幸福の科学高知 なかまのぶろぐ

幸福の科学の、高知の信者による共同ブログです。
日々の活動や、イベントのお知らせをいたします。

日産GT-Rと安全の未来志向(高齢者暴走事故解決のために)

2019-04-19 23:42:22 | 自動車から見える日本と世界

※ご高齢者の暴走運転による交通事故が増加傾向にあり、過去記事を再度投稿いたします。

  ランキングに参加中。クリック応援お願いします! 

最近また、歩行者の群れに自動車が突っ込む、痛ましい交通事故が多発しています。

その多くが、運転者が高齢者であったり、認知症の疑いがあったりと、高齢化社会を象徴するような現象であります。

そこで、高齢者ドライバーが、運転免許証を返納したりすることが、美談としてニュースとなったりしていますね。

私も子育て経験のある人の親ですから、「もしも我が子が、通学中に、暴走自動車にはねられたら・・・。」と考えれば、心穏やかではありません。

でもどうなんでしょうか? 

警察庁による運転者の若者・高齢者死亡事故発生件数の推移

 

ご高齢者ドライバーが、運転免許証返納は、一見美談のように思えますが、これは高齢者に対する、社会からの締め出し世論形成の一環なのではないでしょうか?

なぜならば、都市部にお住まいの方には、なかなかご理解いただけないのですが、公共交通の貧弱な農村部に暮らす高齢者にとって、自動車なしでは仕事も買い物もできない現状があるからです。

また農村部は高齢者の人口比率も高く、高齢者の生活の足を奪うことは、地方自治体にとっては、即、大幅な経済損失となります。

また今後、社会の高齢化は益々加速度を増して進んでいくのは確実ですので、高齢者が暮らしにくい社会世論の構築は、国民全体を不幸にしていくと考えられます。

ですので、安易な高齢者締め出し世論、またその世論に基づく法整備は、幸福論の観点や経済の観点から言えば、むしろ危険ではないかと個人的には考えます。

内閣府による65歳以上の認知症患者数の将来推計

思えば、この最近の、高齢者暴走自動車事故は、霊的な背景があるかも知れません。

と申しますのも、2016年の夏には、重度障害者施設への襲撃事件がありましたし、その直後には、寝たきり病院施設において、患者の点滴ボトル内に洗剤を注入する殺人事件がありました。

そしてここ最近の、高齢者による暴走事故です。

これらは「幸福になるには、誰かを排除してやむなし。」という共通する理念があるように思うからです。

2016年、幸福の科学では、ショッキングだった重度障害者施設襲撃事件の折り、それに関係する霊人の霊言収録がされていました。

この霊言では、「障害者を世の中から排除しようとする悪魔の思想」が、縷々語られていました。

そして彼ら悪魔が、次には、「高齢者を排除する思想を社会にアピールすること」を考えていることが、この調査でわかっていました。

 https://www.irhpress.co.jp/irhpress/company/media/media/newspaper_ad/

このような諸問題が発生したとき、日本人は我慢強いので、ともすれば、「三方一両損的な我慢の思想」で解決しようと思考を巡らしがちです。

また行政も、そのような「三方一両損的な施策」を、「国民の協力」の美名のもとに世論形成し、半ば強制的に強いてくる傾向もあるように思います。

しかしそれでは、子孫に不自由を強制し、無理や無駄をさせてしまうと思います。

しかし現実問題として、この「悪魔の仕掛け」に対して、「具体的な施策があるのか」です。

  

トヨタランドクルーザー画像

これは自動車に限らずですが、安全に関する定見は、時代や地域によって大きく異なります。

自動車に話を絞ると、アラブやアフリカなどの地域では、トヨタのランドクルーザーが「永遠のベストセラーカー」と言われるほど売れているのです。

その地域の方々の、トヨタ重量級4輪駆動車ランドクルーザーの購入動機というのが、「ランドクルーザーは、壊れないから。」だそうです。

と言うのも、砂漠地方は日中気温差が昼と夜で50℃にも及ぶところもあり、出かけた先で自動車の故障があれば、命の危険があるからです。

つまり、自動車購入のポイントは、「生きて帰って来れるか。」というのが大きなウェイトを占めるようなのですね。

また日本では、アメリカなどの影響もあり、衝撃吸収バンパーに始まり、高強度ボディー、そして最近では運転席のエアバックや、ブレーキのアンチロックシステム(ABS)などが充実してきました。

これらの対応によって、日本ではかつて年間1万人ほどの自動車事故死傷者数だったのを、現在では年間数千人単位まで大幅に減らしてきましたが、これらは主に、「衝突から運転者を保護する施策」だったと言えます。

 

ここ20年ほど前から、高齢者が自動車にひかれる事故が多くなり、それは主に、地方において深刻でした。

地方では、車道と歩道が分離されていない道路も多く、地味な服装で歩くことの多い高齢者が、夜間に事故に合うケースが多いのです。

これらの対応は、自治体によってマチマチですが、自動車メーカー側とすれば、光量の多いライトにしたり、スバルのアイサイトを始めとする、衝突防止機能が普及しつつあります。

これらがこれまでの、日本における安全対策だったわけです。

そして今、より高齢化が進んで、高齢者の運転が増え、問題視されていると同時に、その事故の中心が、地方から都市に移り変わってきているのですね。

これまでより強力な安全対策が必要なのだけれど、どう努力して良いのかが問題です。

そこで着目してみたいのが、日本を代表する超高性能車、日産GT-R(通称R35)です。

最高時速300㎞以上と言われる超高性能車、日産GT‐Rには、高性能車であるがゆえに、実にユニークな機能が搭載されているのです。

通常市販車には、速度が時速180kmに到達すると自動的に速度制限をする、速度リミッターという速度制限機能があります。

速度リミッター着用は国内市販車の義務ですので、GT‐Rも時速180kmまでしか出せないのは他車と同様なのですが、GT-Rでユニークなのは、地域によって速度リミッターを解除することができることです。

これは、現在汎用的に普及しているナビゲーションシステムと連動させたもので、今のところ、日産が登録した日本国内のサーキットの特定エリアに入り、ナビゲーションを操作することで、180km/hを超えるスピードを出すことが可能です。 

つまり日産GT-Rでは、サーキットの区間限定で本領発揮する機能が、車両自体に埋め込まれているのですけれども、この逆バージョンも可能ではないかと思うのです。

つまり、通学通園路や住宅街や施設駐車場などは、徐行走行、せいぜい最高時速は20㎞/hまでしか出ないように、車両を工夫できるはずなのですね。

つまり、町に特殊な電波などを出すアンテナなどを設置して、それに感応する形で、自動車の速度リミッターを強制的に反応させるということです。

そして同時に、これも汎用的に普及している技術である、スバルのアイサイトなどの衝突防止機能を併用すれば、いくらブレーキとアクセルを間違えようにも、絶対に暴走できない車両ができると考えます。

 

全国的にやれば、それなりの予算はかかるでしょうが、日産GT-Rの機能だと、それほどコストがかかっているとは思えません。

また、低速リミッター&衝突防止機能つきの車両の自動車税を、半額にするなりの大幅特例措置をすれば、一気に普及するはずで、自動運転の普及までとはいえ、十分な効果があるのではないでしょうか?

それは新産業創出&GDP増となると同時に、国民の生命と自由を守ることにもなりますし、高齢化社会に向けての具体的対応にもなるわけです。

ただ、自動車税は都道府県税なので、法人税の国と地方の、税比率を変える必要があるかも知れませんが。

ともあれ、日本的な「三方一両損的な発想」ではなく、新時代に向けた「三方一両得な発想」こそ、「近未来の高齢化社会においてもなお、豊かで自由な社会創りにしていくために重要なのではないか。」と私は考えるのです。

              (ばく)

   ランキングに参加中。クリック応援お願いします! 

【幸福実現党CM】もし消費税が10%に増税されたら?逆に5%に減税したら?

いざ❗出陣‼️😤
.
高知市議会議員選挙✨
いよいよ、始まりました😊
.
元警察官👮小松憲司さん✨
全力で頑張っています❗
高知マラソン🏃3回優勝🏆
箱根駅伝3回出場(9区)😄
新聞投稿歴20年📰
.
一緒に築こう❗豊かな高知市
.
高知市にお知り合いがいらっしゃいましたら、ぜひよろしくお願いいたします🙇
.
.
#統一地方選挙
#高知市議会議員選挙
#小松憲司
#高知市
#出陣
#ウグイス 

高知市議会議員候補 小松けんじ(右)

R35 GT-Rデビュー! 土屋圭市 TSUKUBA ATTACK!!【Best MOTORing】2008

 

 「幸福実現党 釈量子ポスター」の画像検索結果

幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/


スープラを復活させた、トヨタの情熱の企業マネジメントと『感化力』

2019-02-13 23:35:49 | 自動車から見える日本と世界

デトロイトショーで新型スープラを発表する、豊田章男社長。

  高知県のランキングに参加しています。応援クリックお願いいたします。

このブログ、高知在住の幸福の科学信者による布教ブログですが、代表管理人の最も得意とする分野は、宗教でもなく、従事している医療関係でもなく、実は歴史と自動車なんですね。(笑)

そこで、代表管理人の趣味性を発露してしまうことがあって(爆笑)、ときおり「自動車から見た日本と社会」というテーマで記事をお届けしているんですが、とてもありがたいことに、これがなぜだかアクセスが多いんですね。

地元の読者の方からも、「ばくちゃんって、健康と自動車記事の言葉には、力があるよね。」と言われます。(笑)

ということは・・・、やはり・・・、宗教記事の言葉には力がない・・・、ということなんでしょうか?(笑)そう言われれば、このブログ、宗教に関する記事が、あはは、本当に少ないですなぁ。(爆笑)

まぁ、「自動車関連ネタと、布教を関連つけるにはどうしたものか。」ということには、実は毎回苦心しているんですが(笑)、今回は、トヨタが17年ぶりに復活させた本格的スポーツカー、スープラについて記して見たいと思います。

「復活させた」というのは現時点では正解ではなくて、「させる予定」ですね。しかし今年年初のデトロイトショーで、豊田章男社長御自ら大アピールしましたので、発売は秒読みなのでしょう。

今回のスープラには、日本の自動車ファンからも、いい意味で、いろいろ注文があるようです。

結構アクの強い車体デザインで、これを市場がどう受け入れるかですが、トヨタのスポーツカーというのは、代表でもあるトヨタ2000GTから先代のスープラまで、結構アクの強いデザインが多いです。

またドイツのBMWとの共同開発で、エンジンがBMW製というのも、自動車ファンからは、「共同開発は仕方ないとしても、せめてエンジンは、トヨタが頑張って作って欲しかった。」という声も聞こえます。

しかし私は、「BMW製エンジンを使ってでも、直6搭載のスープラを復活させたかった。」というトヨタの心意気を感じました。 

というのも、今のご時世、スポーツカーというのは売れないので、「とてもじゃないが採算の採れるものではない」からです。 

それは、トヨタより企業規模のずっと小さいBMWだって同じことです。 

BMWZ4(上)トヨタスープラ(下) 

なぜスポーツカーが世界的に売れないかは、私なんぞにはわかりかねるものがありますが、「かっこいい」の定義が変わってきているのかも知れないし、全体的に性能が上がって、SUV車のように車高が低くなくても、十分な性能が出せるようになって、実用性で劣るスポーツカーの必要性がなくなっているかも知れません。

しかしマツダのロードスターのように、ギンギンにスタイルとコンセプトを煮詰めて、スポーツカーとしては大ヒットしておりますので、年々厳しくなる安全基準等の関係上、自由なデザインができないのが影響しているかも知れません。

さて、エンジンがBMW製なのは、企画段階の2012年当時、世界で直列6気筒エンジンを有していたのがBMWだけだったからで、トヨタとしては、どうしてもスープラには、直6エンジンを搭載したかったのでしょうね。

「じゃぁ、自前で直6を復活させればいいじゃんかぁ。」と思うかも知れませんが、エンジンを開発費用は100億円以上かかりますので、大トヨタと言えども、おいそれと手を出せる金額ではありません。

