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『チェンジリング』

ヒラリー・スワンクにオスカーをもたらしたイーストウッド監督、
アンジーにはどうなるか・・・

ものすごい物語だった。
事実なんてことを認めたくない。
「こんなばかげたこと、今は絶対にありえない。」
そんな事を言い聞かせながら
いつものイーストウッド監督作品の例にもれず
落ち着かない二時間何分かを過ごす。

でも、監督自らも語るとおり
これはもう二度とありえないこと・・・とは
言えないことなんだよね。

人の悪が決してなくならないものだとしたら
それは本当に残念だけど、
母の愛も不変。
少しでも世の中を変えられるのは
やっぱり愛の力以外にないのかもしれない。

深刻で重厚なイーストウッド監督は
観客におもねる作品作りはしないけど
わたしたちに知るべき事実を知らせてくれる。
今回もそうだ。


折れそうなほどに華奢(!)なアンジー姐さん。
でも何よりも強く、権力に屈しない母クリスティンは
アンジー以外に考えられない役。
世界一美しい人に選ばれ、
人道活動に精力的、
世界一美しい男(だった?)ブラピをナニーちゃんにしてしまい、
完璧踏み台にしている感じ。
強そうで優しそう・・だもんね。

コートの裾から出ているのは、
それも“腕”ですか?ってほど、細~いけど。
でもすごく魅力的な笑顔を見せていた。

↑は
とっても気が合いそうだな~と思われる
劇中には無いツーショット。


今年は不作が無いな~~~

チェンジリング - goo 映画
コメント ( 2 )
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コメント
 
 
 
凄い映画でした (しんちゃん)
2009-03-01 18:11:49
 アンジーは瞳に一杯涙を浮かべた顔が絵になるよなぁ・・・

 そして、あの時代の化粧もめちゃ映えました。

 オチもわかっている映画なんだけど、やはりイーストウッドの映画って凄いです。
 
 
 
しんちゃん (シウ)
2009-03-02 23:05:46
アンジーの演技がすごかったです。
辛口評価をあまり見ないですよね。
あそこまで美貌とか気にせずに演技に徹している姿が迫力だし
ラストの笑顔が映えていました。
クリントは期待の重圧がすごいと思うのに
毎回そのプレッシャに打ち勝ちますね。
 
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