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https://tabisora-foolsgold.jp/?pid=185130930
鮭っているじゃないですか。
これも以前に書きましたし、そもそも本で得た知識ですから私はただ知ったかぶってペラペラ良い気分で話すだけなんですけどね。
鮭。
美味しいですよね。
おにぎりの具では個人的に1番好きです。
そんな鮭。
ちなみに生きてる状態を「さけ」切り身など食用になると「シャケ」となる事が多いらしいです。牛さんの「うし」と「ぎゅう」と一緒ですね。※諸説ありだそうです。
さて、その鮭です。
皆さんご存知の通り彼らは川から海へ降りて、長い長い旅をします。何故かというと川には彼らの餌があまりないからです。
詳しく言うと、オホーツク海から北太平洋、ベーリング海からアラスカ湾まで、四年ほど壮大な旅をして、その過酷な旅で得た栄養を蓄え、すっかり大きく逞しくなった彼らは生まれた川へ帰ります。
堰堤や砂防ダムなど、人工物が障害になる事もありますが、ちゃんと彼らが遡上するための魚道も作ってあります。
とはいえ川の流れに逆らって泳ぎ続け、上り続けるのは逞しい彼らにとっても容易ではなく傷付き疲労困憊で上り続けます。
川には殆ど彼らの餌はないので、何も食べないまま挑戦しています。だから力尽きて倒れるものも多いんです。
さらに途中、肉食動物に捕獲されて熊に咥えられたり、人間におにぎりの具にされたりもしますので、彼らの生存率は大変に低く僅か0.5%程度らしいです。
そこまでして辿り着いて、何をするかというと産卵して、そのまま力尽きて死んでしまいます。
川は彼らの死屍累々となります。
その屍は鳥や獣、そして川にいるプランクトンの餌になります。そのプランクトンはまた他の小魚や虫類の餌となります。その豊富な栄養素が少しずつ巡りまわって川が豊かになります。
そもそも餌の少なかった冷たい川が生物で溢れる。生命が弾ける。豊穣とした生命の水の流れになる。
そしてその頃に鮭たちが命懸けで産んだ卵が孵るんです。
その栄養溢れる川に生まれ、鮭の子供達は餌の心配をすることなく育っていきます。
鮭の子は親の顔を見る事は絶対にないのですが、生まれた瞬間から親の命懸けの愛情に恵まれて育っていくのです。
目には見えてなくても、祝福されて生まれてきている。きっと多分、我々もそうです。
生命というのは、一つ一つでありつつも、実は全体で繋がっているんですね。
本当に凄いですね。
レゲエでは「あなた」を「YOU」と言わず「I&I」と言います。「あなた」は「もう1人の私」と。アヤナイと読むらしいです。とても良い言葉だと思うんです。
そして昨日観た映画で、
「人は生まれる前に神様みたいな偉い人に聞かれるんや。お前は生まれても何年何月何日にこうやって死ぬ。それでも逢いたい人がおるか?って。それで「おる」言うて答えたヤツだけが生まれてくるんや!」と言ってました。
君は誰に逢いに来ましたか?もう逢えましたかね?
チョコレートと一緒に銀紙を噛んじゃうようなことばっかり起こる人生ですが、それでもその人と笑えたら最高ですね!
成功も失敗もそれなら最高でしょう。
さて今日も頑張って楽しくいきましょう。
確定申告が近づいてますね。本当マジめんどくさいです笑笑笑
※映画は「ニワトリフェニックス」です。「ニワトリスター」も面白かったけど、パラレルワールド的な今作も最高でした。
日本映画はこのくらい破茶滅茶の方が好みです。
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