ときめき山歩き:出逢いの記

山の中を歩いていると時として心に残る嬉しい出逢いが有ります。草花や木々や空・・共感して戴ける方に見て貰えたら幸いです。

サギソウ舞う湿原

2011年08月18日 | 樫原湿原

佐賀県唐津市七山の標高591メートルに位置する樫原湿原はサギソウ他、花の多い季節を迎えていました。

8月18日  前回のカキラン観賞で、ご一緒したメンバーが集いました。

秋雨前線停滞中! ではありましたが、傘持参でも、出かける気満々の面々でございました。

30分程前まで雨だったそうですが、集合時間の10時にはすっかり雨は上り・・・吹く風の心地良いこと~

~2時間の散策があっと言う間!?でした。 今を代表する花、サギソウが湿原を舞っていました。

 

花に変身した白鷺さん: ぶるぶるっと羽を羽ばたかせて、水滴を落すのでしょうか?

左上は蕾さん:長く伸びた距~なるほど・・・ラン科:ミズトンボ属でした。

こちらがミズトンボ:同じく距がありますね~私には、ミニ怪獣に見えます。

団体さんも有り、大勢の人達が訪れていらっしゃいました。

一眼レフの高級カメラや三脚持参の方も多かったですね~美しく撮って貰えば、お花さん達も嬉しいことでしょう!

ジュンサイ                                ヒメオトギリ

 

サワギキョウ: キキョウ科~ミゾカクシ属          

 ミゾカクシ : キキョウ科~ミゾカクシ属    同じミゾカクシ属でもこちらは雑草扱いかも~可愛そう!

                  

マアザミ:キセルアザミとも言う     まだ蕾でした。

 

キセルと言えば~ナンバンギセルもたっくさん!  隠れていたり、反対向きだったり~防護柵越しの撮影はとても難しいです。

ヌマトラノオ                       ズーム

 

カキツバタがまだ咲いています。

カワラナデシコ                          アカバナ           

 

ムカゴソウ:ラン科  たいへん珍しい花です。 遠見ではオオバコみたいでしたね~

一番多く咲いているのは~コバギボウシ 縁取りも薄紫色に・・

 

コバギボウシ

ワレモコウ: 地味系でも何故か心惹かれる佇まい

ナンテンハギ

 

ヒメミクリ:姫実栗~ホント! 栗みたいな花ですね。下に付いている4個が、雌花。

 白い上の花が葯のある雄花。  

木の実の栗は今・・・ ( 湿原への道端 )

              

オミナエシ

サイヨウシャジン                           ヒメキンミズヒキ

 

コバギボウシ&ユウスゲの実      涼しげでしょう 

サワヒヨドリ                                    コガマ

 

コバギボウシ                            コウゾリナ

 

                          ゲンノショウコ 

                    

クズの花も美しい! 美しい花には刺はないけど・・・ 蔓の繁殖力はたくましく、木々を覆い尽くします。

困ったさんの蔓植物だそうですが、実は有用植物なのです。(葉は飼料・茎は繊維・根からデンプン)

お昼は定番のコースで湖守屋さんへ移動!   皆さんと楽しい時間~話は尽きません

  

帰路~ yanさんと空&ミーは寄り道   アラアラ雨はどしゃ降り・・霧の中~です。

クサアジサイ: 年に1度の出逢いは外せません。勿論、何度でも観たい

 雨の中~今までで一番の綺麗! 毎年同じ場所でも、今年は株数も多いこと~!

 

                  同上

                   

気になっていた、タマアジサイ:玉の中から花が出て来ます。 

こんな感じに~

ヤマホトトギス

              

 コヤブデマリ:薄暗い場所で、際立つ真紅になりました。

クマノミズキ:液果の色の変化がチャーミング 

ボタンズルの花

ガクアジサイ:植栽~老いてなお魅力的!~ 見習いたいものですね~

豊かな湿原の植生と維持管理の皆様に感謝です。  そして楽しく語らい、笑いあえる花友の皆様、

ご一緒下さり有難うございました。

                                   See    you   again 


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