Runrun日記

北方水滸伝 11~14

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 昨日から足のしびれが酷くって、今朝は絶対起きたくない朝。 それでも暖かい布団を跳ね除けて…朝起床時のストレッチ・トレーニングは無し。朝の散歩は短めに。
 図書館に予約した、水滸伝の続きが入っていたので、取りに行きました。
 
◇◇◇◇◇◇

十二世紀の中国、北宋末期。腐敗した政府を倒そうと立ち上がった反乱軍と、内からの改革によって立て直そうとする勢力(青蓮寺)との戦いです。世直しの志を持ったものは、国中を歩き回り同志を増やし、その拠点に梁山湖に浮かぶ天然の塞を奪取し、梁山泊と名づけます。

北方謙三 著 『水滸伝 十一 天地の章』 集英社文庫

 
 梁山泊の頭領・宗江と晁蓋の間に方針の齟齬が生まれます。晁蓋は、今すぐ攻勢に転じ外に出て戦おうとします。青蓮寺は、密かに暗殺の魔手を伸ばしてきます。晁蓋は戦場で、暗殺者の毒矢に撃たれ死んで行きます。

北方謙三 著 『水滸伝 十二 炳乎の章』 集英社文庫

 北京大名府で、梁山泊の糧道を守る盧俊義が、ついに青蓮寺一派に捕らわれてしまう。拷問を掛けられるが、かろうじて救出に成功する。そして、北京大名府に残る糧道の情報を隠滅するため宗江自らが梁山泊全軍を率いて北京大名府を襲う。青蓮寺は、雄州の関将軍に北京大名府を取り戻すように命令を下す。関将軍は意表をついて梁山泊を取り囲む。慌てて梁山泊に戻る梁山泊全軍。その時は既に雄州軍はいなかった。
 その後、関将軍は梁山泊に合流してしまう。なんとなんと!!

北方謙三 著 『水滸伝 十三 白虎の章』 集英社文庫

 官は十万以上の兵で、梁山泊への進攻を開始します。禁軍の趙安の軍が流花塞に押し寄せ、梁山泊本軍はそれを守ろうとします。しかし官の狙いは別の所にあった。北京大名府の将軍董万の軍が双頭山の北に埋伏し、突如双頭山を攻めます。双頭山は、ほぼ壊滅しますが、ニ竜山の秦明の騎馬隊、林冲の騎馬隊が駆けつけます。かろうじて双頭山は残りますが、多くの兵、将校達を亡くします。
 孔明と童猛は、官の造船所を襲います。造船所は焼き払うことが出来ますが、孔明は炎の中で死んでいきます。

北方謙三 著 『水滸伝 十四 爪牙の章』 集英社文庫

 そして一年後、官は20万の兵を擁して梁山泊の壊滅をねらいます。大兵でもって、じわりじわりと梁山泊軍を締め付けます。梁山泊は、しばらく耐える事を決意する。しかし、燕順の守る清風山に董万の軍が攻め掛けます。清風山は落ち燕順は果敢に戦死。

この本のお気に入り度:★★★★★

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 図書館では、15から17巻まで借りて来ました。受付のお姉さんには、頑張って読んでいますねと応援されて…(笑い)
 午後は、妻はスポーツクラブで、バイラバイラのメニューで踊ります。私は、ソファーに横になり、水滸伝の続きを読みふけりました。いよいよ、物語は佳境に入って行きますね。多くの人が戦死していきますが、結果どうなるの?
 戦争は、嫌だ!嫌だ!

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