パン、茹で卵、鶏肉、秋刀魚、レタス、キャベツ、コーヒー牛乳、日本茶 
 9時30分、セミナー会場へ
 9時45分〜11時00 セミナー「インターナショナルマーケティングはエシカルか?」を聞く。
  ・フェアトレード
  ・コカコーラ 
    ペットボトル対応
  ・DON'T BUY THIS JACKET 
    REDUCE REPAIR REUSE RECYCLE 1着買えばもういらない。
  ・illy 2021WORLD'S MOST ETHICAL COMPANIES  
    コーヒー
  ・OREOの販売戦略 
    相手国の文化に溶け込む戦略 日本向け:抹茶味クッキー 中国向け インド向け
  ・P&G  
    Procter&Gambleの戦略 多様なブランドを持つ、あたかも自国のブランドのように振る舞う
    スキンケアブランド SK-II
    販売戦略 母親の子供への想い( Caring   Nurturing  Protecting )に訴える

 13時、昼食、豚骨ラーメン、秋刀魚、鶏肉、ちまき、レタス、キャベツ、ニンジン
    *右側に島と貨物船が見える、その先は岬か、であればセントロレンス川を抜け外洋(セントロレンス湾)に入ったか。
 14時、帰室、
 16時、水案座談会〜人生は旅〜八木啓代と海堂尊
  八木氏と海堂氏のPBとの出会いと体験感想、仕事との関わりなどについて
  ・八木氏からメキシコでの体験の中で音楽家が体制批判の先鋒に立つ場合が多い、なぜなら音楽家であれば亡命しても食える、仮に逮捕や勾留されるような事態になったらファンが黙っていない、警察や軍に掛け合ってくれる、軍や警察の中にもファンはいる、とのこと。
  ・海堂氏からPBに途中から乗船するのは大変、時に停泊場所が変わる、運転手も港の職員も知らないと言われ途方にくれていたらPBの専属バンドの関係者の車に乗せてもらい助かったと言う逸話も聞かされた。
  ・海堂氏は粗筋の構想がまとまって詳細の表現をする場として船は最適と言っていた。
   テーマの設定→取材(調査)→粗筋→詳細の表現(なるべく現場を取材することが必要)
   中南米に興味を持っている、ゲバラをテーマに構想している。
17時30分、帰室、カミさんはマッサージ(30分5,000円)から帰って寝ている。
18時30分、カミさんが起きたのでピースボートスタッフのクリスさんの「西アフリカの砂漠での暮らしを聞きに行く」
 ・最も貧しいマリで8年前、3年間暮らした経験のあるピースボート・スタッフのクリスの体験記、写真を使ってホームステーの様子、食事、シャワーなど生活や道具作りを紹介、アメリカ政府から生活費は支給されていたとのこと、海外青年協力隊のような機関か、または外務省の調査員のような仕事か、ちょっと興味ある。
19時15分、終了、そのまま14階で夕食、お粥、パスタ、魚の唐揚げ、レタス、キャベツ、ニンジン、メロン、オレンジ、デザートはケーキ3種類、セリー1種類を半分づつ。
20時、帰室、記録作成など
22時、シャワーと洗濯、記録、思い出すのが大変。


 第47日目 ケベックシティ出航(2日目) 10月8日(日)
  天候:   気温:  日の出 8:08  日の入19:06
  予定
  ・10:00〜11:00 オーロラ専属パイロット、アクセルさんとは何者?
      ・13:00〜14:15 海堂尊ができるまで
  ・15:00〜15:40 八木啓代ファーストライブ
  ・15:00〜16:00 写真家水本俊也が見た世界の絶景

