Rosso Laboratory

あとがき

というわけで、構想1時間、調査1週間以上の「How to build MURIYARI」は如何だったでしょうか。

兎にも角にも、まずは「見て知って慣れましょう」ということで、過去の事例をなるべく多く引っ張り出してきた訳ですが、後は実際にVRM上で試してもらえば、より理解できるのではないかと思います。


さて、私がこの連載を始めようと思ったのは、お判りの方もいらっしゃるとは思いますが、「困った時には埋めちまえ!」の記事の後、それまで殆どネットVRM上で登場していなかった第9号のストラクチャーを使ったスクリーンショットが幾つも登場してきたことに始まります。

「ストラクチャーを埋めて使う」という手法は以前からよくやられてきた技法であり、決して私が初めて提唱したものではありません。にもかかわらず、このような状況になったのは、過去の事例を「知らなかったり」、「見落としていたり」、「忘れていたり」という状況があったのではないかということで、ならば「無理矢理ストラクチャーの作り方」と称して、過去に紹介された手法を再び紹介すれば、また新たな展開が見込めるのではなかろうかと思った訳であります。

一言で言えば、「温故知新」というヤツですね。

今回紹介した技法を使うも良し、全く違う新たな技法を考えて使うも良し。「あぁ、あんなのあったなぁ」程度に思い出されれば、多分何かの役には立つことでしょう。「無理矢理ストラクチャーの作り方」と称してはいますが、各部品の使い方はVRMレイアウト製作時にも応用が出来るものですしね。

それでは、新たな無理矢理ストラクチャーや新たな技法がより多く公開されることを願って。

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