オスカルのペガサス宙乗りで、話題の「ベルばら」オスカル編を観劇。
超豪華な舞台と凰稀かなめさんのビジュアルの美しさを楽しむ替わりに…物語の浅さが際立った「ベルばら」で、私が一番涙の出ない舞台だった(笑)
今回はオスカルの誕生から丹念に描く、新たな試みの作品という事。
父親であるジャルジェ将軍の跡継ぎ誕生にかける想いなどがよく描かれていたが、肝心のオスカルの苦悩…男の子として育てられたなかの強さと弱さや心の動きなどは伝わってこず、オスカルとアンドレの出会いの場面もなかったので、アンドレとオスカルの絆の描き方も非常に浅かった。
特に、オスカルが近衛隊から衛兵隊に転属する迄の経緯も、父親であるジャルジェ将軍がカーテン前の説明台詞で終ったのが残念。
三部会閉鎖など、最近はあまり描かれていない場面などが新鮮ではあったが、ベルナールとロザリーなどの夫婦愛も見られず、庶民の疲弊や不満の描き方は不十分。
これまで私が生で観た「ベルばら」のなかで一番感動が薄かったのは残念。
昨日のNHKスペシャルであったバラのタンゴは迫力があって感動した。
今回は1回の観劇で充分なんだけど、役替わりがあるので、あと1回は観る予定。
超豪華な舞台と凰稀かなめさんのビジュアルの美しさを楽しむ替わりに…物語の浅さが際立った「ベルばら」で、私が一番涙の出ない舞台だった(笑)
今回はオスカルの誕生から丹念に描く、新たな試みの作品という事。
父親であるジャルジェ将軍の跡継ぎ誕生にかける想いなどがよく描かれていたが、肝心のオスカルの苦悩…男の子として育てられたなかの強さと弱さや心の動きなどは伝わってこず、オスカルとアンドレの出会いの場面もなかったので、アンドレとオスカルの絆の描き方も非常に浅かった。
特に、オスカルが近衛隊から衛兵隊に転属する迄の経緯も、父親であるジャルジェ将軍がカーテン前の説明台詞で終ったのが残念。
三部会閉鎖など、最近はあまり描かれていない場面などが新鮮ではあったが、ベルナールとロザリーなどの夫婦愛も見られず、庶民の疲弊や不満の描き方は不十分。
これまで私が生で観た「ベルばら」のなかで一番感動が薄かったのは残念。
昨日のNHKスペシャルであったバラのタンゴは迫力があって感動した。
今回は1回の観劇で充分なんだけど、役替わりがあるので、あと1回は観る予定。