江戸城無血開城! と言えば、西郷隆盛と勝海舟、この二人の功績!と学校でも確か学んだ記憶があります。しかし、この二人の会談のときには、すでに、結論がでていたんですね。白州次郎、山岡鉄舟、今の日本に、この二人がいたら・・・と思ってしまいます。文体は、ちょっと読みにくいかもしれませんが、それがまた、いい味を出しています。
(セブンアンドワイ 紹介文より)
慶応4年、駿府の官軍本営に乗り込んで、徳川慶喜の恭順の意を伝え、江戸城無血開城への道を開いた志誠の人山岡鉄舟、その命がけの忠義の姿に西郷隆盛は「稀有の勇士」と讃えたという。幕末から明治という激動の時代を駆け抜けた鉄舟の武士道とは何か。禅によって剣の道を極め、剣によって禅を深める—晩年の鉄舟が、剣禅一致の境地に至って吐露した独特の武士道論に、盟友勝海舟の軽妙洒脱な評論を加えた本書は、歴史的名著であると同時に、日本人の生き方の原点を示唆している。
(セブンアンドワイ 紹介文より)
慶応4年、駿府の官軍本営に乗り込んで、徳川慶喜の恭順の意を伝え、江戸城無血開城への道を開いた志誠の人山岡鉄舟、その命がけの忠義の姿に西郷隆盛は「稀有の勇士」と讃えたという。幕末から明治という激動の時代を駆け抜けた鉄舟の武士道とは何か。禅によって剣の道を極め、剣によって禅を深める—晩年の鉄舟が、剣禅一致の境地に至って吐露した独特の武士道論に、盟友勝海舟の軽妙洒脱な評論を加えた本書は、歴史的名著であると同時に、日本人の生き方の原点を示唆している。