ただでさえ「商売にならない」代物ですけれども、自動車雑誌などで取り上げられやすい商品ですので、「メーカー全体の広告費代わりになれば。」という分野なのですが、自動車というのは案外浮き沈みが激しくて、一歩間違えば破産というリスクの高い業界です。

老舗ブランドのBMWとしても、事実上世界一の自動車企業であるトヨタと共同開発でなければ、兄弟車のZ4の開発をしていたかは???です。 

つまり今回の共同開発は、まぁ、途中で様々な両社の軋轢があったのは間違いないでしょうが、結果的には両社Winwinなものであったはずです。

 直列6気筒エンジン分解図
 
 V型6気筒エンジン分解図

まず、なぜ直6エンジンがなくなってしまったかというと、一言で言えば、直6エンジンは長すぎるからです。

エンジン全長が長くなると、搭載する車種は大型なものに限られてしまって、エンジンの大量生産ができなくなってしまいますし、ましてや、主流の横置きFF車には不向きなことこの上ないわけで、搭載車種の合理化の観点から、6気筒以上のエンジンは、世界的に、全長の短いV型に移行していったわけですね。

ただ直6エンジンには、理論上振動がなく、とてもスムーズに回転が上昇するという特性があって、世界で唯一、BMWだけは「6気筒エンジンは直列であるべし!」と固執していたわけです。

BMW(バイエリッシュ・モトレーン・ヴェルケ=バイエルンのエンジン工場)は言わば、ドイツの頑固なエンジン屋さんなわけですけれども、トヨタはその頑固者に、「一緒に、スポーツカー、開発しませんか?」と声をかけ、市販にまでこぎ着けたわけですね。

それはやはり、稀代の名車トヨタ2000GTや歴代スープラなどの、トヨタの旗印のスポーツカーには、常に直6エンジンが積まれていたからだと思います。

ですからトヨタからすれば、「直6エンジンでなければ、スープラを復活させる意味はない。」という理念が、BMWとの共同開発の精神的基盤にあるはずなんです。

歴代トヨタ スープラ

さていろいろ情報を収集してみると、共同開発、特にメーカーの思想や思い入れの強いスポーツカーのそれはとても難しいことで、実際にトヨタがBMWにこの話を持ちかけた際、トヨタからは「一緒に、ポルシェを打倒しましょうよ。」と言ったらしくって、BMW側からは「そんなにポルシェがいいなら、ポルシェと組めばいいじゃないか。」と言われたらしいですね。

ただ共同開発に当たっては、トヨタもBMW両社から、「こういうのがいい。」というプランを持ち寄って、それから現物を煮詰めていったようで、「まずは共同開発による、部品共有(低コスト化)ありき」ではなかったようです。

つまり、トヨタスープラとBMWZ4は、同じ部品を共有してはいるが、コンセプトが違うので、全く性格の違う作品になっているらしいのです。

BMW

まぁ、こんな気難しい業界なんですけれども、トヨタの歴史上、意見も思想も違う他のメーカーとのスポーツカー共同開発には、多くの実績があります。

まずトヨタ2000GTは、オートバイや楽器メーカーであるヤマハとの共同開発でしたし、最近ではトヨタ86・スバルBRZも、トヨタとスバルの共同開発です。

スバルの頑固度も、BMWと同等、否、それ以上かもと言われるほどのレベルですので、「コーナーリングで後輪が滑る後輪駆動車は、製品としては危なくて危険だ。」という理念で、前輪駆動(FF)か4輪駆動車しか作っていなかった堅いポリシーのスバルと共同で、後輪駆動スポーツカーの86&BRZを開発させたトヨタは、私には「トヨタは一体、どうやってあの頑固なスバルを説得し、納得させたのじゃろか?」と興味津々です。

とにもかくにも、頑固者のBMWとスバルとの共同開発の経験をしたトヨタの企業マネジメントはスゴイし、それはものつくりへの情熱がスゴイからだと思います。

BMWやスバルは、「企業ポリシーこそ、顧客に必要性をアピールすること。」という社風ですので、企業的論理、つまり、損得だけでは動かないからです。

 「マツダ ロードスター アバルト」の画像検索結果

さて各メーカーの思想の体現であるスポーツカーの共同開発の成功例は少ないのですが、トヨタの実績からか、マツダとイタリアのフィアットとのコラボで、124スパイダーアバルトというのを世に出ました。

まぁこちらは、共同開発というよりは、「マツダのロードスターに、フィアット製エンジンを積んだもの」というのが正しいでしょうけれども。

とにかくも、トヨタスープラ&BMWZ4の評判から後の未来には、「開発リスクの高いスポーツカーは、共同開発すべし」という流れになるやもです。

さて肝心のスープラの車体寸法の大きな特徴は、車幅は広く、左右両輪の間隔(トレッド)は広いです。

また4.3mの全長は、現代的にはかなり切り詰めたサイズで、実物を見れば「小さい」と思うでしょうね。

また特徴的なのは、前輪と後輪との距離(ホイールベース)は2470mmと、弟分の86&BRZよりも短い寸法です。

そしてこれはおそらく、BMWのこだわりでしょうが、前後重量配分は50:50です。

またこれは日本的な部分ですが、基本骨格において、相当高度な技術を投入している点として、重心高は水平対向エンジンの86よりも、さらに低いということが着目点だと思います。

どうしても重心が高くなりがちな直6エンジンで、低重心な水平対向エンジン搭載の、86&BRZより低いのはどうしてでしょうか?

また、「鉄とアルミのボディで、構造上遥かに強いカーボンファイバーボディのレクサスLFAより、車体強度を上げてきた」とも聞いておりますので、自動車ヲタクの私としては、早く車体透視図を見てみたいものです。

201911595128.jpg

サスペンションは、前:ダブルジョイント・スプリングストラット式で、これは「前輪サスペンションは、ストラットであるべき」という、強い強い持論を持つBMWの意向を感じます。

注目は、市販車世界初の試みで、電子制御多板クラッチによって、後輪左右間のロック率を0〜100の範囲で無段階に制御する「アクティブ・デフ」を搭載すること。

こういう新技術を市販化にまで詰められるのは、ここ40年あまりの日本車ならではですので、皆様よく知っておいてくださいね。

さて総合的にスペックを見ると、「長くて重い直6エンジンを積んでいるのに、コーナーリング重視」という、最新スープラの性格が出ています。

「直6エンジンで、コーナーリングマシン」というは、名車トヨタ2000GTの初期型がそういう作品でして、当時の論評からは、「高級スポーツカーなのに曲がりすぎる」と表されています。

その後マイナーチェンジした2000GT後期型は、直進安定性に重きを置くサスペンションチューニングで、曲がりすぎる性格を修正したようですが、新型スープラは、伝説の名車、トヨタ2000GT(初期型)のDNAを、現代に復活させたかったのかも知れません。 

{D78C16B7-7E73-4939-85F3-B04E37413098}

トヨタ2000GT 初期型(左)& レクサスLFA(右)

 さて、この「自動車から見える日本と世界」の企画は、毎度ここからが難しいのですが(爆笑)、やはりこの、スポーツカー不遇のご時世に、敢えて本格的なスポーツカーを復活させてきた、トヨタの情熱と企業マネジメントに敬意を表し、経典『感化力』(幸福の科学出版)より、不況や逆風の時に必要な心がけをご紹介いたします。

    (ばく)

  高知県のランキングに参加しています。応援クリックお願いいたします。  

映画『僕の彼女は魔法使い』魔法シーン特別公開!

 

INSIDE TOYOTA #2 スープラ復活! 豊田章男、デトロイトからのメッセージ

感化力 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=129

国全体や時代の流れにおいて、逆風が吹いているようなときには、個人としては、なかなか努力のしようがないものです。経営者もたいへん苦しいでしょう。自分の考えだけでやれる場合ならよいのですが、大きな流れとして不況が起きたり、あるいはデフレ現象のようになってきたりすると、苦しいのです。

しかし、やらなければいけないことは一つです。いつも一つしかないのです。それは何かというと、結局、「必要なもの以外は残らない」という法則に忠実に生きることです。(中略)

全部が潰れることはありません。必ず、残るところと残らないところが出てくるのです。また、同じ会社のなかでも、残る部門と残らない部門が出てきますし、社員のなかでも、残る人と残らない人が出てきます。これは厳しいことです。

したがって、社内的には、必要な人材であること、必要な仕事ができることが大事であり、対外的に見れば、「会社としての存続が必要かどうか」ということが問われているのです。(中略)

景気のよいときには、誰もが買ってくれたものが、不況になると、なかなか買ってもらえなくなります。このときに、やるべきことは何でしょうか。

一つは、ローコスト化して、ぎりぎりまでコストを下げ、製品の単価を下げることです。

収入、給料が減っているときには、何かを買うにしても、安いものを買うか、品物を選び込むか、このどちらかしかないのです。あるいは、買わないという選択もあります。
そうすると、まずは値段を下げるしかないのです。そのためには、原価を下げなければいけません。

原価を下げるためには、どうすればよいでしょうか。

これまで放漫経営風にやっていたのであれば、必要最低限の人数で最高の仕事をして、無駄な在庫をつくらず、無駄な部品を残さず、不良品を出さず、ぎりぎりに詰めていかなければなりません。(中略)

もう一つは、「なぜその製品が必要なのか」ということを考えることです。
その製品が、なぜ必要なのか。この「なぜ」に答えられるかどうかです。

「お金があるから買える」ということなら、「これは予算の範囲内でしょうから、どうぞ、お買いください」と言っていればよかったわけですが、予算があるかないか分からなくなってきたら、その製品が必要であることを証明しなければいけないのです。その必要性を教えることが付加価値でしょう。

なぜ人がそれを欲しがるかを考え、欲しがるものを提供することです。それ以外に、生き残る方法はないのです。(中略)

結局は、必要とされるものが残ることが大勢の人にとってよいのです。厳しいけれども、そう思って生きなければいけません。

「必要とされる会社になろう。必要とされる人間になろう」と思うしかないのです。努力していれば道は開けるでしょう。
『感化力』(幸福の科学出版)P87~92
 

 

  https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2114  

 「幸福実現党 釈量子ポスター」の画像検索結果 

幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/  

あたご劇場ホームページ  http://neconote.jp/atago/  

 

  • 「幸福の科学 高知支部精舎」の画像検索結果 

高知支部精舎  〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11   

TEL:088-882-7775 

高知西部支部精舎  〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7   

TEL:0889-26-1077 

高知朝倉支部  〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11   

TEL:088-850-7774 

高知四万十支部  〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22 

TEL: 0880-34-7737 


2018年、日本発のすごい技術力と『神理文明の流転』

2019-01-02 23:46:56 | 自動車から見える日本と世界

「トヨタ wrc 2019」の画像検索結果

2018年WRC年間優勝 トヨタヤリス(日本名 ヴィッツ)

  高知県のランキングに参加しています。応援クリックお願いいたします。

本日も、幸福の科学高知なかまのぶろぐにお越しいただき、心より感謝申し上げます。

本当はこの記事、昨年のうちに投稿したかったのですが、なかなかスケジュールが合わなくて、年越し企画となってしまいました。

実は昨年の2018年、私の大好きな自動車業界では、日本車勢の大躍進の年となっていたのです。

目立つ事柄と言えば、以前記事にもしましたけれども、ル・マン24時間耐久レースでトヨタが1位2位独占で優勝したことです。

そしてもう一つ、これもトヨタですけれども、ラリーの世界選手権WRCで、年間総合優勝を獲得いたしました。

通常のレースのイメージですと、サーキット会場を、決まった周回のタイムを競いますけれども、ル・マン耐久レースというのは、24時間内に、どれだけの距離を走れたかという競技です。