  •  7時30分、咳で目を覚ます、船の揺れが激しい。
  •  8時00分、朝食、お粥、茹で卵、レタス、キャベツ、ニンジン、スイカ、オレンジ
     9時、帰室、掃除は終わっていた
     9時40分、オーロラ専属パイロット、アクセルさんとは何者?
     30分前にセミナー会場へ、小さな会場はすでに満席、残りは立つか、床に座るしかない。会場の設定が間違っているとの声が聞こえてくる。カミさんは無理なので帰るように言い、私は床に座る。
     ・オーロラはどこでも見られるが問題は天候
     ・オーロラ、アイスランド語で「北の光」の意味
     ・24のアプリを使って判断している
     ・バイキングの末裔、赤毛、体格がいい、男が強いように女も強い
    参加者の質問はほとんど英語だった。日本語1件、英語5件、楽しい座談会だった。
     11時、終了、明日、オーロラの専門家の講演があるとのこと、期待したい。部屋で記録の続き。
     12時30分に「海堂尊ができるまで」 開会30分前に会場に入る。斜めだったが前の席を確保できた。
     13時、開会、昨日と人が違うのかと思うほど闊達に話を展開、最初に自己紹介(千葉高校、千葉大医学部、病理学、AI研究、小説家デビュー)から始まり、昨日話された提言「人は誰でも生涯で一冊の本を書ける。」ただいつ書けるかは分からない、自分も30代で挑戦したが2〜3枚しか書けなかった、しかし一生書けないとは思わなかった、なぜなら書けるのはいつか分からないからだ。まだその時期に来ていないのかもしれないと考えれば挫折しないで済む。プラス思考が素晴らしい、彼の人生哲学ではないかとも思った。
     もう一つの励ましの言葉、小説を書くことは自転車を乗ることと同じではないか、乗れない人は乗っている人を見るとすごいと思うが乗れるようになると何とも思わなくなる。
     もう一つ、ミステリーはトリックを思いつくことが不可欠、トリックを多様化(システム化)していけばシリーズ化が可能になる。小説は飛行機と同じで書出し(離陸)、結論(着陸)が大変、間違うと台無しになってしまう。シリーズ化すると書出しがいらないので労力は大幅に減るとのノウハウ公開もあった。
     学者らしく、パワーポイントを使い論理的に展開していく、その後は作品の紹介、自分の開発した手法を駆使してシリーズ化されていることが分かる。
     終了15分前、切迫のため止むを得ずトイレへ、終わって誰もいない今が本の買い時と思いついた。切迫のため展示されていた本をゆっくり選ぶことが出来た、切迫も役に立った。サインもしてくれるとのこと、2冊買って最初に並びしっかり2冊サインしてもらい二人とも握手もしてもらった。気さくでいい感じだった。
     ・ゲバラ漂流   870円+税87円=957円
     ・フィデル誕生  870円+税87円=957円
     *シリーズ1ゲバラ覚醒は売切れなので帰国後購入する予定
    2時30分、昼食、遅かったので料理は少なくなっていた お粥2杯、レタス、キャベツ
    3時15分、帰室、海堂さんについて話し合う。
    3時45分、二人で昼寝
    5時、記録付け 左舷に大小2島が見える、望遠で撮るとタンクの様な人工物が写っていた。
    7時、夕食、お粥、レタス、キャベツ、ニンジン、メロン、オレンジ、カミさんからのお裾分けの鶏肉、じゃがいも、ケーキ2種類、ゼリー1種類半分づつ。*最近ケーキも飽きてきた。食べたいものがない。
    8時、帰室、記録作成、カミさんは歯磨きして寝る。海は荒れている

 

第48日目 ケベックシティ出航(3日目) 10月9日(月)
  天候:   気温:  日の出 6:37  日の入17:33
  予定
  ・10:45〜12:00 オーロラとは基礎編1
  ・12:10〜13:25 芸術パラダイス爆笑落語傑作選
  ・14:00〜15:15 芸術パラダイム入門〜クラシックはこんなに素晴らしい〜

 8時、起きる、咳あり
 8時30分。朝食、食欲なし、お粥、茹で卵、肉少々、レタス、キャベツ、ニンジン、牛乳
凪の様に波穏やか、天気も良し、雲は地平線上にあるが上空は青空。
 9時30分、帰室、準備してセミナー参加準備して会場の映画館に行く、すでにチラホラいる。時間まで、一休みする。
 オーロラとは基礎編1
10時45分、セミナー開講、アイスランドのアセクル氏と元教授ジュリオの対談形式
 ・オーロラについて
  オーロラ、Aurora、 英語:Northern Lights
 太陽風と地球の大気中の分子と接触しておこる。地球は磁気圏で覆われているが隙間がありそこから太陽風が入り込んで大気の電子と衝突することによってあわられる放電現象。
    酸素→緑   窒素→赤
 ・撮影時の注意
  ・ISO 800以上に設定
  ・月を避ける
  ・長時間露光 1〜30秒
  ・カメラを安定させる
    →三脚を使うと良い
  *写真家水本俊也のアドバス
   ・ピントは無限(一番遠い船の一部にピントを合わせる)
12時、虹が出ていると教えてもらう、デッキに出ると虹がすぐ近くにある。色は薄いが大きい。帰室、体調が悪いのでベットで休む 読書:海堂尊「ゲバラ」取材が凄い
14時、目が覚める、依然として体調悪い、咳と痰 読書と睡眠
20時30分、自室で夕食、パン2個、りんご、なし、コヒー牛乳、何とか食べられた

 

 

 セミナーの映像から

 

 オーロラベルト

 

 アイスランドがギリギリ入っています。

 

 2冊買いました、取材力の凄さを実感しました。

 

 2冊ともサインしてもらいました。


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