2005/3/9の朝日新聞朝刊に「70年代ロック祭再び 30年ぶりにCD・DVD化 郡山ワンステップフェス」の見出しを見つけ、オラ驚いたね、嬉しかったね、ビックリしたね(順不同)。このロックコンサートは1974年夏に福島県郡山市の開成山公園界隈の陸上競技場等で開かれたもので、何を隠そう(隠しちゃいないけどね)当時高校生だったオラは建築屋の友人のツテでスタッフのアルバイトをしていたのだった。
久しぶりに目にした郡山ワンステップフェスティバルの文字でGoogle検索してみたら、101件ヒットした。
オラの仕事はステージの設営補助と開催時の警備(のマネ)。なんせトーホグの田舎町でウッドストックの真似をやろうってんだから、そりゃオオゴト。もちろんP.T.A.は中高生の入場は禁止していた(中でバイトはいいのね
)。なんせ会場内フリーで歩けるわけだから、あほ面してリハーサルばっかり見ていた。今まで見たコンサートはINDOORの陽水さんとかフォーク系が主、自分もブラスバンドでトロンボーンやってたけど、OUTDOORでのスピーカー重ね重ねて5mから出される音響にはオラビビッた。新聞記事によると述べ7万人が参加したそうで、そんなに居たかなっちゅう感じ。
沢山の出演者がいた訳だが、オラの印象に残っているのは、内田ロックバカ裕也、沢田ジュリー、ヨーコ・オノ、キャロル、外道、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、サディスティック・ミカ・バンド等。
可笑しかったのはダウン・タウン・ブギウギ・バンドで、彼らはメジャー前で、オラ達がステージ前でくつろいでいると、つなぎ服を着たリーゼントの若者4人組のリーダーらしき人が「すんません、事務所どこっすか」(多分宇崎竜童)。オラ達は、一瞬、キャロル？と思った、だって当時ロックしてリーゼントといったら＝キャロル。でも彼らは自動車整備工が着るようなつなぎ服にマジックで胸ポケットに手書きで「竜」とか書いてあって、「偽モン？」と仲間とささやいていた。確かこの時のステージで「スモーキングブギ」を歌ってウケてたように記憶しているヨ。
ヴィンテージ・ベスト
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ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
東芝EMI (2003/12/03)
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こんなベストは見たことない！！ 世代を超えたスター
こりゃ「スゴイ！！」と思ったバンドは、「外道」。とても3人のグループとは思えないような演奏。しびれたヨ。リードvoの加納秀人は今も活動をしているようだ。オラ外道のアルバム↓は発売されてすぐ買った。けど、度重なる引越しで、今いずこ...amazonでも在庫切れだし。
外道 ソニーミュージックエンタテインメント (2003/07/24)売り上げランキング: 85,111通常4日間以内に発送
あとは、ヨーコさんのパフォーマンス「これは私の体の一部よ～」とさけびつつ紙袋からパンティーをばら撒いていたこととか、昼間の暑い中、出演者の家族か、6ヶ月ぐらいのお子ちゃまが、あの大音響を発するスピーカーの真下の舞台下でスヤスヤお昼寝していたのにゃ驚いた。
サディスティック・ミカ・バンド 東芝EMI (2000/12/06)売り上げランキング: 3,818通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均:
時代を超えた名盤 ロキシー・ミュージックやピンク・フロイド 黒船に乗って、旅に出るこのグループも素晴らしかった。「タイムマシンにねがい」は良かった。
ワンステップ・フェスティバル1974
このDVDはあまり評判がよろしくないみたい。
このコンサートでスタッフに配られたT-シャツ、あれが残ってたら結構な値が付いたかな。
