10月27日
8:05発のホテルのシャトルバスで第2旅客ターミナルビルに向かう。空港入口の検問所でパスポートの提示を求められる。
宅配便で送った荷物を受け取り、旅行代理店のカウンターでチケットをもらい中国東方航空でチェクイン。手荷物検査でフィルム保護袋がひっかる。
満席状態の飛行機は10:55離陸、早速ビール(ブルーリボン)で乾杯する。長年の夢であった西安と敦煌を見ることができる喜びが沸いてくる。機内でビールを飲むことが二人は大好き、飲んでいる間はエコノミーもファーストクラスとは言わないがビジネスクラス位になる。
機内食も大好き、美味しい中華料理が食べられるのではと期待していたがランチは何と駅弁スタイル、食器もプラスチックの安物、中身はソバ、のり巻き、すき焼きご飯、中華菓子、見てくれも味もまったくの期待外れであった。エコノミークラスと言えもっと食事を大事にして欲しい、食大国中国はどこに行った!(期待が大きかったので余計がっかり)
飛行機は日本海を超え、朝鮮半島に入る、雲が晴れ山、蛇行する川、道路、時折人家や工場も見える。仁川らしい都市を抜けるとやがて黄海に出る、大連が左手に見えいよいよ中国大陸に入った。
遣隋使や遣唐使が命がけで数ヶ月,時に数年かかって中国大陸にたどり着いたが我々は食事をしながら3時間弱で着いてしまう。
13:40北京空港に着陸、空港で中国入国手続きをする。乗換えに1時間あったので余裕と思っていたが健康チェックと入国審査で時間がかかり乗継ぎ便の出発時間になっても審査が終わらなかった。焦って割り込む客もいて大いに混乱した。
そんな時に「乗客が揃わなければ出発しないから大丈夫だ!」との声で冷静さを取り戻すと言ったハプニングもあった。係官の不慣れ、乗客への説明不足が混乱の原因だった。(今ではかなり改善されていると思いますが)
結局飛行機は1時間遅れで離陸、山岳地帯に入り、遠くには雪を頂いた山々が見える。機内ではビールを注文したがなぜか生温い、中国人は生温いビールでも平気なのか、それともサービスの悪さか。
1時間遅れて17時、西安空港へ着陸、空港建物は近代的で気持ちよい。出口には黒い革ジャンを着たガイドの張が出迎えてくれる。ここでツアーメンバー22名が顔を合わせる。
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