昨日に引き続き、島津製作所物を紹介します。
「送話器説明器」です。本当は、これに受話器説明器がついて、「送受話器説明器」となるのが正解なのでしょう。
(中村理科のカタログではそうなっていました)
残念ながら受話器のほうは欠品しておりありません。もっとも、デルビル式壁掛電話機や、2号壁掛電話機についている受話器と同じものだと思いますので、そちらから流用は出来ると思いますが。
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この説明器は、デルビル送話器の構造と原理を説明するものです。細かく見てみると、実際のデルビル送話器よりはサイズが若干小さくなっています。また、振動板は金属製でなくガラス製となっており、内部のカーボン粒の様子がが観察できるようになっています。写真から分かるように端子がついており、電池と受話器を接続することで、実際に音声が伝わることを確認できるようになっているようです。
つまり単なる模型やカットモデルではないということです。
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