※ご高齢者の暴走運転による交通事故が増加傾向にあり、過去記事を再度投稿いたします。
最近また、歩行者の群れに自動車が突っ込む、痛ましい交通事故が多発しています。
その多くが、運転者が高齢者であったり、認知症の疑いがあったりと、高齢化社会を象徴するような現象であります。
そこで、高齢者ドライバーが、運転免許証を返納したりすることが、美談としてニュースとなったりしていますね。
私も子育て経験のある人の親ですから、「もしも我が子が、通学中に、暴走自動車にはねられたら・・・。」と考えれば、心穏やかではありません。
でもどうなんでしょうか?
ご高齢者ドライバーが、運転免許証返納は、一見美談のように思えますが、これは高齢者に対する、社会からの締め出し世論形成の一環なのではないでしょうか?
なぜならば、都市部にお住まいの方には、なかなかご理解いただけないのですが、公共交通の貧弱な農村部に暮らす高齢者にとって、自動車なしでは仕事も買い物もできない現状があるからです。
また農村部は高齢者の人口比率も高く、高齢者の生活の足を奪うことは、地方自治体にとっては、即、大幅な経済損失となります。
また今後、社会の高齢化は益々加速度を増して進んでいくのは確実ですので、高齢者が暮らしにくい社会世論の構築は、国民全体を不幸にしていくと考えられます。
ですので、安易な高齢者締め出し世論、またその世論に基づく法整備は、幸福論の観点や経済の観点から言えば、むしろ危険ではないかと個人的には考えます。
思えば、この最近の、高齢者暴走自動車事故は、霊的な背景があるかも知れません。
と申しますのも、2016年の夏には、重度障害者施設への襲撃事件がありましたし、その直後には、寝たきり病院施設において、患者の点滴ボトル内に洗剤を注入する殺人事件がありました。
そしてここ最近の、高齢者による暴走事故です。
これらは「幸福になるには、誰かを排除してやむなし。」という共通する理念があるように思うからです。
2016年、幸福の科学では、ショッキングだった重度障害者施設襲撃事件の折り、それに関係する霊人の霊言収録がされていました。
この霊言では、「障害者を世の中から排除しようとする悪魔の思想」が、縷々語られていました。
そして彼ら悪魔が、次には、「高齢者を排除する思想を社会にアピールすること」を考えていることが、この調査でわかっていました。
https://www.irhpress.co.jp/irhpress/company/media/media/newspaper_ad/
このような諸問題が発生したとき、日本人は我慢強いので、ともすれば、「三方一両損的な我慢の思想」で解決しようと思考を巡らしがちです。
また行政も、そのような「三方一両損的な施策」を、「国民の協力」の美名のもとに世論形成し、半ば強制的に強いてくる傾向もあるように思います。
しかしそれでは、子孫に不自由を強制し、無理や無駄をさせてしまうと思います。
しかし現実問題として、この「悪魔の仕掛け」に対して、「具体的な施策があるのか」です。
トヨタランドクルーザー画像
これは自動車に限らずですが、安全に関する定見は、時代や地域によって大きく異なります。
自動車に話を絞ると、アラブやアフリカなどの地域では、トヨタのランドクルーザーが「永遠のベストセラーカー」と言われるほど売れているのです。
その地域の方々の、トヨタ重量級4輪駆動車ランドクルーザーの購入動機というのが、「ランドクルーザーは、壊れないから。」だそうです。
と言うのも、砂漠地方は日中気温差が昼と夜で50℃にも及ぶところもあり、出かけた先で自動車の故障があれば、命の危険があるからです。
つまり、自動車購入のポイントは、「生きて帰って来れるか。」というのが大きなウェイトを占めるようなのですね。
また日本では、アメリカなどの影響もあり、衝撃吸収バンパーに始まり、高強度ボディー、そして最近では運転席のエアバックや、ブレーキのアンチロックシステム(ABS)などが充実してきました。
これらの対応によって、日本ではかつて年間1万人ほどの自動車事故死傷者数だったのを、現在では年間数千人単位まで大幅に減らしてきましたが、これらは主に、「衝突から運転者を保護する施策」だったと言えます。
ここ20年ほど前から、高齢者が自動車にひかれる事故が多くなり、それは主に、地方において深刻でした。
地方では、車道と歩道が分離されていない道路も多く、地味な服装で歩くことの多い高齢者が、夜間に事故に合うケースが多いのです。
これらの対応は、自治体によってマチマチですが、自動車メーカー側とすれば、光量の多いライトにしたり、スバルのアイサイトを始めとする、衝突防止機能が普及しつつあります。
これらがこれまでの、日本における安全対策だったわけです。
そして今、より高齢化が進んで、高齢者の運転が増え、問題視されていると同時に、その事故の中心が、地方から都市に移り変わってきているのですね。
これまでより強力な安全対策が必要なのだけれど、どう努力して良いのかが問題です。
そこで着目してみたいのが、日本を代表する超高性能車、日産GT-R(通称R35)です。
最高時速300㎞以上と言われる超高性能車、日産GT‐Rには、高性能車であるがゆえに、実にユニークな機能が搭載されているのです。
通常市販車には、速度が時速180kmに到達すると自動的に速度制限をする、速度リミッターという速度制限機能があります。
速度リミッター着用は国内市販車の義務ですので、GT‐Rも時速180kmまでしか出せないのは他車と同様なのですが、GT-Rでユニークなのは、地域によって速度リミッターを解除することができることです。
これは、現在汎用的に普及しているナビゲーションシステムと連動させたもので、今のところ、日産が登録した日本国内のサーキットの特定エリアに入り、ナビゲーションを操作することで、180km/hを超えるスピードを出すことが可能です。
つまり日産GT-Rでは、サーキットの区間限定で本領発揮する機能が、車両自体に埋め込まれているのですけれども、この逆バージョンも可能ではないかと思うのです。
つまり、通学通園路や住宅街や施設駐車場などは、徐行走行、せいぜい最高時速は20㎞/hまでしか出ないように、車両を工夫できるはずなのですね。
つまり、町に特殊な電波などを出すアンテナなどを設置して、それに感応する形で、自動車の速度リミッターを強制的に反応させるということです。
そして同時に、これも汎用的に普及している技術である、スバルのアイサイトなどの衝突防止機能を併用すれば、いくらブレーキとアクセルを間違えようにも、絶対に暴走できない車両ができると考えます。
全国的にやれば、それなりの予算はかかるでしょうが、日産GT-Rの機能だと、それほどコストがかかっているとは思えません。
また、低速リミッター&衝突防止機能つきの車両の自動車税を、半額にするなりの大幅特例措置をすれば、一気に普及するはずで、自動運転の普及までとはいえ、十分な効果があるのではないでしょうか?
それは新産業創出&GDP増となると同時に、国民の生命と自由を守ることにもなりますし、高齢化社会に向けての具体的対応にもなるわけです。
ただ、自動車税は都道府県税なので、法人税の国と地方の、税比率を変える必要があるかも知れませんが。
ともあれ、日本的な「三方一両損的な発想」ではなく、新時代に向けた「三方一両得な発想」こそ、「近未来の高齢化社会においてもなお、豊かで自由な社会創りにしていくために重要なのではないか。」と私は考えるのです。
(ばく)
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高知市議会議員候補 小松けんじ(右)
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幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/