またラリーは、一般路や山岳路、そして砂漠や砂利道などを、どれだけ速く走れるかを競うものです。

ル・マン耐久は24時間の長丁場ですし、ラリーはサーキットのように、レーシングカー専用に開発された空間ではありませんので、どちらもとても過酷な自動車競技です。

ですので、ル・マンもラリーも、参加車両の優秀さや耐久性だけでなく、豊富な経験と、トラブルに対し、迅速に対応できる組織としてのマネジメント能力がなければ、好成績を残せないし、継続することもできない難しい競技ですので、ル・マン制覇&WRC年間優勝は、トヨタの企業マネジメントの優秀さを裏付ける成果でもありますね。

それだけではありません。

2018年は、自動車好きな私が、衝撃を受けた技術が、日本のメーカー各社から発表されています。

それはエンジンの分野ですが、そのどれもが少し前なら「夢のエンジン」と呼ばれていたものが実用化され、市販までされました。

2018年は世界の自動車業界にとって、まさに革命と呼べるほどの、飛び抜けた成果が成された、記念すべき年だったのです。

「トヨタ 熱効率40% keisiki」の画像検索結果

トヨタ熱効率40%エンジン(Dynamic Force Engine)

まずはまたトヨタですが、熱効率40%以上のエンジンが発表されました。

通常、ガソリンエンジンですと、熱効率は30%台が限界です。

これらをトヨタは、既存のエンジン技術を磨いて、世界で初めて40%台を達成しました。

これはすごいことです。

 

世界初の量産可変圧縮比エンジン搭載! 日産・インフィニティ「QX50コンセプト」がワールドプレミア 

そしてゴーンショックで揺れる日産から、目ん玉おったまげの夢の技術が。

それは可変圧縮比エンジン。

圧縮比というのは、ピストンの上下で、吸った空気を圧縮する比率のことです。

圧縮比が高ければ高いほど、エンジンの熱効率は上がりますが、上げ過ぎると、「ノッキング」という異常爆発が起こりやすくなって、場合によっては、エンジン本体を壊してしまいます。

低負荷だとノッキングは起こりにくいので、できるだけ圧縮比を高くして熱効率を稼ぎたいのですが、高負荷、つまりアクセルを強く踏むような状況だと、ノッキングが発生しやすくなります。

自動車の運転というのは、加速(高負荷)と定速(低負荷)と減速の繰り返しで、エンジンの負荷は常時変化します。

ですから通常のエンジンは、乗用車からレーシングカーに至るまで、ノッキングが起こらない最上限を、圧縮比として設定しています。

これを日産は、低負荷では高圧縮比、高負荷では低圧縮比に切り替えられる機能を開発し、昨年末、海外から発売開始しました。 

 

 

zz1zz1

 

日産可変圧縮比エンジン

またマツダからは、SPCCI(火花点火制御圧縮着火)エンジン、通称『スカイアクティブX』を年末に発表し、本年初頭に新型アクセラに搭載予定です。

スカイアクティブXというのは、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンとの中間とも言える機能で、日産の可変圧縮比エンジンが、「ノッキング発生ギリギリで熱効率を稼ぐ」という理念だとすれば、スカイアクティブXは、「ノッキングを制御して起こしてパワーを稼ぐ」というものです。

ノッキングというのは異常燃焼で、自動車の構造の中で最も強度の高いエンジンを破壊してしまうほどのパワーを発生させますが、スカイアクティブXは、そのノッキングを意識的に発生させるのですから、相当高効率が期待できます。

 

マツダ新型アクセラ

スカイアクティブXエンジンで、うまく制御圧縮着火できれば、薄々のガソリンで強大なパワーを発生できますから、高性能と低燃費の一挙両得の製品となります。

可変圧縮比エンジンも、スカイアクティブXも、実用化されたばかりの新しい技術ですが、成熟してくれば、熱効率50%以上も夢ではない、大きな可能性を秘めた新技術です。 

「マツダスカイアクティブX」の画像検索結果

マツダスカイアクティブX

自動車産業界で見れば、「新製品は日本からしか生まれない」というのは、もう40年以上続いていることです。

ヨーロッパでは、2020年代の間に、電気自動車へのシフトをしていく予定となっており、それを日本のマスコミなども、ヨーロッパの先進性ととらえている向きも感じ取れますが、それは間違った見解です。

ヨーロッパの自動車業界では、これ以上のディーゼルエンジンの排気ガス浄化システムの改善は期待できず、はっきり言えば、エンジンの進化が臨めないので、電気自動車にシフトせざるを得ない状況なのです。

電気自動車への切り替えなど、技術的にはいつでもできます。

これを短期間で成そうとするヨーロッパ社会は、技術的な停滞が、今後どんどん加速して現れてくると予想されます。

そして「電気をいかに作るか。」とか、充電インフラ整備など、ある意味での時代遅れの議論をしていくはめになるだろうとも思います。

とにもかくにも、「新技術は日本から」は、何も工業の分野だけではありません。

新たな思想、宗教的価値観も、日本から世界に向けての、大きな大きな流れができているのです。

それが「幸福の科学」です。

世界の宗教的融和を進め、「地球神」という神概念のもと、地球人類としての正義や愛の考え方の定着こそが、新時代の常識なのです。

本日は、大きな大きな神仏の計画、そして神のマネジメント思想が込められた経典、『神理文明の流転』(幸福の科学出版)より、一部抜粋をお届けいたします。

        (ばく)

  高知県のランキングに参加しています。応援クリックお願いいたします。

 

 

 

 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2114 

 

 ☆大川隆法総裁先生 新春御法話☆   

 

「青銅の法」講義 (高知県内は衛星中継) 

 

日時:1月6日(日)13時~(予定)  

 

会場:全国支部・精舎にて衛星中継   

 

高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11    

 

TEL:088-882-7775 

高知西部支部精舎〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7   

TEL:0889-26-1077 

高知朝倉支部〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11   

TEL:088-850-7774 

高知四万十支部〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22 

TEL: 0880-34-7737

ガソリンエンジン VS ディーゼルエンジン

Dynamic Force Engine

 

INFINITI Reinvents The Gasoline Engine — VC-Turbo

MAZDA SKYACTIV-X SCCI Engine (SPARK CONTROLLED COMPRESSION IGNITION) ► How Does It Work?

神理文明の流転 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=192

戦争が起きる原因は、経済的な飢えということでもって攻めてゆかざるを得ない、ということだけではないのです。もっと根源的なる理由として、相互の理解ができないということが原因となっています。

理解できない原因は、文化に共通項がないことが多いからです。共通の言語、共通の文化、共通の行動様式を持たないところに不信が生まれます。そして、相手の考えが理解できないところから憎しみが生まれ、争いが生まれてきます。これも戦争の大きな大きな原因のひとつです。

これをなくしてゆくためには、人類共通の文化とでも言うべき価値基準が、どうしても必要になるのです。今までのキリスト教文化圏だけでは世界を包摂できません。それは二千年の歴史が証明しています。(中略)

儒教、キリスト教、仏教、イスラム教といった諸宗教を超えた全地球的な価値観をつくって、世界中に浸透させるということです。この価値観、文化が共通の言語の代わりになるのです。これをつくらない限り、どうしても世界はひとつにはならないのです。(中略)

目先の一年や二年、五年や十年先に起きる小さな戦争は、今の私たちの力ではどうすることもできません。しかしながら、戦争が泥沼化して人類が堕落してゆく方向から、全世界をひとつにして新たな繁栄をつくり出してゆく方向へと転換するための力となることが可能であると、私は思うのです。

そのためには、一見遠回りなようにも見えますが、世界の多様なる価値観について、歴史を超え、文化を超え、民族を超え、言語を超えて、唯一なる神の理念から降りているところのその多様性を説明しきり、それをさらに統合する努力こそが必要なのです。

それができるところは、全世界に幸福の科学以外に絶対にありません。これ以外にないのです。これのみが人類の希望なのです。

それ以外にも、もちろんよいものはいくつもあるでしょう。よい考えもあるでしょう。道徳もあるでしょう。そのような団体もあるでしょう。それを私は認めます。

しかし、彼らが今、この地球時代の人類を救う力は持っていないということも、私はまた認めるものであります。

今、世界をひとつの価値観のもとに統合できるのは、幸福の科学の思想をおいて他にありません。

我らはすべての統合を目指しています。すべての価値観を統合して共通の言語、共通の文化を築くこと、このようなすべての統合こそが、人びとが多様なるままにお互いを理解し、永遠の神に向かって向上してゆくための唯一の可能性なのです。

私たちは、そのような大きな視野のもとに、今、戦いを開始しているのです。
『神理文明の流転』(幸福の科学出版)P164~172

 

映画『僕の彼女は魔法使い』予告編

 「幸福実現党 釈量子ポスター」の画像検索結果

幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/ 

    

2月22日 全国上映映画 『僕の彼女は魔法使い』 主演 千眼美子

 


日産GT-Rと安全の未来志向(高齢者暴走事故解決のために)

2018-12-30 10:44:10 | 自動車から見える日本と世界

※ご高齢者の暴走運転による交通事故が増加傾向にあり、過去記事を再度投稿いたします。

  ランキングに参加中。クリック応援お願いします! 

最近また、歩行者の群れに自動車が突っ込む、痛ましい交通事故が多発しています。

その多くが、運転者が高齢者であったり、認知症の疑いがあったりと、高齢化社会を象徴するような現象であります。

そこで、高齢者ドライバーが、運転免許証を返納したりすることが、美談としてニュースとなったりしていますね。

私も子育て経験のある人の親ですから、「もしも我が子が、通学中に、暴走自動車にはねられたら・・・。」と考えれば、心穏やかではありません。

でもどうなんでしょうか? 

警察庁による運転者の若者・高齢者死亡事故発生件数の推移

 

ご高齢者ドライバーが、運転免許証返納は、一見美談のように思えますが、これは高齢者に対する、社会からの締め出し世論形成の一環なのではないでしょうか?

なぜならば、都市部にお住まいの方には、なかなかご理解いただけないのですが、公共交通の貧弱な農村部に暮らす高齢者にとって、自動車なしでは仕事も買い物もできない現状があるからです。

また農村部は高齢者の人口比率も高く、高齢者の生活の足を奪うことは、地方自治体にとっては、即、大幅な経済損失となります。

また今後、社会の高齢化は益々加速度を増して進んでいくのは確実ですので、高齢者が暮らしにくい社会世論の構築は、国民全体を不幸にしていくと考えられます。

ですので、安易な高齢者締め出し世論、またその世論に基づく法整備は、幸福論の観点や経済の観点から言えば、むしろ危険ではないかと個人的には考えます。

内閣府による65歳以上の認知症患者数の将来推計

思えば、この最近の、高齢者暴走自動車事故は、霊的な背景があるかも知れません。

と申しますのも、2016年の夏には、重度障害者施設への襲撃事件がありましたし、その直後には、寝たきり病院施設において、患者の点滴ボトル内に洗剤を注入する殺人事件がありました。

そしてここ最近の、高齢者による暴走事故です。

これらは「幸福になるには、誰かを排除してやむなし。」という共通する理念があるように思うからです。

2016年、幸福の科学では、ショッキングだった重度障害者施設襲撃事件の折り、それに関係する霊人の霊言収録がされていました。

この霊言では、「障害者を世の中から排除しようとする悪魔の思想」が、縷々語られていました。

そして彼ら悪魔が、次には、「高齢者を排除する思想を社会にアピールすること」を考えていることが、この調査でわかっていました。

 https://www.irhpress.co.jp/irhpress/company/media/media/newspaper_ad/

このような諸問題が発生したとき、日本人は我慢強いので、ともすれば、「三方一両損的な我慢の思想」で解決しようと思考を巡らしがちです。

また行政も、そのような「三方一両損的な施策」を、「国民の協力」の美名のもとに世論形成し、半ば強制的に強いてくる傾向もあるように思います。

しかしそれでは、子孫に不自由を強制し、無理や無駄をさせてしまうと思います。

しかし現実問題として、この「悪魔の仕掛け」に対して、「具体的な施策があるのか」です。

  

