朗読レター

山本周五郎作品の朗読を祖母へ届けるために読んでいます。

山本周五郎 朗読『さぶ2-4』あらすじ from 朗読レター

2023-02-25 09:24:12 | 日記

山本周五郎 朗読『さぶ』2-4

 
山本周五郎の朗読を祖母に聴いてほしくて読んでいます。
 
今回の朗読は『さぶ』2-4です。

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ぜひ、お気軽にお越しください。
 
 

『さぶ2-4』あらすじ

山本周五郎 朗読『さぶ2-4』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/
 
"さぶ"は、自分のことを愚図で、"栄二"に面倒かけて困らせてばかりだと告白します。

対して"栄二"は、"さぶ"のことを大事な友達であり、本物の職人だと思っていると伝えました。

そんな2人の対話に邪魔が入ります。

謎の男3人が"さぶ"と"栄二"に近寄ってきたのでした。

男の一人が"さぶ"の襟を掴んだ瞬間、"栄二"が立ち上がって後ろにいる男の一人に飛びかかり・・・
 

おめえのいちばん悪い癖だぜ、さぶ

「またそれだ、それがおめえのいちばん悪い癖だぜ、さぶ」

「二人で店をやってゆくのに、どうしておめえが重荷になるんだ、おめえは誰にもひけをとらねえ立派な糊を作る、その糊でおれが仕事をする、おれたち二人の力を合わせてやるのに、重荷もへちまもねえじゃねえか」

「おら、思うんだが」

「よせったら」

「それでもおら、思うんだ」

「おのぶのことだってそうだが、おれがいくじなしなために、栄ちゃんにとんでもねえ迷惑をかけちまった」

「おれが迷惑だなんて云ったか」

「おめえはなんにも云やあしねえ、いつだってなんにも云やあしねえ、けれどもそれだけよけいに、おら自分のいくじなしがやりきれなくなるんだ」

 

やい、いいかげんにしろ

「なんの相談か知らねえが、こっちはいいかげん待ちくたびれたぜ、二人とも立ったらどうだ」

「待てよ」

「いま大事な話をしているところなんだ、用があるならあとにしてくれ」

「そうはいかねえ」

「こっちはもう待ちくたびれてしびれをきらしてるんだ、立ちな、若いの」

「栄ちゃん」

「構うなよ」

 

山本周五郎 『さぶ』2-4を朗読した感想

 

山本周五郎『さぶ』の朗読は、毎回初見です。

今回2-4では、"おのぶ"の兄だと名乗る男が登場しました。

立ち居振る舞いや雰囲気から、"おのぶ"の本当の兄ではないことがわかります。

何かしらワケがありそうです。次回が楽しみですね。

時代劇小説、特に山本周五郎作品が好きな祖母へ、この朗読が届いたら幸いです。

あなたの感想もぜひ、YouTubeチャンネルのコメント欄で教えてください。

 

 
 
山本周五郎 朗読『さぶ2-4』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu2-4/


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