こんばんは。
本日、大川隆法総裁御法話が、幸福の科学東京正心館で行われました。
私は大川隆法総裁の御法話を、これまでたくさん拝聴いたして参りましたが、今回の御法話ほど、言葉選びに慎重な大川隆法総裁を見るのは初めてです。
それはそうでしょう。
世界は、イスラム国のテロで、アメリカを中心とした連合国家による空爆を、やるかやらないかで右往左往状態ですから。
幸福の科学は、既に日本の一宗教ではありません。
今回の御法話とて、日本国内のみならず、全世界3000箇所に同時放映されています。
そう今の幸福の科学は、世界でもっとも小さな、世界宗教なのです。
大川隆法 幸福の科学グループ総裁
日本では、宗教関係者が好意を持って紹介されることは少ないので、日本人の多くは知らないのですが、ネパールやスリランカやオーストラリアでは、2012年の大川隆法総裁の巡錫の後、それまでの親中路線から、中国と距離を置く外交姿勢に変えました。
近年の大川隆法総裁の一言一言は、世界に「新たな価値観」を与えて来たのです。
如是我聞(私はこう聞いた)ではありますが、冒頭大川隆法総裁は、
「先の大戦での日本に対する評価は、中国や韓国では非道極まりない日本ですが、パラオ共和国では、戦前日本は尊敬されるべき国家との扱いです。」
「過去の歴史の評価ですら難しいのに、現在ただいまのことは更に難しく、また今後の未来を見通して、正義を語ることは、容易なことではありません。」
とおっしゃいました。
そして、
「現在世界中でイスラム教徒は、16億人います。」
「ちょっと前の調査では、8~10億人でしたので、貧しい地域を中心に、急速に広がっており、20~22億人と言われるキリスト教徒と、数の上では拮抗しつつあります。」
「キリスト教社会は、表向き口には出さないが、イスラム教を悪魔の宗教と認識してきたと思います。」
「しかし悪魔の教えで、16億もの人々に信じられることはありません。」
「イスラム教には、キリスト教的価値観では、見えないものがあるということです。」
とし、人間的視点からの正義と、民族的正義とで、これまで戦争が耐えなかったことに理解は示しながらも、
「外国の統治や戦闘行為が、民族や宗教固有の文化を滅ぼしたり、少数派の人々を殲滅するようなら、それは行き過ぎというものでしょう。」
と、イスラム国殲滅を望んでいるとも言える、欧米社会の価値を非難しました。
また、一方のイスラム国においても、一般人を巻き込むようなテロ行為に、
「先進的な武器が使えないことは理解は示すが、そのような行為はムハンマドの教えにはなく、余りにも行き過ぎた行為は、イスラム教がテロ宗教だと誤解される要因となります。」
「一部にはイスラムの自爆テロを、日本の神風特攻隊をまねたもの・・・と言う意見もありますが、神風特攻は、大量破壊兵器を対象としたもので、テロとは言えません。」
と、イスラムテロの沈静化を、イスラム社会に期待すると、受け取れる発言をなさいました。
また、
「神の正義を理解するには、時間の流れを見なければならない。」
「神の正義とは、経典太陽の法・黄金の法・永遠の法に書かれている価値観です。」
太陽の法・黄金の法・永遠の法とは、大川隆法総裁が、もう30年ほど前に、幸福の科学を興したときに書かれた経典です。
幸福の科学では、基本三法とも呼ばれ、主な内容は、人間神の子と、魂の転生輪廻の事実、そして霊界の多次元構造論と、神の歴史論です。
「神のマネジメントと呼べるものが存在することを、世界の多くの人が知れば、人間通し争いは少なくすることができる。」
多神教の仏教や日本神道、そしてユダヤ・キリスト・イスラム教などの一神教を説明しきり、なおかつ今後の人類の、最大多数の最大幸福を実現する方向性を示す。
これが、仏陀・救世主でなくてなんでしょうか?
私は、改めてそう思った一日でございました。
また欧米など、キリスト教国で戦争が耐えない思いがけない理由や、マルクス共産主義の拡大と共に、宗教が力を失っていった背景に、イエスキリストがおっしゃった、聖書の中の有名な、あの一言一言が関わっていたとは。
またイスラム社会が、キリスト教欧米社会から、本当に守りたいと思っているものは何か。
イスラム社会の本音が語られていて、現在の世界の様相が、この御法話を聞くと、まったく違ったものに見えてきます。
いやはや、仏陀の煌くような智慧の言葉で綴られた、まこと深遠なる御法話でございました。
各地の幸福の科学支部、拠点、布教所で、録画拝聴できますので、まだお聞きでない方は、ぜひとも拝聴なさってくださいませ。
(ばく)
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