定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

115回ピースボート世界一周航海記その19(アンティグア、バルボア、パナマ)

2024年01月20日 | 思い出の旅行

第30日目 パナマ、バルボア港着岸  世界文化遺産パナマ旧市街地(カスコ・アンティグア)
      グアテマラ、プエルトケツアル港出航3日目  9月20日(水)時差10時間
     
  
 夜、トイレで何回か起きる、なかなか寝付けない。カミさんの音で目が覚める、カーテンが明るくなっている。
 7時起床、8時、朝食、いつもの内容、パン、茹で卵、野菜と肉の煮物、レタス、ニンジン、タマネギ、キュウリ、コーヒー牛乳、オレンジ、スイカ。8時30分、自室に戻り、外出の準備、昼食用に、バターを塗った小さなパン4個準備する。
 集合場所に行ったがシステムの不具合で30分ほど遅れるとのこと。50分ほど待って下船したら入国審査に長蛇の列、審査がなかなか進まない。不具合が起きているようだ、私の場合はパスポートを何回もスキャンしたがエラー、結局隣のスキャナーで無事通過、日陰とは言え審査官も我々も暑くて大変だった、会場では大きな扇風機が回っていた。バスは港から「CASCO ANTIGUO」へ向かう、周辺ではターミナル施設や舗装工事をしていた。工事現場を通り、右手に新パナマの高層ビル群が見える、ニューヨークのよう、左にはパナマ運河へ通じる湾、その奥に強大なアメリカ橋が見える、明日、あの下を通過するのだ。庶民が暮らすカラフルな塗装が施されたアパート群、廃業したパチンコ屋風の建物や崩れかかった大型店舗のような建物も見える。
 12時20分、世界文化遺産「アンティグア」に到着、地図付き観光パンフレットをもらい、集合場所を確認し、一安心。今回も教会訪問を目的にする、教会はいくらでもあるとのこと、まず、歩き始める、車の交通量が多いが信号はない、一時停止をしっかり守れば目的の場所に行ける。スピードは出ないように要所要所に段差がある、歩行者がいればしっかり止まってくれる。慣れると歩きやすい。
 お巡りさんがいたので教会を聞いたら、「ワン、ツウ、スリー、レフト」と教えてくれた。3つ目の通りを左折せよと言うこと、その通りだった。それは巨大な教会「Catedral Basilica Santa Maria la Antigua」だった。聖堂内部は寒いくらい冷房が効いていた。薄暗い中で正面の祭壇が金色に輝いていた。
 教会の前は公園(Independence Plaza)があり教会の全景を撮るにはこの公園の中央まで下がる必要がある。左右ある鐘楼は別の建築物に思える程に異質。
 左手の建物の前に警備員のような制服の女性が立っていた、看板を見たら「Panama History Plaza」とあり、入ってみる、無料とのこと、入口で氏名、日付、誕生日、住所を記入すると「OK」と言って次のドアに入るように促された。中は薄暗く、写真、砦の模型、肖像画、説明パネルが展示されたいた。
 博物館を出て、細い道を進むと廃墟となった建物が見えてきた。石、レンガ、モルタルで固められた教会の巨大な壁だ。天井は抜け周囲の壁だけが残っている。正面は2段の柱飾りがあり重厚な雰囲気を持っている。
 次の十字路の向かいに教会が見えた。地図を見ると「San Jose 教会」とある。適当に冷房が効いている薄暗い聖堂だった。入口の教会用具を販売する女性の売子から「ありがとうございます!」と日本語で言われ、すぐに「有難うございます!」と返した。祭壇は黄金色で柱を使い立体的だ。真ん中に置かれている秘仏を入れるような円筒形の入れ物が気になった。開けたらキリスト像が入っているのかもしれない。それとも聖ヨセフ?。
 教会を出るときまた「ありがとうございます」と言われ、「ありがとうございます」と返した。二人の店員がいるかと思ったら一人は10歳くらいの女の子だった。その子もはにかみながら「ありがとうございます」と返してくれた。
 教会を出ると目の前が大きな木が茂る広場「Nerrera」Plaza」になっている、その下にテントを張った涼しげなカフェがあった。中央には馬に乗った銅像も。少しくたびれたのでベンチで休憩、ついでに持参したパンを食べた。飲み物は水だったがお腹が空いていたせいか美味しかった。
 集合時間も気になったので集合場所の方向を目指す。また、教会「Nuestra Senora de La Merced」を発見、外観は地道、素材の色だけ、柱が左右上下に2本づつ、これがあるので立体感と存在感が出ている。聖堂に入る、暗く足元が見えない。中央祭壇もぼんやり見える、上部にマリア、下の中央にSan Jose 教会と同様の円筒形の入れ物があった。紙で作った手作りの家の模型が大小沢山奉納されていた。子供が作ったようにも見えた。カミさんは奥にあった売り場でロザリオ(10ドル)を購入、お土産にするとのこと。
 教会を出てそのまま集合場所へ向かう。近かったので数分で着いた、集合まで1時間近くあったのでまだピースボートの人は少ない、多分、集まっている人の血液型はA型だと思った。遅れることが嫌い、早めにつかないと安心できない性格、私だ!。小さな公園「Piaza Vcentenario」には赤、黄色など何種類か綺麗な花が咲いていた。また、サイカチのような長い身をつけた木、椰子の木のような木も珍しかった。こんな小さな人が集まりそうにない公園にもインデオが露店を開いていた。カミさんはインデオのおばさんから手提げバックを購入、私が記念写真を撮ることになった。飲み物を売る移動販売も客を待っていたが誰も買う様子がなかったのは他人事ながら辛い気持ちにさせられた。
 待ちに待ったバスがようやくやってきた、エアコンは有難い。1時間ほど走って桟橋に到着、部屋に戻り、シャワーと洗濯をする。気持ちいい!今日もしっかり見てきたので満足感で一杯だ!
 7時、14階で夕食、インドカレーに挑戦、芯から辛い!それでも慣れると美味しい。ご苦労さんを兼ねて小瓶のビールを奮発!(?)
 帰室、カミさんはシャワーを浴び洗濯して先に寝る、私は記録作成と写真の整理。
 朝方早朝4時頃にパナマ運河に入るとのこと、残念ながら運河に入る様子は暗くて早くて見られないだろう。

 

 パシフィック・ワールド号

 

 子供たちが出入りしていた、学校?

 

 段差がある横断歩道、事故を防ぐ工夫、上の自動車を見ると段差が分かる。 

 

 聖マリア教会「Catedral Basilica Santa Maria la Antigua」

 

 シンプルで美しい聖堂内部

 

 独立公園(Independence Plaza)

 

 「Panama History Plaza」パナマ歴史館 左上の人形(人ではない)は展示物

 カミさんがびっくりでした。 

 廃墟になった教会の壁面が美しい *スケッチをする

 

 廃墟になった教会の鐘楼

 

 コロニアルスタイルの建物がエキゾチック 

 

 

 

 

 

 現在はホテル、レストラン、土産屋になっている

 

 「San Jose 教会」

 

 慈悲の聖母教会「Nuestra Senora de La Merced」

 

 祭壇の上にマリア像が見える、手前はクリスマス用の飾りか?

  

 祭壇の右側に模型のような飾り(クリスマス用)がいくつもあった

 

 公園「Piaza Vcentenario」から新パナマシティーが見える

 

 パナマ旧市街地(カスコ・アンティグオ)の風景

 

 自撮りにチャレンジ

 

 黄色の花が綺麗だった

 

 不思議な木

 

 よく見る花、名前は分からない

 

 パシフィック・オーシャン号から見た新パナマシティー

 

 

 


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