昨日は西日暮里BOOKAPARTMENTにて1日店長でした。
ちょっとステキな出来事がありました。
雨なのでお客さん少なめだったのですが、若い女性のお客さまに『あの、あなたのおすすめの本教えてください。それを買います。』と言われました。
突然なのでちょっとびっくり!
でもよく聞くと自分で選ぶとジャンルが偏ってしまうので他人に選んでもらいたい、とのこと。
どうしよう、と思いましたが、自分の読みたかった『U-30書籍編集者の会』さんの『水路上観察入門』と『ハチドリ書店』さんの『僕だって大丈夫じゃない』をおすすめしました。どちらか一冊かなと思ったら2冊ともお買い上げ。
なんか、小説のワンシーンみたいな出来事でした。
しかもとても美しい女性だったので。
あとでぼんやりと江國香織さんや辻村深月さんの作品なんかも彼女には合いそうだったなあ…とぼんやり考えたり。こんなステキなエピソードも本屋ならしっくりくる。
西日暮里BOOKAPARTMENT、棚の入れ替えがあり新しい棚主さんも増えました。
ので、気になる棚をまたまたご紹介。
まずは、エピソードにあった『僕だって大丈夫じゃない』のある『ハチドリ書店』さんの棚。
翻訳者の岡崎暢子さんとハチドリさんがお知り合いらしく、今、ハチドリ書店さんの棚は✨僕だって大丈夫じゃない✨フェア実施中です。
岡崎暢子さんが翻訳した韓国エッセイ『あやうく一生懸命生きるところだった』に続き、『僕だって大丈夫じゃない』も韓国でとても話題になった医療エッセイです。最近、日本でも『82年生まれ、キム・ジヨン』や『アーモンド』など韓国の文学が注目されてますね。
棚がレモンイエローと淡い水色に染まり癒やされる上に
矢部太郎さんの癒やされイラストの推薦帯でさらに癒やされる。見てるだけでセロトニン。
続きまして新しい棚
『付箋書房』さんです。
気になるところに付箋がしてあり、ちょっと立ち寄り立ち読みした方も付箋貼ってOKというシステム
自分と他人の心の響きの違いや、共感をあらためて気づきそう
続きまして『榊』さんの棚
しっとりとして静かな佇まい。
本の後ろにも本がありますから探してください。
ブクアパはちょっと宝探し的な本の陳列もお楽しみの1つ
『榊です。静かに古本をお売りします。』
という言葉が静かに響きます。
続きまして『書肆パラフィン』さん
こちらは(裏)で上野桜木に実店舗をもたれるみたいです。
この不思議な装丁の湊かなえさんの本がすご~い気になるのですが…
謎解きはこちらに
本と温泉
中身見てみたい…
続きまして新しい棚ではないのですが『大人の本とこどもの本』
小学生の男の子とお母さんで運営。
小学生くんはたまに塾帰りや夏休みはお店番をしてくれますが、さすがの令和生まれ、タブレットのエアレジは完璧マスター!だとか
ちなみに本が売れたら彼のお小遣いになるらしいです👍
こども店長はレアキャラですので見かけたら彼のお小遣いにぜひ貢献を
西日暮里BOOKAPARTMENT、過去の棚紹介はこちら
レジ閉め覚えたので最近半日でなく丸一日店番してますが、ぼんやりと。
レジ上のライト、かわいいなあ〜
レトロスタイル
さて、肝心の自分の棚はというと、真ん中あたりの1番下にお引越ししました。
基本的に不要な本を並べているので、なんか…自分で見てもいやーな気分になる…
イカン、これではイカンと思いつつ、好きな本は手放せないし…かといって素人なので安く本を仕入れるルートもなし…模索中です。
ホントは不老泉や鷹勇が飲みたいのに、獺祭と上善如水しかない居酒屋に来ちゃったみたいなそんな感じ…
うーむー…