トヨタランドクルーザー画像

これは自動車に限らずですが、安全に関する定見は、時代や地域によって大きく異なります。

自動車に話を絞ると、アラブやアフリカなどの地域では、トヨタのランドクルーザーが「永遠のベストセラーカー」と言われるほど売れているのです。

その地域の方々の、トヨタ重量級4輪駆動車ランドクルーザーの購入動機というのが、「ランドクルーザーは、壊れないから。」だそうです。

と言うのも、砂漠地方は日中気温差が昼と夜で50℃にも及ぶところもあり、出かけた先で自動車の故障があれば、命の危険があるからです。

つまり、自動車購入のポイントは、「生きて帰って来れるか。」というのが大きなウェイトを占めるようなのですね。

また日本では、アメリカなどの影響もあり、衝撃吸収バンパーに始まり、高強度ボディー、そして最近では運転席のエアバックや、ブレーキのアンチロックシステム(ABS)などが充実してきました。

これらの対応によって、日本ではかつて年間1万人ほどの自動車事故死傷者数だったのを、現在では年間数千人単位まで大幅に減らしてきましたが、これらは主に、「衝突から運転者を保護する施策」だったと言えます。

 

ここ20年ほど前から、高齢者が自動車にひかれる事故が多くなり、それは主に、地方において深刻でした。

地方では、車道と歩道が分離されていない道路も多く、地味な服装で歩くことの多い高齢者が、夜間に事故に合うケースが多いのです。

これらの対応は、自治体によってマチマチですが、自動車メーカー側とすれば、光量の多いライトにしたり、スバルのアイサイトを始めとする、衝突防止機能が普及しつつあります。

これらがこれまでの、日本における安全対策だったわけです。

そして今、より高齢化が進んで、高齢者の運転が増え、問題視されていると同時に、その事故の中心が、地方から都市に移り変わってきているのですね。

これまでより強力な安全対策が必要なのだけれど、どう努力して良いのかが問題です。

そこで着目してみたいのが、日本を代表する超高性能車、日産GT-R(通称R35)です。

最高時速300㎞以上と言われる超高性能車、日産GT‐Rには、高性能車であるがゆえに、実にユニークな機能が搭載されているのです。

通常市販車には、速度が時速180kmに到達すると自動的に速度制限をする、速度リミッターという速度制限機能があります。

速度リミッター着用は国内市販車の義務ですので、GT‐Rも時速180kmまでしか出せないのは他車と同様なのですが、GT-Rでユニークなのは、地域によって速度リミッターを解除することができることです。

これは、現在汎用的に普及しているナビゲーションシステムと連動させたもので、今のところ、日産が登録した日本国内のサーキットの特定エリアに入り、ナビゲーションを操作することで、180km/hを超えるスピードを出すことが可能です。 

つまり日産GT-Rでは、サーキットの区間限定で本領発揮する機能が、車両自体に埋め込まれているのですけれども、この逆バージョンも可能ではないかと思うのです。

つまり、通学通園路や住宅街や施設駐車場などは、徐行走行、せいぜい最高時速は20㎞/hまでしか出ないように、車両を工夫できるはずなのですね。

つまり、町に特殊な電波などを出すアンテナなどを設置して、それに感応する形で、自動車の速度リミッターを強制的に反応させるということです。

そして同時に、これも汎用的に普及している技術である、スバルのアイサイトなどの衝突防止機能を併用すれば、いくらブレーキとアクセルを間違えようにも、絶対に暴走できない車両ができると考えます。

 

全国的にやれば、それなりの予算はかかるでしょうが、日産GT-Rの機能だと、それほどコストがかかっているとは思えません。

また、低速リミッター&衝突防止機能つきの車両の自動車税を、半額にするなりの大幅特例措置をすれば、一気に普及するはずで、自動運転の普及までとはいえ、十分な効果があるのではないでしょうか?

それは新産業創出&GDP増となると同時に、国民の生命と自由を守ることにもなりますし、高齢化社会に向けての具体的対応にもなるわけです。

ただ、自動車税は都道府県税なので、法人税の国と地方の、税比率を変える必要があるかも知れませんが。

ともあれ、日本的な「三方一両損的な発想」ではなく、新時代に向けた「三方一両得な発想」こそ、「近未来の高齢化社会においてもなお、豊かで自由な社会創りにしていくために重要なのではないか。」と私は考えるのです。

              (ばく)

   ランキングに参加中。クリック応援お願いします! 

映画『僕の彼女は魔法使い』予告編

R35 GT-Rデビュー! 土屋圭市 TSUKUBA ATTACK!!【Best MOTORing】2008

 

 

 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2114 

 ☆大川隆法総裁先生 新春御法話☆   

「青銅の法」講義 (高知県内は衛星中継) 

日時:1月6日(日)13時~(予定)  

会場:全国支部・精舎にて衛星中継   

高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11    

TEL:088-882-7775 

高知西部支部精舎〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7   

TEL:0889-26-1077 

高知朝倉支部〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11   

TEL:088-850-7774 

高知四万十支部〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22 

TEL: 0880-34-7737

 「幸福実現党 釈量子ポスター」の画像検索結果

幸福実現党 釈量子(しゃく りょうこ)党首 https://hr-party.jp/

 

    

2月22日 全国上映映画 『僕の彼女は魔法使い』 主演 千眼美子

 


日産&三菱を守れ!「羊の皮を被ったモンスター」スカイラインGT-R(R32)の物語。

2018-11-25 22:54:31 | 自動車から見える日本と世界

「スカイラインgtr R32」の画像検索結果

日産スカイラインGT-R(R32型)1989年発売

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします! 

会長だったカルロス・ゴーン氏の、所得がらみの不正行為や、会社資産の私的流用などのスキャンダルで揺れる日産自動車。

ただ、ゴーン関連のニュースの時間枠が多すぎて、今の日本社会において、10%消費税増税問題や、ロシアとの平和条約問題、外国人就労拡大問題等、今後の日本の方向性を決める、国民的議論を要する諸問題の情報量が、少なくなっているのが気になります。

ともあれ、ゴーン氏によって日産の企業イメージはがた落ちですし、投資家たちへの重大な裏切り行為ですので、いくら苦境から日産を救った、恩あるカリスマ経営者といえども、ゴーン氏解任は妥当だと思います。

ただ今後、親会社のフランスのルノー社、そしてルノーの大株主でもあるフランス政府が最も恐れるのは、高度な技術力と大きな製造規模を持つ日産&三菱の独立でしょうから、日産&三菱の合併を模索してくる可能性が高いです。

これはメーカーとしての自由の危機ですし、将来的には優秀な日産&三菱の技術力の衰退を意味するはずで、日本の国益だけでなく、世界の自動車産業界にとっても、大きな損失ですから、「日本は日本経済の稼ぎ頭である自動車産業を、他国のちっぽけな企業や政府の食い物にされるようなことから、絶対に守らなければならない。」と、私は個人的には考えております。

日産は、排気ガス浄化への対応、そして近年におけるエンジン性能の向上への貢献は、世界的歴史的レベルであったことは、当ブログで再々記事にしてまいりました。

そして日本は80年代後半から90年代において、「世界一性能が良い」と表された時期がありましたが、その牽引車の一つも、やはり日産であったと思います。

日本の歴史を見ると、国家が苦境の時、いつも国家を助けてきたのは、「国民の技術」です。この技術に対する尊敬が、今の日本の政治には足りないように思えてなりません。

その国を引っ張る技術の象徴と言えるのが、以前にも記事にしたスカイラインGT-R(以下R32)です。

R32を一言で言えば、「レースに勝つためだけに作られたモンスターマシン」です。

R32GT-R,縁石走り

エンジンはRB-26DETT型と言いまして、2600ccという中途半端な排気量です。「儲ける」という理念であれば、RB-25型という、2500ccのエンジンがありましたので、わざわざ専用の部品を擁する形式にはしないのですが、当時のグループAというレース企画で、4000ccクラスに最高排気量でエントリーできるように、わざわざ別エンジンを開発したのです。

ターボチャージャー付きだと、排気量は1.4倍加算されるからですが、税金も2500cc以上だと跳ね上がりますから、購入者にも、負担を強いてまで、「勝つ」ということにこだわっているわけですね。

このGT-R専用のRB-26型エンジン、形式はRBですが、何もかもが専用部品で、500馬力以上の出力に対応している代物ですが、市販車ではそれを280馬力(実際は300馬力以上)として、出力を下げて販売していたわけです。

通常ですと、市販エンジンをチューンUPしてレースに出るのですが、RB‐26は元来がレースエンジンですので、吸排気管などセッティングをレース用に戻すだけで500馬力出てしまうのですね。

 

また駆動形式は4輪駆動で、これもGT-R専用です。

4輪駆動だと曲がりにくいので、アテーサETSという前後駆動輪の駆動力を自動調整する機能を開発しました。アテーサ駆動システムだと、これは前後の4輪のタイヤのどれかが横滑りしても、他のタイヤに駆動力がかかりますので、それまでの自動車とは異次元の加速だったのです。

またスーパーハイキャスという後輪操舵機能、つまり「後輪の向きを変えて曲がりやすくする機能」もついていたりと、新技術のオンパレードでした。今のルノー・メガーヌでは4輪操舵システムが注目されていますが、これなどは30年前に日産が実用化している技術です。

またサスペンションも、4輪マルチリンク独立サスペンションというものです。

独立サスペンションの形式は、主にストラット系とダブルウィッシュボーン系に分類されます。

図6 

ストラット系は、ボディーとサスペンションを構成するダンパーとが、直接つながっている形式で、スペース効率が良く、踏ん張りが強くて、サスペンションストロークが十分にあるのが長所ですが、横方向の力が直接ダンパーにかかること、またボディーが傾くと、タイヤの接地面が少なくなること、ボディーが強くないと踏ん張りがきかないことが欠点です。

一方のダブルウィッシュボーン系は、上下2本のリンクによって、タイヤとボディーが連結されていて、ダンパーは横方向の外力を受けません。またボディーが傾いても、タイヤの接地面積の変化は少ないので、タイヤの接地性が強いのが長所ですが、十分な性能を得るには、十分なリンクの長さと幅が必要で、スペース効率は相当悪くなります。

リアカウルを外した状態のマシン

つまりダブルウィッシュボーンで十分な性能を得るには、フォーミュラーマシンのように、足長・幅広のリンクが必要ですが、これほどのスペースを市販車に求めるには無理があり、スペースに限りのある市販車では、ダブルウィッシュボーン系では、実は十分ではないわけなんです。

「R32GT-R マルチリンク式サスペンション 構造」の画像検索結果

マルチリンクサスペンションとは、ダブルウィッシュボーンにリンクを何本か足した複雑なもので、タイヤの動きを追加リンクで制限しますが、ダブルウィッシュボーン式のように、スペースを必要としません。

要するにマルチリンクサスペンションというのは、「市販車の少ないスペースでも、フォーミュラーカーのダブルウィッシュボーン並みの性能を得ようとするもの」なのですね。

つまりまとめると、R32GT-Rは、見た目だけが通常の自動車で、中身は、完全な最新型レーシングカーだったわけです。

これはスゴイことで、なぜならば、レーシングカーと市販車では、求められる耐久性のベクトルが真逆だからです。

レースというのは、決められたコースで、時間も距離も限定され、運転のプロが扱いますので、あくまで、数時間、限られた距離を、一時期最高性能で走りきれる耐久性があれば良いわけですけれども、市販車では、顧客がどこをいつまで走るかもわからないし、運転が上手な方が、壊れないように上手に走ってくれるとは限らないので、十分な耐久性が必要です。

つまりR32GT-Rは、「壊れない一級レーシングカー」という、奇跡の作品だったわけで、これぞ当時の世界最速をものにした、所以だったのではないかと思うのです。

日産&三菱のみならず、日本の自動車産業というのは、最も従事する人口の多い分野ですし、歴史的経緯においても世界に誇るべき存在なのです。

消費増税等からの話題そらしや、国民感情に、金持ちへの嫉妬心を持たせるとか、そういう軽い判断で世論をあおるようなマネで、政治やマスメディアがあおり続けるならば、それこそ、国の宝が、ビジネスでしか技術を語れない人たちの食い物にされるのを、ただ指をくわえて見なければならなくなります。

それは、ある意味での国民への背任行為であり、国民の財産や、子孫に残すべき資産が減ることでもあるので、私は許すことはできません。

もしも、フランスルノー社が、フランス政府を巻き込んで、日産&三菱の強引な合併を目論むのであれば、日本政府としても、それ相応の対応をして行っていただきたいと思います。

本日は、経典『繁栄の法』(幸福の科学出版)より、一部抜粋をお届けいたします。

        (ばく)

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします!  

