ケネヴィン・フレームーワーク(Cynefin framework)をご存じでしょうか。
デイヴィッド・スノーデン氏がIBM在籍時に考案したフレームワークです。
今置かれた状況の複雑さを理解し、どのように行動していくのが最適かを説いています。
ケネヴィンには5つのドメインがあります。
1. Obvious/Simple
2. Complicated
3. Complex
4. Chaotic
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アジャイルでは要求の優先順位付けが不可欠です。
前提として、アジャイルでは要求を全量デリバリーしません。
限られた時間と予算の中で、求められる品質レベルの成果物をデリバリーする訳ですから、スコープが割を食うことになります。
スコープ調整するためには、要求の優先順位が明確でなくてはなりません。 判断力のあるプロダクト・オーナーの存在は欠かせませんが、的確な判断を促すプロダクト・バックログの洗練 . . . 本文を読む
アジャイルは固定のタイムボックスです。時間が王様です。 なぜタイムボックスなのでしょうか? 時間は意識しようがしまいが、常に一定のペースで消費されます。お金は使わなければ減りませんが、時間は使わない訳にはいきません。今日の時間を将来の為に貯めておいたり、明日の時間を前借りしたりできません。 時間は空気のように当たり前すぎて意識しませんが、刻一刻と減っています。 どうせ消費してしまうなら、意識して使 . . . 本文を読む
Prince2 Agileでもプリンス7原則は健在です。プリンス鉄板の7原則、覚えていますか?
1. ビジネス正当性の継続(投資に値するの?)
2. 経験から学ぶ(先人の知恵を活かそうよ)
3. 役割責任(誰がボールを持っているの?)
4. 段階による管理(食べやすいように、スライスして進めようよ)
5. 例外による管理(異常事態には教えてね)
6. 成果物主義(結局、なにがあればよい?)
7. . . . 本文を読む
プロジェクトの6つの側面の中で、「時間」と「コスト」はトラレンスゼロです。 アジャイルは固定のタイムボックスですから、時間は固定です。コストについても、安定したチームを前提としていますから固定です。 調整をかけるのは「スコープ」と「品質」です。 スコープについては何をして、何をしないかの調整です。品質についてはどこまでして、どこまではしないかの調整です。 タイムボックスの制約の中でスコープを決める . . . 本文を読む
プリンスの6つのパラメーター覚えていますか? 1. 時間 2. コスト 3. リスク 4. ベネフィット 5. 品質 6. スコープ プリンスではプロジェクトを6つのパラメーターで評価します。 6つあるので、プロジェクト側面の六角形(ヘキサゴン)と呼んでいます。 Prince2 Agileの固定パラメーターは「時間」と「コスト」です。 そして非固定パラメーターは「スコープ」と「品質」です。 時間 . . . 本文を読む