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抗がん剤の有力候補発見=「全患者の2割に効果も」―神戸大

2013年04月30日 05時00分23秒 | 日記

抗がん剤の有力候補発見=「全患者の2割に効果も」―神戸大

時事通信 4月30日(火)4時14分配信

 膵臓(すいぞう)がんなど、多くのがんの原因になるたんぱく質の働きを抑える可能性がある物質を突き止めたと、神戸大大学院の片岡徹教授らの研究グループが29日発表した。片岡教授は「研究が進めば、全てのがん患者の2割に有効な抗がん剤の開発につながる可能性がある」と話している。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。
 研究グループによると、「Ras」と呼ばれるたんぱく質は、大腸がん患者で40~50%、膵臓がん患者で60~90%、全がん患者では約2割で活性化し、重要ながんの原因物質の一つとされる。
 抗がん剤は、がんを起こすたんぱく質表面の「ポケット」と呼ばれる構造と結合し、がん細胞の増殖を抑える。グループは2005年にRasのポケットを発見。今回、約4万種類の化合物を解析したところ、三つの物質がそれぞれRasのポケットに結合することを発見し、「Kobe(神戸)ファミリー化合物」と命名した。
 マウスにヒトの大腸がん細胞を移植し、Kobeファミリーを投与したところ、がん細胞は投与しなかったマウスの約半分に縮小した。Kobeファミリーはいずれも有機化合物で生産も難しくなく、薬剤に応用しやすいと片岡教授らはみている。 



カメのゲノム解読=進化解明に期待―理研など国際チーム

2013年04月29日 23時01分46秒 | 日記

カメのゲノム解読=進化解明に期待―理研など国際チーム

時事通信 4月29日(月)2時5分配信

 カメの全遺伝情報(ゲノム)の概要を解読したと、理化学研究所や中国、英国などの国際研究チームが28日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。は虫類のゲノム解読はトカゲとワニに続き3例目。甲羅や頭部の骨格など特徴的な進化の過程解明が期待される。
 解読したのはスッポンとアオウミガメのDNA。いずれもサイズは約22億塩基対でヒトの3分の2、含まれる遺伝子は約1万9000個でヒトと同程度だった。
 また、カメは恐竜や鳥類、ワニと共通の祖先を持つことが分かった。共通祖先は2億7700万年前にトカゲと分かれ、カメは2億5700万年前に鳥類などと分かれて進化したと推定される。 
 理研発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の入江直樹研究員は「は虫類では初めて、匂いをかぎ分ける能力を哺乳類と同程度、秘めていることも分かった。解剖学的にも特徴的なカメの研究を進め、脊椎動物の進化の理解につなげたい」と話している。



27億年前も小天体衝突 原始生命、過酷環境に耐えた?

2013年04月29日 11時00分40秒 | 日記

27億年前も小天体衝突 原始生命、過酷環境に耐えた?

産経新聞 4月29日(月)7時55分配信

 月に多数のクレーターを作った小天体の激しい衝突は、27億年前にも起きていたことを東北大や広島大などの研究チームが隕石(いんせき)の分析で突き止めた。すでに生命が誕生していた地球にも衝突したとみられ、原始生命が過酷な環境を生き延びたことがうかがえる。英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

 チームは2006年にモロッコに落ちた月起源の隕石を大型放射光施設「スプリング8」で調べ、合成に40万気圧以上が必要な特殊な物質を検出した。このような超高圧環境は、月面では小天体の衝突以外に起こり得ないという。放射年代測定で生成時期は27億年前と分かった。

 月や地球に小天体が集中的に衝突した時期は、41億年前から38億年前ごろとされていた。月ではさらに11億年後にも衝突があったことになり、近くの地球でも、38億年前の生命誕生以降に頻繁に衝突していた可能性がある。

 地球の岩石は大気による風化や地殻変動などの影響で変質しているため、こうした研究は難しい。東北大の大谷栄治教授(高圧地球科学)は「米国がアポロ宇宙船で持ち帰った月の石などをさらに調べれば、生命が生き延びた環境の解明につながる」と話している。(草下健夫)



au通信障害が復旧--4G LTE対応端末でパケットデータ通信が利用しづらい状況

2013年04月28日 05時00分31秒 | 日記

au通信障害が復旧--4G LTE対応端末でパケットデータ通信が利用しづらい状況

CNET Japan 4月28日(日)0時8分配信

 KDDIは4月27日、関東の一部地域でau携帯電話の4G LTE対応端末でLTEデータ通信サービスが利用しづらい状況が4月27日16時01分から続いていたが、同日22時18分に復旧し、すべての地域で通常利用できるようになったと発表した。

 影響したエリアは東京都と神奈川県、山梨県の一部で、原因は設備故障としている。また、3GでのEメールやインターネットなどのデータ通信サービスは通常どおり利用できていたとしている。

 KDDIでは、4月16~19日にも3度にわたりau版iPhone、iPadのメール障害が発生し、4月25日に謝罪したばかり。



ドコモ米国法人にクラッキング、クレカ情報含む個人情報流出

2013年04月27日 23時00分35秒 | 日記

ドコモ米国法人にクラッキング、クレカ情報含む個人情報流出

Impress Watch 4月27日(土)22時0分配信

 NTTドコモの米国子会社であるNTTドコモUSAは、同社が米国在住の日本人に向けにサービス提供中の通信サービス「DOCOMO USA Wireless」において、サーバーのクラッキングによって顧客情報が流出したをこと明らかにした。

 「DOCOMO USA Wireless」は、T-MobileのMVNOとして展開されている米国在住日本人向けの通信サービス。現地時間の26日18時(日本時間翌日7時)、インターネット上に顧客情報らしきものが発見され、19時40分に顧客情報であることが確認された。NTTドコモUSAでは20時にサーバーを一時停止した。なお、国内のドコモユーザーではなく、対象となるのは「DOCOMO USA Wireless」のユーザーとなるので注意されたい。

 流出した情報は大きく2つに分けられる。1つは、氏名や生年月日、住所、メールアドレス、クレジットカード番号とその名義情報となり、403件が流出した。

 もう1つは、個人情報が含まれない形で一部の店舗で契約した際の電話番号と、その料金プラン、契約場所、アカウント番号が流出した。こちらの流出件数は1805件。なお、1つめの個人情報流出と重複している可能性もあるという。

 NTTドコモ広報部では、現地情報として、現時点で流出した個人情報を悪用した事件などは確認できていないとしている。個人情報が流出した403件については、メールで利用者に連絡をしており、電話でも案内するとしている。

 なお、今回のクラッキングについて「LulzSec」という団体が顧客情報が掲載されたURLをTwitter上で明らかにしていた。


【ケータイ Watch,津田 啓夢】