「不況を乗り越える智恵」 幸福の科学大川隆法総裁御法話抜粋  

Nissan Skyline GT-R R32 PV 02

 

R32GT-R NISMO vs. ノーマルGT-R 土屋圭市【Best MOTORing】1990

繁栄の法 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=148

 成功するためには、「正しいビジョン」と同時に 「粘りつづける心」も持たなくてはなりません。すなわち、努力の持続、最後まで粘り抜くことが大事なのです。「成功するまでやりつづけよう」と思い、最終目的地に到達するまで根気よく粘ることです。(中略)
 最終目的地へ向かう途中においては、とにかく考えに考えを重ねて、いろいろなことを発想する必要があります。商売の繁盛においても企業の発展においても、豊かなアイデアが大事であり、いろいろなことを次から次へと思いつかなければいけません。
 大きな目標を定め、いったん決めたことは断固やり抜くという姿勢を持っていたとしても、目標に至る過程では、うまくいかないようなことが次々と起こります。したがって、そのつど、新しい考え方を出していくことが必要です。
 新しい困難に対しては、新しい考え方で戦わなければいけません。病原菌などに対して肉体は常に戦っていますが、それと同じように、苦難や困難、挫折の原因がやってきたならば、それと戦うことが大切です。「新しい考え方を発明し、戦って勝たなければいけない」と思ってください。(中略)
 「新しい困難には、新しい発想、新しいアイデアで戦う」──これが根本です。
 反省の習慣のある人は、毎日、夜寝る前などに、「きょう一日、自分は正しいことを考えたか」などと反省しているでしょう。あるいは、週末に反省する人もいれば、幸福の科学の精舎や支部で反省を行なう人もいることでしょう。
 ただ、苦しみや悲しみ、挫折や困難に遭遇したときには、過ちを反省するだけでなく、もう少し積極的に、「自分は新しいアイデアで戦ったか。新しい発想を出したか」ということも考えていただきたいのです。
 一日が終わるときに、「きょうは何か新しいことを思いついたか。新しいアイデア、新しい企画を出したか。新しい発見があったか。新しい〝武器〟を製造したか」と考えていけば、しだいに積極的になっていきます。(中略)
 物事を後ろ向きに考えるよりは、「困難と戦うための、新しいアイデアを出したか。何か判断をしたか。新しいものを人生に付け加えたか」ということを考えたほうがよいのです。
 物を発明することだけが発明ではないのです。人生の生き方も発明しなければなりません。だれもが自分自身のオリジナルな人生を生きているのですから、他の人の発明がそのまま自分の人生に使えるとは限りません。オリジナルな人生のなかで、各人がどのような新しい発明をするかが大事なのです。
 新しい「考え方」、新しい「心構え」、新しい「発想」、新しい「行動」を発明しなくてはなりません。「何によって人生に勝ち、成功の道に入るか」ということを常に考える必要があるのです。
『繁栄の法』(幸福の科学出版)P174~178

「宇宙の法」の画像検索結果    

※高知県内映画『宇宙の法・黎明編』外部会場上映予定※  

・11/25(日)田野町ふれあいセンター 視聴覚室
  (時間)①13時 ②15時

・12/1(土)本山町プラチナホール 2F研修室
  (時間)①13時 ②15時

・12/9(日)野市中央公民館 第1大研修室
  (時間)①13時 ②15時

 

関連記事:

日産頑張れ!「マスコミよ ゴーンショックは ほ・ど・ほ・ど・に・・・」

『さらば青春、されど青春』の時代の街並みと『常勝思考』

GT-Rの『志』と『生命の法』

「日産・スバルは悪くない!」「いらぬ法律がイカン!」という話。

日産スカイラインRSの燃料噴射革命と「未来産業のつくり方」

【スカイライン・ジャパン】世界の空気をきれいにした『人類の選択』

日産GT-Rと安全の未来志向

日本の役人が、日本車から自信を奪った!

【増税反対】部品大国日本の、日を沈めてはならない!

日産マーチと日本女性最強伝説


『幸福へのヒント』と、MR-2夢を手にした日本初マイクロスーパーカーの物語。

2018-11-03 22:14:52 | 自動車から見える日本と世界

「mr2 aw11」の画像検索結果

 AW10・AW11型(1984年-1989年)

  高知県のランキングに参加中。クリック応援お願いします!

久しぶりの自動車関連記事です。先般、ハチロクで人気の4代目カローラレビン&スプリンタートレノ(AE86)の記事をお届けしたところ、自動車関連記事としては、歴代最高のアクセスをいただきました。

「幸福の科学布教ブログなのに、趣味の自動車ウンチクってどうよ?」という声もありますけれども(爆笑)、はい、重々承知しちょりますけれども(笑)、幸福の科学うあ幸福実現党が、現代的観点や、産業などにも見る目を持っているという実証でもありますので、時折書かせていただければと存じます。

コメントでは、「早くGT-R記事の続きを。」というお声もいただいておりますが、私、小さな作品が好きでして…。(笑)先般のハチロクと同時代の、同じトヨタの意欲作をご紹介したく存じます。それがトヨタMR-2(AW10)です。

このMR-2の大きな特徴としては、日本初のミッドシップ車であること。

ミッドシップ車とは、エンジンが車体中央に鎮座するタイプの自動車で、自動車の中で最も重量のあるエンジンが車体中央にあって、コーナーリング性能に優れ、レーシングカーでは当たり前のレイアウトです。

「自動車エンジンレイアウト MR」の画像検索結果ホンダS660透視図

ミッドシップスポーツカーと言えば、私ら昭和世代にとっては、泣く子も黙るスーパーカーの象徴でもありまして、MR-2が発表されたときには、「おお、いよいよ日本でも、ミッドシップカーが登場できたかョ!」と感慨したものです。

MR-2がお手本としたのは、先に小型ミッドシップカーとして世界で成功していた、イタリアのフィアットX1/9(エックスワンナイン)だろうと思います。

MR-2もX1/9も、量産FF車の部品を使って、エンジンをそっくり座席後方に載せ替える方法です。 

そう聞くと、「な~んだ、簡単じゃねぇか。」と思うかも知れませんけれども、この方法論、実は解決しなければならない問題が山積みなんで、ちゃんと一般道を走らせるだけで大変なんですね。

そもそも、ミッドシップカーというものは、一般路を通る市販車としては、あまりふさわしくはないレイアウトだと思うのです。

というのも、レースなど、限られた空間で、限られた距離や時間の中で、専門の技術者がいて、部品交換も用意ならば最適ですが、一般路において、そのような条件がそろうはずはありません。

まず解決しないといけないのは、ボディの強度です。

何せ、エンジンを載せる空間が、最も強くなければならないはずの、ボディの中央にぽっかりとありますので、スーパーカーのような専用のフレームを用いた専用ボディならいざ知らず、市販車と同じシャーシを使う前提なら、空間が空いたことで弱ったボディを強化しない限り、まともにまっすぐ走ることすらできません。

下の画像は、有名なロータス ヨーロッパのエンジンルームですが、エンジンの下のボディががらんどうで、下の道路が見えていていますね。これがボディ強度を落としてしまうのです。

2人乗りでシートが二つしかないMR-2は、同じ部品を用いた5人乗りの80型カローラセダンと比べれば、100kgほど重いので、ボディ中央のエンジン空間で弱った部分の強化が、市販化に向けて相当されているはずです。 

 

またエンジンがボディの中央にあることで問題となるのが、「熱」です。

エンジンが前方にあれば、直接走行風がエンジンに当たり、それで相当エンジンの冷却ができますが、ボディ中央がエンジンルームですとそうはいきません。エンジンが前方あればほとんど問題にならないことが、ミッドシップやRRなどだと大変な問題になります。

MR-2は、横置きFFの80系カローラの部品を使っているので、横置きエンジンのミッドシップで、スペース効率に優れるのが利点ですが、スペース効率に優れるということは、エンジンルームは”激狭”なわけで、エンジンが発する熱が逃げる所がありません。

縦置きタイプだと、スペース効率が悪い分、まだ隙間がありますが、横置きだと逃げ場がないので、座席後方をトンネルバックという独特のデザインにして、一刻も早く冷たい外気に、熱気を逃がす以外の解決方法がないのです。

トンネルバックは段差があってカッコいいですし、スーパーカーのほとんどがトンネルバックスタイルだったので、「こういうものかな?」と思っていたのですが、作る側から言えば、トンネルバックにはしたくないのが本音だと思います。

なぜならば、ボディがえぐれているので、空力的に不利になりますし、何より、絶対に雨の影響を受けるからです。

「フェラーリ308GTB リアビュー」の画像検索結果 

ランボルギーニミウラなどは、ルーバーといって、黒い日さしでエンジンルームを覆っていますが、その下はエンジンが向きだしですので、雨が降る日は走らない方が良いし、天井のあるガレージで止めないと危ないです。

エンジン本体はまだしも、吸気管や排気管、燃料供給ホースなどの錆や劣化は免れませんので、トンネルバックスタイルというのは、「熱問題で苦労しました。」という制作側のメッセージなのです。

縦置きだと、必ずしもトンネルバックにする必要はないのですが、スーパーカーの両雄、フェラーリ512BBやランボルギーニカウンタックは、巨大な12気筒エンジンであったがゆえに、エンジンルームに余裕がなくなって、トンネルバックデザインにならざるを得なかったと思われます。

横置きエンジンのミッドシップ車で、トンネルバックスタイルではないのは、ホンダの初代NSXだけですので、ホンダはどうやっって横置きエンジンのミッドシップ車の熱問題を解決したのか、まだ私にはわかっておらず、興味深いところです。

Ferrari 365BB.jpg  WEB CARTOP

そしてミッドシップ車の解決しないといけないのが、以外にも、重量配分なんですね。

「重量配分に優れるのが、ミッドシップの良いところなのに、なんという言いざまじゃ。」と思われるかも知れませんが、エンジン横置きですと、後輪車軸にくっついたレイアウトですので、どうしてもリアヘビー、つまり、車体後方が重くなりすぎるのです。

 

「ミッドシップ車 エンジンレイアウト MR-2」の画像検索結果

縦置きだと、重いエンジンは横置きよりも中央寄りで、リアヘビーの傾向は薄まるのですが、縦置きですと、今度は重心が高くなる傾向にあります。

というのも、エンジンの回転しているクランクという部品は、車軸、つまりタイヤの中央より下げることができないのですが、縦置きミッドシップは、車軸を回転させるデフという歯車の上に、エンジンが来ざるを得ないので、どうしても重心が高くなってしまいます。

有名なロータスヨーロッパは、後方視界が皆無と思われるくらい、後方が高い独特のスタイルですが、これはエンジンが高い位置にあるからなのですね。

レースなどでは、エンジンのオイル潤滑をドライサンプ機能にするとか、その他諸々の専用レイアウト専用の機能を盛り込んで、デフよりエンジンを下げる工夫ができますが、一般的なエンジンを流用する形でのミッドシップ車だと、専用のレイアウトにするには、膨大なコストがかかってしまいます。

縦置きミッドシップで、この高い重心問題を克服しているのは、近年のポルシェ・ケイマンだけです。

しかし水平対向エンジンで、べたべたの低重心を実現しているポルシェケイマンは、排気ガスの抜けが問題となりますが、これは過去記事をご参照ください。

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

ロータス ヨーロッパ スペシャル 1973

このように、とかく解決しないといけない問題が山積みのミッドシップ車ですが、それらを一つ一つ克服し、それまで横置きFF車開発まで躊躇していた慎重なトヨタが、日本初のミッドシップ車市販にこぎ着けたのは、「トヨタはやっぱり日本の第一人者じゃ。」と思った次第です。

物事というのは、「良いところがあれば、それに付随する形で、同じくらいの悪い部分がある。」と思うのですね。

リターンとリスクを知り、その上でネガ対策に努力し、悪い部分をできるだけ小さくして、良い部分を最大限生かしていくところに、「進歩」があるのではないでしょうか?

