おはようございます。
バタバタでした。
私は付き添いでしたが、救急車に乗り病院まで
今まで5回も救急車で
何度のっても乗り心地がいいものではありません!!
コロナの関係で全く病室には入れてもらえません
心配ですが、様子もどうなのか全くなしです。
今日は仕事の話しを少々
話しはさかのぼり、息子が大学に通った時の話しです。
大学で学ぶためにヘルパーさんの利用を認めてくれました。
楽しい大学生活を母親が介助しているのは嫌だったんでしょうね
これは当時では珍しい事でした。障がい者の支援の関係です。
町がその支援を認めてくれたのです。それは息子が自ら訴えた結果でした。
親はただ息子のやっている事を見守り、身のまわりの世話をするだけでした。
息子が大学3年目の事でした。転機がありました。
その大学で付き添いをしていたヘルパーさんが会社を立ち上げないか?と
2006年 いまから14年前の話しです。
鳥取県が、障がい者が3人以上で会社を立ち上げた場合
補助金を出します。と言う取り組みががあり先輩二人と三人で企画書を作り応募しました。
それがみごとに認められ会社を立ち上げる事ができました。
私は3人のサポートという事で採用されました。
三人にかわり営業、配達、集金 経理の仕事を任せてもらって
それが
会社の始まりです。
その陰には現在会社理事長(大学でのヘルパーさんでした。)の存在がありました。
会社はそう簡単なものではありませんでした。でも3人は凄く頑張りました。
動画編集のプロの方が講師に何度も何度も来て下さって教わりました。
もちろん私も教わりました。勉強しながらも、もの凄く努力して収入が得られるようになったのです。
3人は障がいがあっても仕事をして収入を得られる!!そんな気持ちが
世間に知れるようになり、メディアでも何度も取り上げていただきました。
誰でもが出来ない事を見事に果たしたのです。
現在はNPOと作業所を立ち上げ、動画編集からデザイン、ホームページなどなど
障がい者が働く会社と成長しています。
息子の場合は在宅ワーク、身体の為に自分の部屋を改造して仕事をしてきました。
この13年間では、県や町の仕事を数々にこなしました。
町の成人式だったり、西日本雪合戦のDVD、閉校する学校のDVD、結婚式のプロフィールビデオ
現在は、ユーチューブが流行っていうので、動画の編集なんか誰でもできます。
その当時はなかなかできる人は少なかったので、絶え間なく仕事はありました。
そんな中、息子は将来を見据えた考えを持つようになりました。
私がいつまでも元気ではない、年をとり、いつか介助や仕事の限界がくるかもと
思うようになりました。そこで目をつけたのが、イラストでした。
イラストならパソコンさえ用意してもらえたら描けますからね ネットでも投稿できる
イラストを描くようになってから10年は経ちます。
どんな風にイラストを描いていたのかまたお知らせしますね。
ただ、学校に通う事は不可能、イラストを描けるようになるため
ネットで基本から学べるようなサイトに登録したり、
デザインの先生に家で習ったり、独学でも数々の本を読み、
わずかに動く指先を上手に使いイラストを描けるようになりました。
とっとり国際漫画博覧会が鳥取で開催された時に、大会を盛り上げたい気持ちから
自ら、まんが王国の応援ポスターを描き、知事にプレゼントしました。
知事が才能を認めてくれたことが大きな力になったのです。
その時の作品がイエローバードと言う物語でした。
平成26年、県から全国障がい者芸術文化祭の大会キャラクターをデザイン
して欲しいと依頼を受けました。キャラクターを考えるのに相当時間かけた事を思いだします。
11種類のキャラクターをデザインしてその中で【パレット君】が選ばれました。
着ぐるみも出来ました。
当時は相当忙しかったです。
イベントの参加、スピーチ
オープンイベントでは、皇室の方と同じ舞台に立ち挨拶もしました。
本当に良い経験をさせていただきました。
前置き長かったですね!! さーて本題です。
会社の理事長は 【福祉というのは、やってくれるものだった。
僕らは「やってください。やってください」って手を出して口開けてまっているものだった。
何か文句があれば、文句を言っていればよかった。でもこれは福祉ではない。】
その言葉は私たち親子にとって凄く心に残っていました。
その通り、障がいがあってもなくても同じ人間です。
障がいがあっても働く事の出来る人は仕事すればいいのです。
税金を払い国に貢献すればいいのです。
息子は健常者と同じ土俵で勝負したい!!とても負けず嫌いな面がありました。
また理事長は
【仕事は完璧にこなし、クライアントから「どうも○○さんありがとうございました」と言ってその報酬をいただいたときに、
初めてその仕事って完結するわけです。この構図だけは絶対に崩していきたくないなと思っています。】
とも言われます。本当にその通りです。時々、「作業所なのに、金額が高いなあ!!」この偏見はどこから
来ているのだろうと疑います。障がい者だからと言ってあなどるな!! いい仕事したからこそ今があるのです。
世に中に差別がなくならないのは、そういう考えしか出来ない人がまだいるからだと思っています。
わたしからみればとても可愛そうな人ですね長くなってしまってますが、息子の事をいっぱい詰め込んだ
本を出版しようとしています。子供の頃からお世話になっていた理学療法士の先生と
コラボ本を書く予定で息子が途中まで書いています。それを引き継ぎ先生と一緒に
書いています。
何度もミーティングを重ねて、良い本にしようと思います。
自慢話しだと思う方もあるかと思いますが、そうじゃなく
障がいがあってもこんな風に生きればいい、
障がい者とどんな風に接すればいいかわからない!!
施設や学校の先生たち保護者、生徒、いろいろな方へのメッセージとして
書いてます。ブログを読んでくださっている皆様に
協力をお願いするかもわかりません、その時はよろしくお願いします。
ブログの文章はめちゃくちゃ!!ほんとうに私の言葉で伝わるかなー?って感じです。えー本当に本が書けるの?
って思われる方があるかもですが、大丈夫!!先生とコラボなので、先生に修正をしてもらいながらです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
ではまた
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