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山本周五郎 朗読『さぶ』1-3
山本周五郎の朗読を祖母に聴いてほしくて読んでいます。
今回の朗読は『さぶ』1-3です。
YouYubeチャンネル「朗読レター」は、
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- 視聴者さんからの「山本周五郎作品にまつわる思い出話」
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など、皆さんと一緒に楽しめるコミュニティになっています。
ぜひ、お気軽にお越しください。
『さぶ1-3』あらすじ
山本周五郎 朗読『さぶ1-3』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu1-3/
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今回の『さぶ1-3』では、”さぶ”は登場せず、”栄二”だけです。
"栄二"は、日本橋本町の綿文という大きな両替商へ、兄弟子の多市と一緒にでかけました。客座敷の襖を張り替えるための紙合せと下見です。
綿文の主人夫妻には娘が2人います。"おきみ"と"おその"です。
姉の"おきみ"は、父親に似てゆったりした体つきで、性格ものんびりしていました。妹の"おその"は、痩せ型で顔も細く、ませた口をきくし、することがすばしっこいです。
”栄二”と多市が座敷へ通されると、仲働きの"おすえ"が、お茶と菓子を持って入ってきました。
”栄二”は直近2年この家には来ていないので、娘たちは皆、20歳になった”栄二”の成長ぶりに驚いています。
仲働きの"おすえ"に「ずいぶん大きくなったじゃありませんか」と言われた直後、妹の"おその"にも同じことを言われた”栄二”でした。
"栄二"は、日本橋本町の綿文という大きな両替商へ、兄弟子の多市と一緒にでかけました。客座敷の襖を張り替えるための紙合せと下見です。
綿文の主人夫妻には娘が2人います。"おきみ"と"おその"です。
姉の"おきみ"は、父親に似てゆったりした体つきで、性格ものんびりしていました。妹の"おその"は、痩せ型で顔も細く、ませた口をきくし、することがすばしっこいです。
”栄二”と多市が座敷へ通されると、仲働きの"おすえ"が、お茶と菓子を持って入ってきました。
”栄二”は直近2年この家には来ていないので、娘たちは皆、20歳になった”栄二”の成長ぶりに驚いています。
仲働きの"おすえ"に「ずいぶん大きくなったじゃありませんか」と言われた直後、妹の"おその"にも同じことを言われた”栄二”でした。
日本橋本町の綿文へ~襖の張り替えの紙合せと下見を兼ねて~
綿文も芳古堂にとっては古い得意先で、一年に一度は襖の張替えをする。
栄二は13歳から毎年、多市や重七たちの下回りで行き、家族たちとも顔馴染になっていた。
綿文は角店で、土蔵が二戸前。二階造りの店とは別に、中庭を隔てて、平屋建ての住居があった。
住居の方は横に門があり、正面が玄関。
右へ火除け用の厚い土塀に沿って回ると、向うに屋根を掛けた釣瓶井戸があり、その手前の左側に勝手口があった。
仲働きの"おすえ"、登場
「暫くね、栄さん」
「ずいぶん大きくなったじゃありませんか、あたし初めはちょっと見違えちゃったわ」
「よせよ」
「可哀そうに、これでも二十歳になったんだぜ」
「ごめんなさい」
「あたし立派になったっていうつもりだったのに、つい口がすべっちゃったんです」
「おすえちゃんは幾つになった」
妹の"おその"と姉の"おきみ"も登場
「まあおどろいた、あんた栄ちゃんじゃないの」
「大きくなったわね、びっくりしちゃったわ」
「栄ちゃん」
「あたし誰だかわかって」
「おそのさんですよ」
「何年も会わなかったわけじゃない、たった二年ここへ来なかっただけじゃありませんか」
「あたしも大きくなったでしょ」
山本周五郎 『さぶ』1-3を朗読した感想
山本周五郎『さぶ』の朗読は、毎回初見です。
今回は、綿文の2人娘"おきみ"と"おその"、そして仲働きの"おすえ"が登場しました。
各人の特徴をよく表した描写や言い回しのおかげで、性格や感情の違いがよくわかります。
時代劇小説、特に山本周五郎作品が好きな祖母へ、この朗読が届いたら幸いです。
あなたの感想もぜひ、YouTubeチャンネルのコメント欄で教えてください。
山本周五郎 朗読『さぶ1-3』あらすじ
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