ツイッターにて実施した第二弾アンケートの結果、「鉄道模型シミュレーター」に対するイメージは第2位が「操作が難しそう」でした。これは「鉄道模型シミュレーター4」から始まったVRMスクリプトのせいだろうと私は思います。
「鉄道模型シミュレーター4」では何をやるにもVRMスクリプトが必要でした。しかもこのVRMスクリプトは古臭い構文で分かりづらかったです。「鉄道模型シミュレーター5」からは自動センサーが登場し、自動運転などの構築は大分ラクになった訳ですが、「鉄道模型シミュレーター4」で去った人は当然それを知らないわけですし、VRMスクリプトは進化の途中で必要だったとは言え、負の遺産になってしまいました。
線路を敷き、列車を走らせるという所までは簡単ですが、「鉄道模型シミュレーターNX」でもそれ以上の事(自動運転など)になると自動センサーなどを使用し論理的に構築していく必要はあるので、ある程度の思考能力を必要としますから難しくはないとは言い切れません。またVRMスクリプトが廃止されPythonスクリプトになって簡単になったとは言え、プログラミングに拒否反応を示す人にとっては難解であることには変わりないでしょう。
これを解決するためには質疑応答できるユーザーコミュニケーションの場が絶対に必要です。が、現状では少々閉鎖的なイメージがあるDISCORD上にしかその場はなく、全ユーザーがこの場を知っている訳ではありません。私も「VRMNXレイアウト作成入門」や「VRMNXテクニック講座」で色々な使い方を書き残してきましたが全てをカバーしているとは思えないですし、やはり公式のユーザーコミュニケーションの場は必要です。
アイマジック社がカバー出来ないと言うのであれば、スーパーバイザーを復活させて任命し、DISCORDの「鉄道模型シミュレーターコミュニティ」を公式が紹介して誘導するという手もあるでしょう。
「鉄道模型シミュレーター4」で印象付けてしまった「操作が難しそう」ということを如何に払拭していくか。「鉄道模型シミュレーターNX」にとってはそれが今後の課題となりそうです。