これは自動車だけのことではなく、たとえば原発の問題でもそうだし、ここの人間の性格でも同じだと思うのですね。

ということで本日は、経典『幸福へのヒント』(幸福の科学出版)より、人生の苦難と神仏の心について、大川隆法幸福の科学総裁が語った一説をご紹介いたします。

        (ばく)

関連記事:三菱のスバルへの対抗心が、世界を変えた!

【レビン&トレノAE86】日本の多様なる価値観が生んだ、奇跡のスーパーアイドル。

  高知県のランキングに参加中。クリック応援お願いします!

 

心の指針「一日一生」 天使のモーニングコール 1413回 (2018.9.20,21)

Toyota MR2 AW11 - Gear98

 

幸福へのヒント https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=141

仏は、その人が背負いきれないような問題は与えません。そういう重荷は背負わせないのです。昔からそうです。

本人は「背負いきれない難題だ」と思うものであっても、仏の眼から見ると、その人にちょうどよいぐらいの問題なのです。

このことを、荷物を背負って歩いている人にたとえてみましょう。
本来、その人はもっと重い荷物を背負えるのですが、実際には、重い荷物を避け、軽い荷物しか背負っていません。

ところが、やがて、もう一つ荷物を載せられてしまいます。その人は「これでは潰れてしまう」と思うのですが、潰れそうで潰れず、「大丈夫だ」ということに気付きます。
なおも歩いていると、また一つ荷物を載せられ、「今度こそ、だめだ」と思うのですが、今度も潰れません。

結局、その人は、「自分には重い荷物は背負えないと思っていたが、そうではなかった。実は自分が怠けていただけだった」ということを知るのです。

こういうことは仕事においてもあります。人間のほうは、仕事が増えると悩むのですが、仏のほうは、「その程度の仕事で何を言っているのか。まだ大丈夫だ」と思っているわけです。

したがって、「自分には少し無理ではないか」と思うような場合であっても、「いや、これは、仏が期待してくださっているだけの仕事を、自分がまだしていないだけなのではないか。これは解決できるのではないか」と思っていただきたいのです。(中略)

以前は、「自分には、とても解決できない」と思えた問題が、自分が成長することによって、もはや小さな問題にすぎなくなり、悩む必要のないものになる場合があります。(中略)

したがって、「いまの自分には解決できなくとも、一年後の自分にはできるはずだ。では、一年後の自分をいまに持ってきたならば、どうなるか」ということを考えてみてください。おそらく、そこに答えがあるはずです。

すなわち、自分の未来像、成長した自分の姿を想定し、それを先取りして、現在に引っ張ってくるのです。そうすると、もっと力強い自分になれるでしょう。それを実践してみることです。

難題に無我夢中で取り組んでいるうちに、「気が付いてみると解決していた」ということもあります。

そして、「あんな難題が自分に解決できたのは不思議だ」と思うのですが、しばらくすると、解決できて当たり前になるのです。
『幸福へのヒント』(幸福の科学出版)P59~62
 

高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11         

TEL:088-882-7775       

高知西部支部精舎〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7     

TEL:0889-26-1077      

高知朝倉支部〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11     

TEL:088-850-7774    

高知四万十支部〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22      

TEL: 0880-34-7737 


【レビン&トレノAE86】日本の多様なる価値観が生んだ、奇跡のスーパーアイドル。

2018-10-03 23:46:48 | 自動車から見える日本と世界

“ハチロク(AE86)”こと、トヨタ スプリンタートレノ(GT-Apex 3ドア)

4代目トヨタ・スプリンタートレノ(AE86型 通称ハチロク)1983年-1987年

  高知県のブログランキングに参加中です。クリックお願いいたします。

先日ホンダのシティに関する記事を投稿しましたところ、思いがけず好評でして、それにつられて、他の自動車関連記事もつれ売り状態でして、幸福の科学布教ブログ編集長といたしましては、とてもうれしい限りでございます。

と申しますのも、自動車関連記事をお読みになるのは、どうしても、自動車が好きな方が多いと思うのですね。

このブログのお客様は、幸福の科学の信者さんが主流になるんでしょうけど、幸福の科学の信者さんで自動車好きは、そう多くはないと思われますので、つまり自動車関連記事は、かなり高い比率で、幸福の科学の信者さんでない方がお読みくださっていると思われるのです。

とってもありがたいことですし、法縁を付けさせていただけて、本当にうれしいことです。

ということで本題に入らせていただきますと、日本自動車界には人気車は数多くあれど、その中でスーパーアイドル級と言い切ってよいモデルのご紹介です。

それが、トヨタの4代目カローラ・レビン&スプリンター・トレノ(AE86型 通称ハチロク)です。

この企画、これまでやりたくてもやれなかったんです。なぜなら、日本一の人気者ですし、もはや神格化されているところもあるので。

このAE86の人気は、しげの秀一さんの漫画・アニメ頭文字D(イニシャルD)の影響が多大であるのは、多くの自動車ファンの知るところでしょうか。

「頭文字D」の画像検索結果

というのも、今では多くの自動車雑誌の表紙を飾り、ハチロク特集が組まれ、ハチロクを載せれば売れる人気者のハチロクですが、ハチロクが販売されていた1983~87年当時、世間がそれほど盛り上がっていたかと言えば、決してそうではなかったんですね。

というのは、当時の日本車は、「世界でいちばん速い」と言われ始めたころで、全体的な性能レベルが、急速に上がっていたからだと思うのです。

しかもハチロクは、同じ排気量・サイズのホンダCR‐Xなどにも、雑誌の対決などでは勝てていなかったところもあって、当時社会人の仲間入りを果たしていた私は、このおしゃれなスポーティカーを、「ふ~ん」という涼し気なまなざしで見ていたのを覚えています。

つまり、「今最も人気がある」とも言われるハチロクは、現役当時は、傑出した作品とは言えなかったのです。

これには、当時の日本の自動車業界を取り巻く背景があります。

レビン&トレノというのは、当時のトヨタの基幹車種カローラに、DOHCの高性能エンジンを無理やり押し込んだスポーツモデルですが、80年代の日本の小型車は、スペース効率に優れたFF(フロントエンジン・フロントドライブ)、つまりエンジンが前にあって前のタイヤを駆動する形態への最終移行期で、FFには慎重論の強かったトヨタにして、デビュー以来FR(フロントエンジン・リアドライブ)、つまりエンジンが前にあって、後輪を駆動する形式のカローラも、ついにFFに転身したのですね。

この時期、トヨタは迷いに迷ったと思われます。

時勢から見てカローラをFF化しなければ、基幹車種は過去のものとして扱われるのは確実です。しかし伝統のレビン&トレノをどうするかです。当時の技術で言えば、FFスポーツも可能でしたが、それが市場に受け入れられるかは未知数だったのです。

「トヨタ カローラ 80」の画像検索結果

AE86と同時代のFFカローラセダン(80型)

そこでトヨタが下した決断は、ファミリーモデルはFFへ、スポーツモデルのレビン&トレノはFR車として、同じネーミングの車種を、別の形態で併売したのですね。

こういう併売形式というのは、全世界的に見ても、トヨタの80系カローラシリーズだけだろうと思います。

喜んだのは市場ですが、びっくりもしました。大変リスクの大きな決断だからです。同じ名を名乗っていながら、同じ部品などありませんので、大量生産効果が期待できないからです。

販売開始からハチロクは人気者になりましたが、ボディやサスペンション形式などは、エンジン以外、先代TE71型からすっかり引き継ぐというものでした。まぁ当然でしょう。儲かるほどは販売台数を稼げないのは目に見えていますので、膨大なコストのかかる新規開発など、とても無理な話だったのです。

先代のTE71のシャーシも、発端は1970年発売の初代セリカに由来を持ちますので、今見てもバツグンなスタイルのハチロクは、83年の販売開始当初から、『古典』ともいうべき車体だったのです。 

「カローラレビン te71」の画像検索結果

AE86の先代TE71型カローラレビン

どんどん進化する当時の日本の自動車社会の中で、販売当初から『古典』だったハチロクですが、後に漫画の主人公になるだけの素質は持っていました。というのも、当時最新型の4A‐G型というエンジンが、パワーはないけど、とにかく高回転まで回り、レスポンス、つまりアクセルへの反応が良かったのです。

これは先に発売された、日産スカイラインRSのエンジンFJ20の、シーケンシャルインジェクション、つまり高価な燃料噴射装置を、シリンダーの数だけ搭載する形式の影響も大きかったはずです。これだと吸気干渉、つまり燃料を含んだ空気の取り合いが起こらないからです。

先代のTE71に搭載されていた2T-Gも名機ですが、燃料噴射装置は一個だけですので、その差は歴然だったはずです。

また4A-Gエンジンは、先代の2T-Gより軽くコンパクトなので、レビン&トレノシリーズの悩みの種だった、フロントヘビーな重量配分も、随分と軽減されたはずです。

ただボディやサスペンションなどは先代とほぼ同じで、当時すでに古典と化していたものだけに、ボディは軽いけれども弱いし、ボディもサスペンションもタイヤの接地性もうまく生かせてはいないもので、コーナーリングスピードなどは、まぁ古典的なものでした。

しかし、よく回るエンジン、軽い車体で振り回せるサイズ、そして、低いスピードでドリフトができてしまうサスペンションなどの特徴は、「ドライバーの腕前によって、大きく性能が変わって来る。」という、ハチロクの特徴へと認識されたのです。 

“ハチロク(AE86)”こと、トヨタ カローラレビン
ハチロクに限らずですが、名車というのは、共通してデザインが優れていて、同時に、「何かが欠けている。」という特徴があると思われるのです。
たとえば、「トヨタ2000GTは、もっと大きなエンジンが積めたのになぁ。」とか、「いすゞ117クーペに、V6エンジンとか、4輪独立サスペンションとか、高度なメカニズムがあればなぁ。」などです。むしろそういった、「何か欠けたるもの」があるからこそ、多くの人に、夢を抱かせるのだと思うのですね。
 
こう言っては語弊があるかも知れませんが、ハチロクって「欠けたるもの」のオンパレードなわけですが(笑)、その「欠けたるもの」を、コミック『頭文字D』が補ってくれたのかなぁと思うのです。
 
まぁ実際のところ、よーいドンで競争して、スカイラインGT-Rなど、実馬力で3倍近い相手との勝負は、「さすがにどうかな?」とは思いますが、「ハチロクのボディを強化すれば、もっと速いだどうにな。」とか、「後の5バルブの4A-Gにエンジン乗せ換えれば…。」とか、「ブレーキを強化すれば、もっとコーナーを攻められるのでは?」とか、「車体が軽いので、峠の下り坂なら負けないんじゃないか?」とか、ハチロクファンの空想を、とてもストレートに描いているのが頭文字Dの世界観なのですね。

 「AE86」の画像検索結果

ハチロクは、ある意味で、「トヨタの迷いが生んだ奇跡のアイドル」でもありますが、その背景には、日本の社会の寛容を尊ぶ精神が、その土壌にあるのは間違いありません。

「決して、速いものや強い者だけが勝者ではない。」という文化は、古事記や日本書紀には垣間見られますし、「不完全なものを改善して行こう。」という文化も、製造業だけでなく、多々実例があります。

日本のトヨタだけが成功した、FF&FR併売という離れ業が生んだ、奇跡のスーパーアイドル、レビン&トレノ(AE86)を思うとき、日本の寛容性に、どうしても思いを向けてしまいます。 

さて、日本の根底にある誇るべき「多様なる価値観」を、世界に紹介し続けている宗教家が、大川隆法幸福の科学グループ総裁だと思うのです。

大川隆法総裁が提示する教え、多様なる価値観を認識し、同時に『地球神』という神概念を持つこそが、幾多の歴史的背景を持つ多くの宗教や民族が、お互いを良きものと認識しつつ、平和の元に共存し、なおかつ個々が自由に生きながら、社会が進歩発展していくために、どうしても、今後必要な教えだと思うのです。

本日は経典『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』(幸福の科学出版)より、多様なる価値観と正義について、神仏の多面性から論いられている一節をご紹介いたします。

       (ばく)

映画『宇宙の法ー黎明編ー』 予告編

頭文字D”AE86vsFC名シーン

人を愛し、人を生かし、人を許せ。 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=156 

 

 

高知支部精舎   

〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11  

TEL:088-882-7775 FAX:088-882-7779 

高知西部支部精舎 

〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7   

TEL:0889-26-1077  

高知朝倉支部    

〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11   

TEL:088-850-7774 FAX:088-844-7764

高知四万十支部      

〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22 

TEL: 0880-34-7737 FAX:0880-34-7738 


ホンダ・シティ M・M”思想”の申し子と、パッケージ”革命”の夜明け。

2018-09-27 00:52:56 | 自動車から見える日本と世界

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします! 

