ポングリびっくりチンドンポン遊記

●絵描、裁縫、木工、廃材アーティスト、楽器弾き。

年末は

2019年12月10日 00時31分00秒 | ポングリの興味がある話
ここ何年か年末年始は海外で過ごしてました。

って芸能人みたいな事言うてるけど、ハワイとかグアムとかじゃなくてタイやミャンマーです。

今年は…

1月に2つの展覧会に出すので忙しくて行けましぇん…

タイはもう7回くらい行ってるかな。

毎年年末にバンコクでやってるタイダンスミュージックフェスティバルに行けないのも寂しい。

で、Facebookページ見てたら


↑嬉しそうな顔で写ってるマミさん発見。

写真見るだけで行きたくなる〜。

最近は毎日お風呂で

ISAN radio

を聴いてます。(タイ語表記やけど何となく聴けます。)

なんか懐かしい気分になるんですよね。

なんでやろ?

年末に超バカンス気分で滞在する国で色んな場所で流れてる曲やから癒されるのかな?

曲を聴いてたらまずタイの風景を思い出して、次に音を思い出す。
トゥクトゥクの音や、コンビニやスーパーに入るときの音、聞いたことないような動物の鳴き声など。

ここまで来たらニオイまで思い出してしまうのです。

で、行きたくなる。

じゃあ行けよって感じ。ですが。



↑毎年会うフラフープしながらウクレレ叩いてる子。

↑美味しいココナッツアイス。

ほら写真見てたら行きたくなってきた。



↑色んな物がいっぱいある市場。

タイに行っても使えそうなゴミ拾ったり、ガラクタ屋さんでパーツ買ったり楽しんでます。

最近は紙にハマってるからまた楽しみが1つ増えましたね。

次はいつ行けるかな?

タイのチェンマイで個展出来たらいいなぁ。
1ヶ月くらい住みたい…


ハギレから

2019年12月09日 01時03分00秒 | ポングリのお仕事
ハギレから作るぬいぐるみ。

ポングリのぬいぐるみ

ポンぐるみ

を作ってます。



これは顔の部分。

久しぶりにブログを再開したので最近読み始めてくれた方のために説明。

作り始めたのは2005年。

もう14年も作ってるんですね。

キッカケは、古着屋さんをしていた時の在庫を捨てるのはもったいないけど売るにも面倒くさいし…

これをぬいぐるみにすれば!と。
あるイベントでハギレでぬいぐるみを作っていた方を見て思いつきました。

ちなみにこれはゴリラとハギレの妖怪です。

手が長くて足が短い、そしておでこの部品がゴリラっぽいでしょ?(?)🦍









もう一種類あって、だるまとハギレの妖怪。トンガリ布だるま



手前にゴロゴロいるやつ。



これこれ





これが意外と人気で多分今までで

300体は作ったかな。

ほとんど完売なんです。

出産祝いや結婚祝い、子どもへの誕生日などプレゼントに良いみたいですね。

一昨年の姫路個展では小学生の男の子がすごく気に入ってくれて、去年の個展で会えてサインして欲しいとまで言われました!
嬉しい!




↑ポンぐるみをメインにした2017年の姫路個展「Mononoke Ambition」
「妖怪の野望」的なネーミング。
捨てられそうな物の野望みたいな意味ですね。










おしゃれなお店なのでおしゃれアイテムに見えました。よ。

場所は姫路の旅する雑貨屋itsumoさん




↑これは去年同じ場所でやらせてもらった「ぐるぐる漂流記」
色んな物ぐるぐる作ってきたけど、一周回ってアルファベットの絵を展示した展覧会。ポンぐるみもありました。





↑ここで初のポンぐるみにサイン!!

緊張しました( ´_ゝ`)


そして、何故いま作っているかと言うのは…

発表していいのかわからないので…

色々ふせて

来年1月に和歌山市で行われるグループ展にポンぐるみを出して欲しいと言ってもらえたからです!

東京の展覧会と期間がかぶってるのですが…

詳細は追ってお知らせします。








なのでせっせと大量生産です。

絵を描くのと違う楽しさがあります。

自分の作品つくりは色々と違う物を作ったりするのですが、何でかと考えたらずっと一緒の事してたら飽きるのと色々やりたい事が多いんだと思います。

だからこんな僕でも長い間制作していけるのだなあ。








海南散歩

2019年12月07日 18時45分28秒 | ポングリの日常
都会に対して、雰囲気や賑わってる様を見るのはわりと好きなのですが、欲しいものが全くない。

自分が欲してると言えば古い紙や素材。

都会の店や大手のモールでは絶対に見つからない。

先日、ブログでも書きましたが
近所の閉店間際の文房具屋さんで紙を頂いたりしたので色んな町にそんな所があるんじゃないか!とまずは海南市へ!

