ようこそ我が家へ! ルース&のあ

放棄されて失われかけた小さな命たち。その成長の記録です。

チャック虹の橋へ

2015-09-19 21:10:17 | 我が家の出来事

大好きなチャックが虹の橋へ行ってしまいました。




チャックは私の長年の友人であり、今も花のアトリエ、Graceを共に運営しているチャックパパの愛犬です。今年の6月で14歳になりました。フラワーショップGraceで育ち、仔犬のルースの面倒を見てくれたチャック。Graceがアトリエになって我が家に移ってきてからも、いつもチャックパパと一緒。だから私たちにとっても家族同然。みんなと一緒に遊び、ご飯を食べ、どこに行くにも一緒でした。

ついひと月前までは元気で、いつもとさほど変わらない様子でした。

8月の終わりごろから急に餌を欲しがらなくなり、嘔吐が見られるようになりました。同時に下半身が顕著に弱りはじめ、長時間立っていることが困難に。それまでも後ろ足の動きがやや悪くなっているような印象がありましたが、獣医さんに診てもらっても特に所見は無しとのこと。歳のせいかなと話していました。

8月のチャックです。いつもと変わらず元気でした。


しかし、9月2日、我が家での食事後、急に震え出し、明らかに様子はおかしい状態でした。レントゲン検査や血液検査では明らかな異常は見られなかったのですが、嘔吐が続くため、エコー検査を行ったところ、消化器官に4センチ大の大きな癌が見つかりました。すでに末期でした。チャックパパの嘆きは見ている方が辛いほどでした。

余命はひと月~三か月との事でしたが、その翌日から食欲がさらに落ち始め、散歩が困難になり、トイレと水を飲むとき以外は立ち上がらなくなってしまいました。それでも強い子で、亡くなる9月11日当日の午前中まで、自力で水を飲みに行き、排せつをしていたそうです。前日から呼吸が少し荒くなり始めていました。私と家内も、チャックパパの家へ行きました。私たちを見ると健気にも起き上がろうとし、尾を振りました。起き上がるのをそっと静止し、撫でてやると気持ちよさそうに目をつぶりました。生きているチャックと会えたのはそれが最期でした。

翌日の午後9時ごろ、チャックパパからチャックが危なそうだという電話がありました。急に呼吸が荒くなったと。私と家内は急いで家を出ました。そして、チャックパパの家に着く直前、亡くなったという電話を貰いました。
到着すると、生きていた頃と何も変わらない可愛いチャックがそこにいました。

まだ温かく、苦悶の表情などみじんもない、可愛いチャックが横たわっていました。
調子が悪くなってほぼ10日、癌と宣告されてわずか5日目でした。あまりに早い別れにチャックパパもパパのお母さんも、私たちも、チャックの死を受け止めきれませんでした。

痩せもせず、苦しむことも殆ど無く、どう見ても死病を患っている犬には見えません。眠っているとしか思えません。余りにきれいな死に姿でした。


ルースが来たばかりの頃、ちびルースと一緒に。




ルースのお兄ちゃんでした。









ルースが大きくなってもとっても仲良し。




チャックが来たばかりの頃は我が家にはアンナという雌犬がいて、チャックの遊び相手でした。

左がアンナ、右がチャック。よく似た二匹はとても仲良しでした。


生まれったお家でのチャック。やんちゃそうな顔が可愛いです。




右の腕白そうなのがチャック




Graceに来て間もない頃、お父さんのお膝が大好きでした。




本当に甘えん坊でした。




愛きょうもので




やんちゃで




チャックによく似たブリキの犬に興味津々




パワフルで甘えん坊、吠え声は飛び切り大きいけど、とっても頭が良く優しい子でした。









余りにも急な別れでした。いつもと変わらない姿のままで、神様はチャックを虹の橋へ連れていかれました。

2015年9月11日チャックは亡くなりました。
そして9月13日、チャックのお葬式です。

パパの優しい手がお花を飾ります。




とっても綺麗です。




さようなら、チャック。しばらくのお別れだね。本当に可愛かった。そして楽しかった。いつも一緒だったね。虹の橋で再開するまでアンナと待っててね。もし私たちが行ったら、走って迎えてくれるね。いつもそうだったように。ありがとうチャック。本当にありがとう。