このブログ、地方に住む在家信者による、幸福の科学の布教ブログですが、時折、自動車関連記事を投稿しています。

私は自動車大好き人間ですが、「最も高い嗜好品」と呼ばれる自動車という商品からは、その作品が持つ社会性からは、色々なものが見えてくるから不思議です。

前作が日産スカイラインGT‐Rで、途中で話題を切りましたので、今回も続編を書きたかったのですが、90年当時世界最速と呼ばれた大物を語るには、もっともっと勉強しないといけないようです。

えっ、「あんたは、もっと仏法真理や心の救済の方面に関して、勉強しなさい!」と・・・。(爆笑)

す・・・すみません。

で、本日は、私の最も得意なカテゴリー作品である、小さな自動車の話。

そう1981年発表のホンダシティが、今日の主役です。

ホンダには、自社製品を作る上で、一つの明確な”思想”があります。

それが、M・M(エムエム)思想。

これは、マン・マキシマム/メカ・ミニマムの略で、要するに、「人の空間は最大に、エンジンなどのメカ系のスペースは最小に。」というもの。

このM・M思想は、シティ登場以前のホンダ車にもあったのですが、ホンダ的に言えば、それを突き詰める作品を世に出せてはいなかったと思われるのです。

それというのも、初代シビックがあまりにも偉大な作品だったので、2代目シビックも、初代から、あまり姿を変えずに世に出す必要があったし、他にもアコードなど、初代シビックの延長上にある成功作があって、当時のホンダは、思い切ったパッケージ改革ができていたとは言い難いところがあります。

81年当時は大ヒット作であるシビックもアコード2代目に移行していましたが、どうしても企業イメージが地味で、かつてのはつらつとした企業イメージが薄れていたけれども、80年代のホンダは、「かつての成功を棄てられるか。」という岐路に立っていたと思うのですね。

 ホンダ アコード ハッチバック 1976

ホンダシビック(初代)とアコード(初代)

そんな中、さっそうと現れたのが、M・M思想を「原理主義的」とも言えるほど、とことん突き詰めたシティだったわけです。

ビックリしたのは、当時高校生だった私だけではないはずです。

何が驚いたって、「短くて、背が高かった」ということ。

シティ登場まで、全長が短く、背の高い自動車はかっこ悪いとされていました。

しかしそれは奇をてらったものではなく、ホンダに元々あった、M・M思想の「これでもか!」という具現化だったのですね。

というのも、エンジンを始めとするメカが、車体前方に押し込められているのが、透視図を見ればはっきりわかります。

これは今のホンダ車にも共通する特徴で、ガソリンタンクが車体中央にある以外は、パッケージに関しては、初代シティと、基本的は変わらないところがあります。

パッケージというのは、「何を、どこに、どれだけ配置するか。」ということです。

ただシティの凄いところは、通称「コンバックス」と呼ばれたエンジンを、シティ専用に開発し搭載していること。

エンジンというのは、開発するのに100億円かかると言われるほど、開発費のかかる代物ですので、できるだけ多くの車種に搭載して、利益を出して開発費を回収したいのですが、コンパクトすぎるシティのボディの前端に押し込めるには、コンパクトなエンジンが必須だったのでしょう。

通常だと、開発費を抑えるために、今あるエンジンを納めるだけのボディにするのですが、さすがエンジン屋というか、原理主義的というか、「ホンダは、やるときにはやるにゃぁ。」と感心します。

なぜシティ専用エンジンかというと、その後このエンジンは、シティ以外に使われていないから。

超ロングストロークエンジンで、しかも、ピストンとピストンのあいだがほとんどなく、1231㏄だったエンジンは、これ以上排気量を増やすことはできない、販売目線で言えば、とてもリスキーな作品です。

しかも、このコンバックスエンジン、4気筒エンジンなのに、3気筒並みにコンパクトに押し込められていて、エンジンルームとほんどには余分なスペースがありません。

「よくこれで、後々、インタークーラー付きターボなどできたものだ。」と感心します。

ホンダ シティ 1981

4気筒エンジンは、燃焼の関係上、どうしても吸気干渉と排気干渉が発生します。

つまり、空気の取り合いと排気ガスのぶつかり合いが起きてしまうのですね。

軽自動車などに積まれている3気筒エンジンだと、この吸気・排気干渉がありませんので、吸気管も排気管もコンパクトに設計し搭載することができますが、4気筒だと、吸気・排気干渉をさけ、理想的な吸気管と排気管にするために、十分な空間が必要で、だから軽自動車は、エンジンが積んであるボンネットがほとんどないようなデザインが可能ですが、4気筒を積んでる自動車は、前輪の前に、もっさりとした顔(フロントオーバーバンク)がついています。

驚くべきことに、シティは、フロントオーバーバンクがほとんどありません。

「これでよく元気に走れたものだ。」と思うのですが、ロングストロークなエンジンはパワーよりトルク(回転する力)が強いのと、655~745kgという軽い車体が利いていたのかも知れませんね。


しかしこのM・M思想の申し子初代シティ以降、ホンダは背高作品を作らなくなってしまいました。

全長が短く背高だと、どうしても高速安定性では不利だからでしょうか、ホンダは傑作初代シティ以降、低重心の実現に向けたパッケージの工夫を、今まで続けることとなります。

しかしそれは、通称「走る実験室」と呼ばれるホンダにとっては、M・M思想の次のステージへの挑戦なのだろうと思います。

それだけホンダは、革命的な作品が多いのです。

革命は、思想から生まれます。

幕末維新革命は吉田松陰先生の思想、フランス革命はカントやルソーの思想、ロシアなど共産主義革命はカール・マルクスの思想でしょう。

今世界では、新たな神の思想が広がっています。

大川隆法幸福の科学グループ総裁の法です。

10月12日(金)よりは、アニメ映画『宇宙の法・黎明編』で、その広大な法を、映像を通して知ることができます。

ということで本日は、経典『ダイナマイト思考』(幸福の科学出版)より、決して古くならない、民主主義の根底にある思想をご紹介いたします。

          (ばく)

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします! 

 

映画『宇宙の法ー黎明編ー』スペシャルインタビュー映像

 

 

初代 CITY CM

 

 

 

ダイナマイト思考 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=183

 

日本には民主主義が繁栄しているように見えますが、日本の民主主義の基礎にあるものはにせものです。私はそれをはっきり述べておきます。民主主義の基礎にあるものは「神の心」でなければならないのです。

民主主義が始まったのは二千何百年か前のギリシャでしょう。ギリシャの国は神を百パーセント信じている人たちの集まりでした。神を信じている人たちが、神の理想を実現するために、心を寄せ、みんなで努力して政治を行なっていたのです。そのような理想があってこそ、真なる民主政というものが成り立ったのです。

神というものがなくなれば、多数が集まったとき、そこに現われるものは衆愚政です。そして一部の独裁者によって迷わされる全体主義が始まっていったのです。ヨーロッパで崩壊した全体主義の流れを見てください。神なき指導者たちが教えた指導方針のもとにやってきた国の体制が崩れたのです。

宗教と民主主義とは両立しないものではありません。一体のものなのです。その基礎に神を信ずる心があってこそ、人びとは理想に向かって努力をし、その努力が素晴らしい政治、経済を生んでゆくのです。

日本の民主主義は物質的なる繁栄のみであって、そのなかに心がありません。精神がないのです。これこそが、いま求められているものであり、変革を余儀なくされているものなのです。

私たちがやろうとしていることこそが、真の民主主義の道なのです。

これは私だけの考えではありません。マックス・ウェーバーという社会学者も、『古代ユダヤ教』という本で、「民主主義の時代には宗教が繁栄する」と書いています。その通りです。一人ひとりが、神の心を求めて、真なるものを求めて活動するときに、社会は繁栄するのです。だから民主主義と宗教は一致するのです。

そして真なる民主主義は、徳治政、徳治主義とも一致するものなのです。

真に人びとが神の理想に燃えて努力し、おたがいのなかから最高の人を選んでいく過程を取り、そうした人を選んでいったならば、その頂点に立つ者は、最も徳高き者になるのは当然のことであって、民主主義の真なるものは徳治主義とまったく同じものとなっていくのです。
これを間違えてはいけません。
『ダイナマイト思考』(幸福の科学出版)P247~249

 

 

$ココぶれすゆぅ  

 

高知支部精舎〒781-8105 高知県高知市高須東町2-11    

 

TEL:088-882-7775 

高知西部支部精舎〒781-1202 高知県高岡郡越知町2519-7   

TEL:0889-26-1077 

高知朝倉支部〒780-8062  高知県高知市朝倉乙988-11   

TEL:088-850-7774 

高知四万十支部〒787-0012  高知県四万十市右山五月町2-22 

TEL: 0880-34-7737 

「宇宙の法」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

 

 


89年ゴジラ来襲!日産スカイラインGT-R (JAPAN as No.1の象徴と、夢をかなえるメカニズム)

2018-08-27 00:21:56 | 自動車から見える日本と世界

引用:https://jp.pinterest.com

日産スカイラインGT-R(R32型)アメリカでのニックネームは「ゴジラ」

引用:https://jp.pinterest.com

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします! 

