ようこそ我が家へ! ルース&のあ

放棄されて失われかけた小さな命たち。その成長の記録です。

幸せ報告リール&ベス

2010-01-28 18:11:59 | 預かり犬

我が家での最初の預かり犬「リール」と、只今トライアル中のセカンドワンコ「ベス」のご家族から幸せ報告をいただきました。

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リールはいぬ親さま宅の子になって、早いもので2カ月が過ぎました。

この子は運搬ボランティアの方が、遠く千葉から運んでくださいました。その時、車内でリードを食いちぎり、バリケンを破って出てきたそうです。その時同乗していたちばわん担当のYさんも「リードを食いちぎる子はいるけど、バリケンを破って出てくる子は見たことがない。」と驚かれるほどでした。

途中、Yさんのお宅に立ち寄りって、リードをチェーンに換え、さらにバリケンをチェーンでぐるぐる巻きにした状態で我が家に到着しました。

その話をうかがって「わぁ、凶暴な子だったら困るなぁ・・・」と正直ドキドキでした。バリケンから出す時も、噛みつかれても大丈夫なように、作業用の革手袋をして出したのを思い出します。

そんなリールですが、実際は全然凶暴なところなどなく、人も犬も大好きな甘えん坊なことが2日もしないうちに解りました。隔離した部屋からこちらに鼻先をだして、じっと見る目は優しくて、3日目には私たちの後ろをついて歩くようになりました。





ドッグランで、他のワンちゃんとも上手にごあいさつできるそうです。








バリケンを破っただけあって(笑)素晴らしい運動能力ですね~。







全く緊張感のない、この姿!幸せな証拠です。







毛が無くて、ものすごく細かった尾も、きれいに巻いています。すっかり美犬になりました。


我が家に来た時は、栄養不良と出産後のダメージで体毛が抜け落ち、地肌が見えるほどでした。乳房も垂れ下がり、非常に痩せて、苦労の跡が見える痛々しい姿でした。辛い目にあったのにセンターに収容されて、もし引き出されなかったら、殺されていたのかも知れないと思うと涙が出そうになりました。

でも、センターに保護されたからこそ、こうして幸せになれたんですね。もしそのまま放浪していたら、今頃栄養不良や寒さで死んでいたかもしれません。センターの方々のご苦労と、ちばわんスタッフの愛情でこうして幸せをつかんだ「リール」。

いつまでも幸せに!


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ベスはリールがトライアルに入ってから約2週間後にやってきました。

センターから引き出されて、一時預かりさんの元から不妊手術のために神奈川県の動物病院に。手術の翌日私が病院に迎えに行きました。土曜日で道路がずっと渋滞していて、到着するのに3時間かかったのが印象に残っています(帰りは1時間でした)。

この子はものすごいビビリで、担当の獣医さんが抱き上げると同時にオシッコとウンチを漏らしてしまうほどでした。センターからのサマリーには特徴として「あまり人懐っこくない。」と書かれてありました。

「おやおや、人慣れしない子なのかな~。今度は貰い手がつきにくいかも・・・」とまたまた心配になりました。

確かにリールのように3日目には尾を振って寄ってくる、という感じではありませんでした。手を差し出すと腰が引けます。でも、逃げて隠れてしまうということはなくて、逆に人にも犬にも本当は近づきたいオーラを発していました。

いつの間にか私たちの間に入ってきて、寄り添うようになってきたなと思っていたら、そのうち大喜びで飛びつくようになりました。あまり人懐こくないというのは、ほんの初めだけでした。






車に乗っているところ。緊張しているかな?ピンクのハーネス&首輪をつけてもらってとってもキュート。






ショッピングセンターのカートに乗って、やっぱりちょっと緊張の面持ち。でもお姉ちゃんの手が優しくベスの肩に触っています。







多摩川の広い河川敷がお散歩コースでお気に入りの場所とか。






尾もピンと上がって、りりしい様子です。




リールよりもさらに一回り小さくて、コンパクトだったベス。きっと毎日誰かの膝の中にすっぽりはまって、楽しく過ごしていることでしょうね。あの怖くてお漏らしをしていた数日間もいつか忘れて、幸せな一生を過ごしてくださいね~。





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今も寒い夜を冷たいコンクリートの上で過ごしているセンターの犬たち。この子たちもリール&ベスもまったく同じ命。もし手を差し伸べてくださる方が一人でもいらっしゃれば、一匹の命が同じように、暖かい家で過ごすことができます。

そんな方がいらっしゃったら、是非こちら
「センターレポート」をご覧下さり「ちばわん」までご連絡ください。

なお、センターレポートをご覧になってのお問い合わせは、センターではなくて
「ちばわん」までお願いいたします。
問合せ先:korotarouhs★nifty.com(担当:吉田)
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以下、お知らせです。


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4 コメント

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Unknown (コロリ達の母)
2010-01-29 17:02:40
2ワンほんまに幸せそうですね
リールちゃんもベスちゃんも
穏やかなお顔になってます(笑)
父さんとの出会いが無かったら
まだ家族とも出会えていなかったかも
うちの姪も暮に子犬を迎えました
私の願いを叶えてくれて
里親募集で家族を捜してくれました
たとえ少しづつでも幸せワンが増えてくれる
事を願います
・・・・それと猫ちゃんも中々いいもんですよ(汗)
返信する
コロリ達の母さま (ルルのあ父)
2010-01-29 22:33:38
いつもありがとうございます。
姪ご様、素晴らしいですね!母さまの熱意が伝わったんですね。

厳しい自然に生きている動物たちとは違って、人の都合で生まされ、死なされるペット達は
まさに人が作り出した不幸の中にあります。ならば人の努力で必ず幸せになることもできると思います。

猫ちゃん、はい、昔我が家も猫がいましたよ~。本当に可愛かったです^^
そのうち是非と思っています。
返信する
うれしいですね (カプアンパパ)
2010-01-29 23:44:00
リールちゃんも、ベスちゃんも
幸せそうで。なによりです。

革手袋をはめたルルのあ父さんの気持ちよくわかります。
私も、犬の運搬のお手伝いをしたとき、革手袋をはめました。でも、革手袋でない手首を咬まれちゃいました(汗)。咬まれるのはアンジェロで慣れてます(滝汗)。
返信する
カプアンパパ様 (ルルのあ父)
2010-01-31 00:05:26
え?咬まれたんですか!大丈夫でしたか?いくら犬が好きでも、初対面の知らない犬、それも怯えている犬に手を出すのはやっぱり勇気が要りますよね。

これからも気をつけようと思います。
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