海南市は生まれた和歌浦からも近くて馴染みの深い場所ではありますが、改めて散策をするような事はした事ありませんでした。

中学生の頃よくきた繁華街も今は廃れてお店も少なくなっていました。

でも、なんか懐かしい感じがなんとも言えない気分でワクワクしましたよ。






歩いてたら川にコイがいっぱい。
そういや昔見に来たことがあるような記憶が…




おいしそうなお餅やさん。
ここは和菓子のやなぎさん。

きなこつきのあわもちと柿の形した団子を買いました。






かわいいし、おいしい。そして安い。

あわもち1つ50円
柿のやつ1つ100円


歩いてたら……

お!!!


複写機計算機•事務用文具

の文字が!

でも…

この字しかなくて店舗は無し。残念。

まあ無くても仕方ない。
この町を堪能する事が出来れば!






古い蔵や家がたくさんあって

熊野街道の提灯が至るところにぶら下がってます。

素敵な街並み。




売り物件!!
いいなぁ。こんな所に住むのも悪くない。

と歩いてたら…




じゃーーーん!!

発見!文房具屋さん!!

なんて読むのかな?
びただ??

答えは

ビッチュウ

でした!


中に入り、お話を聞くと江戸時代から続いてるとか!!
古い帳簿みたいなのも見せてもらいました。

しかも店内は良い画材が揃ってて高級な岩絵具もあった(欲しい)

多分倉庫にはお宝(自分だけ)の焼けた紙なんかがドッサリありそうな雰囲気。

今日のところはハンコを2つ購入して出ました。




「合」と「祭」

また来ることが決定!
次は色々聞いてみよう!

にしても、あるもんですね。文房具屋。

モールや都会に行ったりする事もあるけど、売ってる物や建物なんかはいつも似たような物。

それに飽きて、東南アジアなんかに出かけて色んな物を見るのが好き。

今年の年末はちょっと忙しくて行けそうにないので、日本中行けるところのこんな所、探していきたい。

この遊び、しばらくハマりそう。

もしこれを読んでくれてる方、良かったらあなたの町の古い街並み、文房具屋さんがあれば教えて下さい!!

行きますので!


今日も絵

2019年12月07日 00時26分00秒 | ポングリのお仕事
今日も絵を描いてたのですが
(昨日のを完成させた)

2年前くらいに描いたのと比べたらやっぱり全然違うなぁ。





↑この2枚が2年前。
2枚とも旅立ちました。



↑これ今日。


もうすでに違う絵になってきてますが、前の方がやはり細かい。

ちなみに今日描いた絵の紙は、速達で送って来てくれた封筒です。
けっこう嬉しかった事だったので封筒捨てずに置いてました。

東京の展覧会、楽しみです!

2020年1月に東京へ

2019年12月05日 22時59分00秒 | ポングリの日常
初の東京での展覧会です。

何で東京出展に誘われたかは不明ですが、おもしろそうなので参加を決めましたよ。

やっぱり新しい作品が描きたくなってunknown asiaの為に描いてた作品以来はじめて描きはじめました。(チラシの絵にもしたいし)

unknown asia、いのちつむぐ芸術祭、ポズック雑貨展(これは個人の作品ではないですが…)と立て続けに展覧会ラッシュだった訳ですが、この期間中にも移動時間など普段より新しい情報をインプットする機会があったので少し考え方も変わりました。

例えば、人見知りであまり自分の事を話さないタイプだったのですが、展覧会でめちゃくちゃ多くの方と話してるうちに自分の伝えたい事は話さないとわからない事がいっぱいあると感じたし、その時によく聞いてたラジオで「目が合わない世の中」になってきている事が良くない事だと話してたのを聞き(もっと詳しく言うてました)確かにその通りだと思い、ちょっと自分の頑張れる範囲で人と話してみようと心がけました。

しょうもない話はいくらでもできますが、大事な事はちゃんとアウトプットしていって自分の中に落とし込みたい、そして落とし込む方がいい。と感じました。

そうやって修行的な事してるうちに物の見方も変わったし、モヤモヤっとしたものも無くなったように思います。

それで久しぶりに今までの様に絵を描いてたら…

「なんかちがう!!!」

前回の時となんか違うんです。

それは自分にしかわからないのかもしれませんが、線を描いたりハンコを押すアプローチの仕方が違う気がする。んです。

こういう細かな絵って描いて10年以上経つけどその時々によって変化してるし、前みたいに描きたくても描けなかったりする。

細かく描く事に執着してた頃もあったのに、ハンコを押したりして楽をしたりするようになった。(楽をしてるのか!?)



