アジャイルでは朝会を実施する。
毎日同じ時間に、同じ場所で実施する。
朝会は開発チームのミーティングだ。だから、開発チームは全員参加である。そして、チームを支援するスクラムマスターも、当然参加する。
プロダクトオーナーの参加は任意だが、都合がつくなら参加しよう。内容によっては、POが即決できることもある。
朝会の目的は、24時間単位でチームの同期を取ることだ。
開発メンバー全員で、作 . . . 本文を読む
本サイトは「プロジェクト・マネジメントの要諦」である。
だから視点はプロジェクトである。どうしたらプロジェクトをうまく回せるかを考えるサイトだ。英語でいう "How" に注目している。
プロジェクトはこれからもずっと続いていくだろうが、プロジェクト思考だと困ることがある。
大きな課題は二つだ。
① プロジェクトは組織事。
② プロジェクトは近視眼的になりがち。
具体的に説明していく . . . 本文を読む
プロダクト開発をスクラム方式で進めている人も多いだろう。
スクラムはアジャイルの代表的なフレームワークだ。
チームの成熟度にもよるが、スクラムルールとアジャイル原則が違う場合、アジャイル原則でいこう。
例えば、スクラムのスプリントは1~4週間だ。あなたが2週間単位でスプリントを回しているとする。もし、インクリメントが半分の1週間で完成したなら、早速リリースして . . . 本文を読む
ジェームス・コプリエン氏のお話を聴く機会があり、その中で印象に残った言葉がありました。
スプリント終了時に2つのプロダクトができる。
一つはインクリメント。
そしてもう一つは、より成長したチームだ。
慌ただしいスプリントの中で、動く製品にばかり関心が向きがちですが、その過程を通して、更に成熟し、団結したチームができる、という言葉に感銘を受けました。
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開発チームは知的労働者です。知的労働者は思考します。そして、自分たちでベストの方法を選ぶことができます。
昔、ある武将が負け戦で敵に囲まれたときに、馬の手綱を緩めて、馬に任せて走らせたところ、生き延びたという話を聞きました。
開発チームを馬に例えるのは失礼ですが、現場のことは、現場の担当者が事務局やマネージャーよりも知っているものです。
知的労働者に対して命令してはいけません。改善が必要な際 . . . 本文を読む
デモ会でよいインクリメントが披露されたら、開発チームを褒めてあげてください。
チームは自ら考え、計画し、行動します。 最善と思うソリューションを選び、自分たちでリスクをとってインクリメントを実装します。
その結果、POや利用者が褒めてくれるとほっとしますし、とても嬉しいのです。
よい製品・サービスができたら躊躇せず褒めてください。拍手してください。感謝の言葉をかけてあげください。
士気があがり、チ . . . 本文を読む
アジャイルでスクラムマスターやチームリーダーは指示してはいけません。開発チームは有能なエキスパートとして尊重され、自分たちで考え、行動していきます。
開発チームも働き方について、指示を受けないマインドが必要です。何を作るかはPOが決めますが、決められた製品やサービスをどう実装するかは開発チームに任されています。
開発チームには自ら自発的に考え、行動していく勇気が求められます。
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朝会はスクラムチームの為のミーティングですが、利害関係者がオブザーブで参加してもかまいません。
チームボードの最前列はチームのものなので、オブザーバーはチームの輪の外側から見守ります。そして、発言は許されません。チキン(失礼)が質問したりコメントすると、チームのペースが乱されたり、チームが混乱させられたりします。
唯一発言が許されるのは、ピッグ(これも失礼ですが・・)から質問されたときです。
それ . . . 本文を読む
英語でTFDと書きます。Test First Developmentの略です。
テストを書いてから、そのテストを満たす実装コードを書きます。
有名なテスト駆動開発は、テストファースト開発とリファクタリングを組み合わせたものです。
テスト駆動開発は英語でTDDと呼ばれます。Test Driven Developmentの略です。
実装コードを書く前にテストコードを書くなんて不思議に感じるかもしれま . . . 本文を読む
アジャイルでは持続可能なペースを重視します。アジャイルプロジェクトでは、終盤にダッシュしたり、夜中まで走り続けたりしません。一定のスピードで歩み続けます。
例えば、スプリント計画ミーティング。週の半ばに行ってもかまいません。
チームによりますが、もし月曜日の朝9時に集まるのが難しく、午後からだと計画が中途半端になってしまうのであれば、無理せず火曜日に実施すればよいのです。
朝会もしかりです。
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