チャックはアトリエのお庭に咲く花と一緒に虹の橋へと旅立ちました。






我が家にあるお花のアトリエGraceのショッピングサイトです。
ぜひご覧ください。


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4 コメント

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Unknown (カプアンパパ)
2015-09-20 13:56:25
チャックさん
ほとんどお会いしたことはなかったと思いますが
ルルのあ父さんのブログで拝見する姿は、明るくて賢そうなわんこさんでしたね。
子犬の頃の写真、我が家のアンジェロの昔を思い出しました。
チャックパパさんの喪失感は半端ないでしょうね。
慎んで、チャックさんのご冥福をお祈りします。

ルルのあ父さん
不幸が続いてしまい、辛いですね。
どうかお身体を大切に。
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カプアンパパ様 (ルルのあ父)
2015-09-21 18:23:16
いつもありがとうございます。

チャックは子犬の時から我が家に出入りし、預かったこともしばしば。ショップでも一日中一緒だったので、我が家の犬も同然の存在でした。庭をみんなと走り回り、一緒に旅行に行き、私はチャックと会うのが本当に楽しみでした。

殆ど前触れのない別れは本当に悲しかったし、今もとても悲しいです。

でも彼の与えてくれた輝いた時間は素晴らしいものでした。心から感謝しています。出会えてよかった。別れはつらいですけど、本当に出会えてよかったと思っています。
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Unknown (チビスケ母)
2015-09-26 07:05:29
しばらくお邪魔せずでした。
その間に、チャック君が旅立ってしまっていたことに、
ただただ驚くばかりです。
ルースが小さい頃、ずっとそばにいて遊んでくれたチャック君。
いつもパパと一緒で、みんなのお手本みたいに
とっても仲良し親子で、幸せ一杯だったのに。
こんなに突然だなんて・・・。

いてくれることが当たり前と思っていました。
もう会えないと思うと、切ないです。
パパさんのお気持ちを思うと、たまらなく切ないです。

また会える日まで、お空の上からアンナちゃんと一緒に、
みんなのこと見守ってくれてますね。
どうか、一日も早くお気持ちが安らかになりますように。

チャック君、突然過ぎで驚いちゃった。
あなたとパパの愛に満ちた姿、見ているだけで幸せになれました。
チャック君と出会えたこと、幸せでした。
これからは、お空の上からみんなのこと見守ってあげてね。
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チビスケ母さん (ルルのあ父)
2015-09-27 22:09:08
いつも優しいお言葉を、ありがとうございます。

ルースをお届け頂いた時や相模湖のドッグランでお会いした際は、チャックも一緒でしたね。いつも我が家のワンズと一緒で、兄弟家族でしたので、急な別れは本当に辛かったです。調子が悪くなり始めて10日余り。癌と判明して僅か5日目でした。
見た目は全く元気な頃と変わらず、死んだとは到底思えないチャックでした。

チャックパパも毎日チャックの写真を見ては、涙を流しているそうです。

おっしゃる通りいるのが当たり前のチャックでした。いつも元気にわが家の庭を走り回り、吠え声も人一倍うるさかったですが、とっても優しい子でした。食べるのが大好きなのに、ちびルースにおやつを分けてあげたり、自分が甘えん坊なのに、ルースと一緒に寝てあげたり…。思い出すたびに涙が出ます。

かわいいままで、姿も変えず行ってしまったチャック。でもチャックには本当に感謝しているんですよ。

再会の日までは寂しいですが、きっとその分喜びも大きいはずですからね。
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