アイマジック社が「鉄道模型シミュレーター(以下VRM)」を普及させるための布教活動を行うことはまず無いので私が勝手にやります。そのためにはまずマーケティングを考えましょう。
VRMユーザーになりえる人は大前提として
①鉄道または鉄道模型が好きで
②パソコンが扱える
③男性
でしょう。鉄道好きという時点で95%ぐらいは男性に限定されると思うので③はあまり意味がないかもしれませんが(^_^;) そしてタイプ別に分けると、
①金は無いが時間はある:主に学生・若者など
ここに属する人で労力を惜しまない気力のある人はRailsimに行く可能性が高く、一度Railsimに染まればVRMに来ることはまずないでしょう。しかしそれ以外の人なら将来的な可能性は無くもないかなというところです。
②金も無いし時間もない:子育て世代など
ここに属する鉄道好きの人は家族サービスで鉄道旅行に行ったり、子供とプラレールで遊んだりというところでしょうか。子供と一緒に無料のVRMNXスターターキットを遊んでもらえれば将来的に親子共に対象に成り得るのでターゲットにはしたいところです。時間がないということはインストールすればすぐに始められるVRMの方が導入に色々と手間がかかるRailsimよりも有利のはずですので。
③金は有るが時間がない:独身働き盛り世代など
ここに模型鉄の多くは属すると思います。私も当初はここに属しVRMユーザーとなりましたので大いにアピールするべき層です。俗な話になりますが、本当に金が貯まってくると何故か段々と時間も余裕が出てきますので。
④金も有るし時間もある:高齢者や富裕層など
VRMユーザーはここの高齢者層が多いように感じます。が、パソコンが扱える人というのがネックになって少数になっている気もします。また富裕層は模型鉄や豪華クルーズトレインの旅に行きそうなのでVRMユーザー層とはちょっと違いますね(^_^;)
(余談ですが、撮り鉄や乗り鉄はどのタイプになるのでしょうかね?)
こうやってみるとVRMはRailsimよりもユーザー獲得のチャンスがあるように見えますが実際にはそうはなっていないように思えます。何故でしょうか? まぁアイマジックのせいにしておきましょう(^_^;)
さて、それでは非ユーザーにどうやってアピールするかを考えましょう。昨日のVRM定例トーク会において次のツイッターアンケートを
【アンケート】最新バージョン「鉄道模型シミュレーターNX」をご存知の方にお聞きします。「鉄道模型シミュレーターNX」の一番良いと思われる点はどれですか?
①レイアウトを設置するスペースが不要
②実際の鉄道模型より安く済ますことが出来る(無料でも十分に遊べる)
③自動運転構築などの操作が簡単になった
④その他の多彩な機能(自作車両、Python、音源変更など)
としようかと相談したところ、①②は鉄道模型ユーザーに対するアピールだが③は既存VRMユーザーに対するアピールだし④は定義が広すぎるという非常に参考になるご意見を頂戴しましたので考え直しています。今回この記事を書いている中でRailsimと違いVRMNXスターターキットは導入が簡単であるということに気が付いたのでこれもアピールしたい点です。
とあるユーザーさんからの提案で
鉄道模型シミュレーターシリーズ(特に最新のVRMNX)の良い点について
1.バーチャルならではの自由さ
2.Pythonスクリプトを使った高度な動作
3.自動運転ができる
4.自作車両機能でオリジナル車両を走らせられる
と言われたのですが、2.は逆に難しそうと思われそうだし、4.はRailsimと被るのでこちらも迷っています。絞り込みが難しいですね。
【アンケート】鉄道模型シミュレーターをご存知の方にお聞きします。鉄道模型シミュレーターの一番良いと思われる点はどれだと思いますか?
①レイアウトを設置するスペースが不要で、複雑な電気配線知識も不要
②1両購入すれば何編成でも利用でき、実際の鉄道模型より安く済ませる
③機回しなどの高度な自動運転が簡単に構築できる
④無料で簡単に導入でき、十分に遊べるスターターキットがある
③番は本当か?ってなりますが真の目的はアピールですので(^_^;) こんな感じですかね。子育て世代には④の無料、独身働き盛り世代には①②③の手間の掛からなさ等、高齢者には③④の簡単という単語がアピールポイントかな。