↑変なハンココレクション。

10年以上描いててやっとこういう面白さに気づきました。
自分の変化によって絵も変化。
良くある話かもしれないけど、身に染みて思った。と言うお話でした。








東京出展楽しもー。






2020年1月14日〜18日

東京のRECTO VERSO GALLERY(レクトヴァーソギャラリー)

Graphic Art exhibition<2020.January>
~クリエイティブ表現の現在~
 

東京都中央区日本橋茅場町2-17-13第2イノウエビル3F・4F





古い物を使う

2019年12月03日 18時10分00秒 | ポングリの日常
小さい頃から何となくそうだったのですが要らなくなった物を使ったりリメイクしたりするのが好きでした。

中学の頃から自転車改造したら、椅子に布貼ったりとかなんせある物で色々やるのが好き。

先月、unknown asia2019 と言うアジアのアーティストが集まるアートフェスに出展してきました。(ブログには書いてなかったと思うので)








その時の作品は4月に和歌山市の扉さんでした個展「ろ→リングメモらんだム」の作品を出すつもりでしたが、その間、今まで描いていた紙、バロンケント紙の綺麗さに違和感を感じ、一から紙探しもして作品を書いていきました。


紙の種類は…

古いわら半紙
古い厚紙
古い掛け軸の裏
古いスケッチブック
古いたとう紙(着物を包む紙)
柿渋塗りの美濃和紙

などなど…

前に、家が文房具屋さんでやけて要らなくなったわら半紙を大量に貰ってたのを思い出し試しに描いてみたのが始まりでした。






左が前までのバロンケント紙
右が古いわら半紙

これで決めました。
全部違う紙で。って。

そこから先ほど書いた紙を探しに行ったのです。


職場の近くに閉店間際の文房具屋があったので昼休みにGO!

「すいませんー!やけてたり汚れてたりする紙ってないですか?」

おっちゃんは何に使うん?みたいな感じでしたが話してる間になんとなく理解してくれて色々出してきてくれました。

「まだ倉庫にもあるかもしれへんからまた来てー!」って言うてくれました。

こういう出会いも含めて紙を変えたのは大正解です。

もう捨てられる紙や木など、もう一度再生してあげる。

みたいな言葉ってあんまり使いたくなかったのですが、作業所を始めてから障害を持ってたり、引きこもってたりしてた人と毎日会って、今までのわだかまりみたいなものが緩やかに外れて、自己肯定感が芽生えた所を見ているとなんだかよく似た感情になります。

「何度コケても起き上がる」

添田唖蝉坊の復興節のリズムに自分で付けた歌詞。

ホントにそう思う。

人って何回もやり直せるんやって思わせてくれる人や物があったらもっと安心して暮らせるだろうなーと思います。

これからもそんなものづくりをしていけたらなー。












<日々の暮らしの出来事を忘れないように出会った紙に残しておきたくなる。

線や点、落ちてる物をハンコにして、喜怒哀楽の化身があらわれる。

遠くに行っても帰ってこれるように。 
近くにいても旅をしてるように。

その神獣みたいな物の怪をカイホウするように作る。>


ポングリ漫画

2019年12月02日 18時56分00秒 | ポングリの日常
ポングリ漫画って言っても漫画じゃないのですが、小さい頃から漫画ばっかり読んでて将来は漫画家になるぞ!って夢を見ていましたが、特に大きい理由もなく途中で諦めました。

でもでも、絵を描くのが好きでその頃の夢の残りカスみたいな感じで描いてたイラストが今は仕事にもなっています。

特にイラストだけまとめたインスタアカウントを作りました。

その中も「ポングリ漫画」

@pongri_manga

です。

基本的には自己満足とまとめておけるアルバムのような使い方ですが良かったらフォローなり覗いてみるなりご自由に!!






ラインスタンプにもなってる絵もたくさんあります。



おもしろ環境まつり

2019年12月01日 22時58分00秒 | ポズック楽団
和歌山市のみその商店街で

おもしろ環境まつりが開催されました。

そこにポズック楽団が出演。

古くからの友人石田延命所のいっしんが手掛けた廃材舞台装飾の舞台でポズック楽団がショーをするという嬉しいコラボ。

完全にマッチしていました!








この日は僕の三線も自分のうちの建具を使ったりして作ったネックで四線に!!

低音が出るのでいい感じです。






ゴミや漂流物で作る作品って一歩間違えるとホントのゴミに見えてしまったりするけどやっぱりセンスのある人達の作品は暖かくて居心地が良くなるもんです。

環境問題についてまた違った形で注目していこう。


終わってから散歩もしました。よ!