デュマ 著作 「ダルタニヤン物語3 我は王軍、友は叛軍」 復刊ドットコム
あれから20年。すでにルイ13世もリシュリューも亡く、若干10歳のルイ14世を、太后アンヌと枢機官マザランが支えていた。しかしマザランの悪政に怒り、市民や貴族たちが反乱(フロンドの乱 1648年 - 1653年)を起こしていた。ダルタニヤンは、マザランに味方になるように頼まれる。それには仲間が必要。昔の友、アトス、ポルトス、アラミスを探しに出かける。
「三銃士」は、くだらないコミックだと思ったのに、なんでこんなものを読みだしたのか!? 読みだしたシリーズ物は、最後まで読み切らないとあかん!!
40歳になったダルタニヤンは、未だしがない近衛銃士の副隊長。アラミスは坊主になったが剣と恋とが忘れられず、フロンド派の恋人と不倫関係になっていた。ポルトスは金持ちの地主になっていたが、名誉・肩書が欲しいらしい。男爵になりたい!?
アトスは? ややこしい話だなぁ! 15年ほど前に、アトスはアラミスの元恋人シュヴルーズ夫人と何かあったらしくって、二人の間に、子供ヴラジュロンヌ子爵がいる!?
フランス人が描くと、歴史小説もこんなコミックになるのだろうか。
フロンド派のボールフォール公の牢破りをアトスの従者グリモーが助けるが、この件は面白い、笑える ボールフォール公を追って、ダルタニヤンとポルトスが追いかけると、敵側にアトスとアラミスが居た!!
面白い 面白い フランスのコミックか!
とりあえず、仲直りはしたようだが、次巻は????
この小説のお気に入り度 ★★★★☆
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