三沢光晴

仕入でアジアを汗かいて歩いて歩いて、頑張り続ける。
それは多分、外から見て考えるよりは大変かもしれない。
売れなければ意味がないのだ。
家族が路頭にマジで迷ってしまう。
売れれば何でも良いってわけでもない。
家族が誇りに思ってくれなくなってしまう。
だから毎日身体だけでなく神経をも擦り減らす。
そうなると段々ちょっとオカシクなってきて、キレイなら男でも良いかとか思ったり遺憾な事になってくる。ちょっと困った状況である。マイケル寸前である。それはやはり困る。
今まで何度でもあった。
うまくいかなかった日の、不安なアジアの暗い夜を想像できるだろうか。
ずっと昔から続いてたような独りの夜をイマジンしてほしい。
たまたまつけたテレビ。
台湾放送で、何故か昔の全日本プロレスが放映されていたんだ。
そこには倒れても倒れても立ち上がる男達がいたんだぜ。
わかるかい？
敵に勝つんじゃなく、お客さんを喜ばすために、お客さんに力を与えるために自分に勝つ事を選んだ人達なんだぜ☆
毎日毎日、キツイ旅をしながら、すげえ闘いを技を見せてくれるんだぜ☆
男の戦いってのは、ホントに強いってのは、プロレスに詰まってるに決まってるぜ☆Rockだぜ☆
色んな夜に、どれだけ力をもらったのかわからない。
すごく感謝してる。
きっと世界中にオイラみたいなヤツがたくさんいるよ。
とっくにトレーニングもまともに出来ない、故障だらけの身体で、社長だから、プロレスラーだからリングに立ち続けた三沢光晴。
ご冥福をお祈りいたします。
ありがとう。
男ってすげえんだぜ(^O^)

いや、そっちの意味じゃなくて、、。