幸福の科学の地域布教ブログにもかかわらず、自動車大好きな代表管理人の趣味もあって、時折自動車関連の記事をお届けする、とっても変てこりんなブログサイトです。

でも、これでも自動車関連の記事、結構読まれていて、「このブログの人気記事」という中には、必ず何かが入っているので、ありがたいやらほっとするやら(笑)でございます。

このブログで扱う自動車関連項目は、「仏教の因果の理法を通して見える、作品が世界や日本などの社会に与えた影響」というのがテーマですので、そこらあたりがオリジナリティーがあるのかも知れません。

自動車という製品は、「最も高い嗜好品」とも言われると同時に、国民の経済状況や地域の交通環境などが反映されやすい、きわめて社会性の強い商品なので、「自動車から見える社会学」というのは、的を外さない知見が得られると感じております。

さて以前に、1989年に登場したトヨタ・セルシオ(現レクサス・LS)や、ユーノスロードスター(現マツダ・ロードスター)など、今も人気の89年ビッグネームをご紹介しましたので、同じ89年登場の日産・スカイラインGT-R(現・日産GT-R)をご紹介しないわけには参りません。

89年に登場した日産スカイラインGT-R(R32)は、その後90年代の日本車の評価、「世界で最も速いのは日本車」の代名詞の一つとなった、日本の名車中の名車です。

もちろんそれ以前にも、そういう兆しはあったのですが、決定的になったのは、第2世代のGT-Rからだと思うのですね。

 1983 フェラーリ 512BBi 外観 1980 ランボルギーニ カウンタック400S 外観

80年代、「世界で最も速い」と言われていたのは、ドイツのポルシェ928であろうと思われます。

ポルシェというのは、常に「公道最速」にこだわっているメーカーで、当時旧態化した911シリーズの後を担うべく、大御所ポルシェが開発した大型のGT、ポルシェ928は、実質的な性能、つまり、使えるエンジン性能、優れた重量配分、そして高性能タイヤの性能を十分に引き出す、卓越したサスペンションシステムにより、当時、日本のみならず世界でも花形だった、フェラーリ512BBやランボルギーニカウンタックら、もっと有名なスーパーカーよりも、快適で速く走ることができました。

メーカー発表のカタログデータから見ますと、V型8気筒OHCエンジンで230馬力(初期型)のポルシェ928。フェラーリ512BBはV型12気筒DOHCエンジンで360馬力、ランボルギーニカウンタックはV型12気筒DOHCエンジンで375馬力ですから、物理の法則だけなら、ポルシェ928より速そうなものですが、巨大なV12エンジンを、無理矢理車体中央の積み込んだスーパーカーの華たちは、きちんと動力を路面に伝えたり、まっすぐ走ったり、きちんと曲がったりは苦手だったのです。

ですので、たとえメーカーが言うように、最高時速が300km/hだったとしても、ドライビングテクニックどうこうの問題ではなく、その時速を出そうとする度胸が必要で、250㎞/h以上で走るには、命を賭けなければならないのが当時のスーパーカーたちでした。

ということで、一見地味で、スタイルも好みの分かれる出で立ちではあっても、80年代の最速の称号は、ポルシェ928だった訳ですね。

そこへ現れたのが、当時世界で初めて排気ガス規制をクリアし、その余力を性能の分野に向け始めた日本車だったわけです。

その並々ならぬ日本の自動車メーカーの努力は、このブログで度々ご紹介したのですが、私が思うに、排気ガス規制の歴史の中で、日産が果たした役割は大きく、それは燃料供給システムをキャブレター(気化器)から、高額な燃料噴射装置による対策に切り替えたり、その高額な燃料噴射装置を、当時常識的なエンジンに1個ではなく、4気筒エンジンなら4個、6気筒エンジンなら6個と、各シリンダーごとに搭載するシーケンシャル燃料供給システム、そして4バルブDOHCなど、一般的市販車としては、とてもコストのかかる仕組みで対応したのが日産で、それがその後の世界の主流となったのですね。

これらが日産スカイラインから始まるのですが、80年代の日産の英断こそが、「日本車最速時代」の幕を開けたのです。

 会場には全13台の歴代「スカイライン」が集合、60年という時の流れを感じさせた。 故 桜井眞一郎氏と歴代スカイライン

さてスカイラインの産みの親と言われるのが、桜井眞一郎さんというカリスマ技師ですが、桜井イズムというのが、「スポーツカーで速いのは当たり前。重量配分が難しく、実用性の高い箱型で速くなければ開発する意味はない。」というもので、そこから、現日産GT-Rに引き継がれる日本のスカイライン伝説が始まっています。

第2世代スカイラインGT-Rは、桜井イズムを最も原理主義的に具現化したモデルと言えて、もはや市販車の高性能バージョンとは言えず、メカニズム的には、「レーシングカーを市販車っぽくして販売したモデル」でした。

エンジンはRB26DTTと言って、6気筒DOHCツインターボチャージャー付きで、最高出力は280馬力で発表されました。「発表されました。」という意味深な表現は、当時の運輸省から横やりが入ったからです。

「当初は300馬力で発表しようとした。」とも言われていますし、GT-Rの余りの速さから、当時の自動車雑誌等では、実写に出力計測用のダイナモを付けて計測して、「330馬力出ている」と書いてあった記事を読んだことがありますので、280馬力というのは、あくまでお役所の顔を立てた表記でしょうね。

 

映画『宇宙の法ー黎明編ー』 予告編

 

あなたの知らない地獄の話。 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2065 

$ココぶれすゆぅ

 


奇跡のマイクロ4駆、スズキジムニーだけがたどり着ける世界と、「奇跡の法』の必要性。

2018-07-20 00:34:07 | 自動車から見える日本と世界

  高知県のランキングに参加中です。クリック応援お願いします!

久々に自動車関連記事です。

実は今月は、トヨタのクラウンやカローラ、スバルのフォレスターなど、ビッグモデルチェンジがたくさんあって、自動車好きにはたまらん楽しい一時です。

その中で今年7月に、なんと20年ぶりにモデルチェンジした、スズキジムニー(4代目)に着目してみたいと思います。

代表管理人である私が、小さい車好きということもありますけれども、スズキジムニーという商品には、何か宗教布教ブログらしい学びがあるように思えるからです。

スズキジムニーという商品、「知っている人は知っているが、知らない人は全く知らない」という、極めて個性的なモデルですが、初代ジムニーが登場したのは1970年で、今回が4代目ですので、この50年近い期間に、たった3回しかモデルチェンジをしていないという、超ロングセラーでもあります。

自動車メーカー側から言えば、モデルチェンジをしなくて良いなら、できればしたくはないものです。

モデルチェンジのたびに、当然開発費がかかりますので。

ほぼ毎日ブログ記事を更新している私ですが、「更新せずにお客さんが来て下さるなら、できれば更新せずに休みたい」という、怠け者の心が出ないではありませんので(爆笑)、看護師ではありますが、自動車メーカーの気持ちはよくわかります。(大爆笑)

そう、ジムニーがこれまで、あまりモデルチェンジをしなかったのは、モデルチェンジしなくても、ある一定は売れ続けているからなんですね。

それは同時に、モデルチェンジしたからといっても、バカ売れもしないという意味でもありますが。

ジムニーは初代から、最新版の4代目まで、自動車としての基本構造はほとんど変わっていません。

軽自動車のサイズ枠で、一般的な自動車のようなモノコック構造ではなく、頑丈なラダーフレームという梯子型の骨格を持ち、縦置きエンジンで、ジープと同じ方法論の、古典的な、しかし本格的な4輪駆動システムを持ちます。

ジムニーというネーミングも、「ジープのミニ」から来ているらしいです。

このように、なりは小さいけれども、構造は立派な4輪駆動クロスカントリー車なのが、初代から一貫しているジムニーの個性です。

この個性が、スズキジムニーにとって、大きな大きな武器なのです。

日本には、いや世界には、ジムニーでなければ、たどり着けない場所があるからです。

そう、小さな山道や、道なき道、秘境と呼ばれる場所です。

このような悪条件の道路環境の場合、いくら馬力があっても、車体が大きければ、道が狭かったりしただけで入ることができない道が、世界にはいくらでもあるからです。

日本でも、医師が往診するのに、ジムニーでなければいけない通えない地域というのがあって、そういった点で、ジムニーは、多くの人を救ってきた商品でもあるわけですね。

ということで、ジムニーには、一定のニーズ(需要)が、世界には常にあるわけです。

しかも、そのニーズを満たしている商品は、今のところ、いや過去にも、そして恐らく今後も、世界にスズキジムニーしか存在しないのです。

さて、人間の選択には、「4つの判断基準がある」と私は考えています。

第1に「必要性」、2番目は「趣味性」、第3に「経済性」、最後に「安全性」です。

例えるならば、「お腹が空いたから、何かを食べなければいけない」というのが「必要性」ですね。「カレーライスが食べたい」というのが「趣味性」です。

また「今使えるお金が300円しかない」というのが「経済性」、「50円のレトルトカレーがあったけど、中〇製だったので、ボンカレーにしよう」というのが「安全性」で、それで今日のおかずが決まるわけです。

人間はこの、作業を常時行っているのですが、「必要性」はすべてを超えるわけです。

ジムニーのように、「険しい山道を超えて、目的地にたどり着き、用事を済ませて無事帰還する。」という、生きていく上で、かなり重要度の高い領域での「必要性」がある場合、その他の「趣味性」「経済性」「安全性」は後回しになるわけですね。

何が言いたいかと申しますと、「現代の世界には、現実に、切実に、困っていることがあるということ」です。

それは、宗教の紛争、そして、共産主義国家という、無神教を国教としている国の横暴です。

宗教は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の一神教を中心に、対立と争いを繰り広げ、憎しみの拡大再生産が止まりません。

仏教や日本神道、インドのヒンドゥー教など多神教もありますが、科学的価値観の前に、社会の中で精神的に指導的立場から追いやられているのが現状でしょう。

そして、どの宗教的な立場においても、共産主義的脅し恫喝の論理に、理論的に反論できていないのも事実です。

そのような中、「神の正義」を知的論理性を持ちつつ、なおかつ世界宗教の成り立ちを、現代語で分かりやすく説ける人物こそ、「救世主」なのです。

そうであってこそ、人々は、過去のいきさつを超え、「神の願い」という共通の理念をもとに、未来に向けて、本当の意味で手を取り合う、精神的土台ができるからです。

そこに、世界の人類の中で、唯一たどり着いているのが、大川隆法幸福の科学グループ総裁なのです。

大川隆法幸福の科学グループ総裁は、2400冊以上の書籍、そして2700回以上の講演をを通して、「神とは何か」「人間とは何か」「人生の目的と使命について」「真実の歴史観」等々、世界に問い続けています。

ということで本日は、経典『奇跡の法』(幸福の科学出版)より、一部抜粋をご紹介いたします。

また、仏陀とは、「神々の師」でもあります。

つまり、神々の先生が仏陀です。

『奇跡の法』は、「神々の師」の視点を垣間見れる、まさに奇跡の法なのです。

        (ばく)

  ランキングに参加中です。クリック応援お願いします!

悪霊退散の王道は反省の習慣 「幸福への第一歩」シリーズ おおもの

Suzuki Jimny Off Road Driving - Extreme and Extraordinary Stunts

 https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=146

宗教界にもいちおう覇権競争があり、「どの教えが多くの人に支持されるか。どの教えが多くの人を幸福にするか」ということについて、それぞれの神々には、「自分たちが最高だ」とうぬぼれているところがあります。そして、実際にどうなのかということは、実験してみないと分からないのです。

しかも、その実験は、何百年も行わないと、なかなか結果が出ません。何百年もやってみて、その宗教を信じる人たちが、どのような運命をたどるかを見れば、だいたい分かってくるのですが、一世代ぐらいでは、なかなか分からないのです。

たとえば、ユダヤの神は、「われこそは最高神だ」と言って、ユダヤ人に契約を結ばせましたが、ここ二千年間のユダヤ人の放浪の歴史を見れば、ユダヤの神がいちばん偉い神でないことは明らかです。いちばん偉い神がついている民族が、国を持てずに二千年も放浪するわけはないのです。

ユダヤの神は間違いなく民族神であり、ナンバーワンの神ではありません。ほかに、もっと偉い神や強い神、メジャーな神がいたことは明らかです。それは歴史を見れば分かります。

ある国を治めている神の意識と、その国民、民族のトータルの能力や意識とは非常に関係しており、国民のレベルが上がると神の格も上がるのですが、国が目茶苦茶になると神の格も下がるのです。

最悪なのは、治めていた国が戦争等によって滅びた場合です。

そのときには、その霊団そのものがなくなってしまうことがあります。国がないと、治めることも地上に生まれることもできません。そのため、そこで霊団をつくっていた神々は、しばらくすると、ほかの国に生まれはじめます。また新たな転生輪廻をして、違う道を選ばなければならないのです。

こういうことは、過去、何度もありました。国が滅びると、そこを治めていた神々は、ほかの所に肉体を持って転生し、別のことを始めます。そして、別の霊系団ができてくるのです。

かつては交通の便が悪かったので、一つの国、一つの民族のなかでの転生輪廻が数多く行われました。そのため、宗教と民族とがかかわって、その国の霊界、一つの霊界が非常にできやすく、オリンポスの山のような霊界が各地にいろいろあったのです。

しかし、最近は交通の便がよく、国際的な行き来も多いため、この世だけでなく、あの世でも相互交流が始まっていて、「神々の世界で、どういう新たな価値秩序をつくるべきか」という大きな運動が起きています。
『奇跡の法』(幸福の科学出版)P104~107

 

【特報】映画『宇宙の法ー黎明編ー』

 

 


ランキングに参加中。