定年夫婦の暮らし方(店長日記)

盛岡に住む定年夫婦(昭和20年生)の暮らしを分ち合います。

岩手県立美術館に行ってきました。

2011年02月13日 | 店長日記
 今日はハンス・コパー展の最終日、妻と二人で岩手県立美術館へ行きました。
岩手県立美術館玄関/コンクリートとガラスのモダンで贅沢な建物です


ロビー/右手奥にチケット売場がある


ロビー/テーブに載っているのはハンス・コパー展のパンフレット


常設展示場への長い階段


階段を上がって更に歩く


美術館からの岩手山の眺め/この景色も美術館の大切な作品のよう


玄関


*晩年のハンス・コパーが大英博物館でエジプト王朝、キクラデス、エトルリアの造形物を目にして語った次の言葉が響きました。
「王朝誕生以前のエジプトの器、私の手の大きさで、やや卵形の、何千年も前に作られ、色々な意味で生き抜いてきた。つつましく無抵抗な、どことなくこっけいな、しかし、力強く神秘的で官能的だ。何かを伝えるのではなく自己表現するわけでもないが、しかしその作り手とその時代の人間世界を内包し映し出しているように見える。その微かな力で」

常設展示場では次の舟越保武の作品がお勧めです。元気になれます!
・原の城/天草四郎の乱をテーマした彫刻、戦に負けてぼろぼろになって真のキリストに出会った敗残兵の姿に思えます。
・ダミアン神父/ハンセン氏病患者の救済のために一生をささげた神父、自分もハンセン氏病に罹る。
・他に舟越さんが病気になりなり不自由な手で制作したキリスト像は技巧を超えた力がみなぎって素晴らしいですよ!


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