オネーサンとオバサンの境界線

昨日の朝
めざましテレビをつけていたら。
（朝はテレビを見る、なんてできないので
　たいていつけているっていう状況だ）

オネーサンとオバサンの境を検証する
なんていうプログラムが耳に入ってきた。

ということで
後で見よう！と思い録画。

でもちょっとがっかり。
検証しているのは
２０歳位のちょっとオツムが軽そうな“オネーサン”２人。

彼女たちは
“いかんせん”や“なきにしもあらず”
なんていう言葉づかいを
「おばさん臭い。」
と切って捨てる。
「意味がわからな～い！」
と堂々と言っていた。

彼女たち言うところの、
そんな難しい（決して難しくないけど）言葉づかいをするかしないかが
オネーサン、オバサンのボーダーラインだというのだ。

なんだ、そりゃ。

それはオネーサンとオバサンの境界ではなくて
バカと普通の境界じゃないのか？

そんな彼女たちは一生彼女たちが分類するところの“オネーサン”でいるに違いない。
そして見た目が若くなくなった時に
正真正銘のバカという部類になるのかも。

ここで使っている
“オツムが軽い”なんていう言葉も知らないだろうな～

「可愛らしい、“小顔”ってことよ♪」

アホらしいのは
それを受けてテレビの側も
さもそれがオバサンの要素であるかのように話しているところ。
「○○％がその行為をオバサンと思っている。」
みたいな検証をしているんだけど
○○％が実は大多数どころか、過半数でもない。
本当に人をミスリードするやり方。
くだらなすぎ。

これだもの
テレビなんて“見る”じゃなくて“つけてる”だけでOkだよね。

ただ、最後に伊藤アナが
「ぼくはオバサンの方の人たちが好きですけど。」
と言っていたのがマトモな意見だった。


しかし、
オバサンとオネーサンのボーダーを調べる対象の女性たちが
おもに２０代そこそこから後半位ってことがニクイ。
ということは
３０代以上は検証もなにも、
完全なるオバサンでしかない、というくくりみたいなのだ。

２０代の中で比べてるから
結局バカか利口か、っていう話になってしまうのだ。
４０代位の女子を並べて
オネーサン“ぽい”かオバサンなのか検証したほうが面白いと思うよ。

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そんなことで
昨日はオバサン臭さに敏感になっていたシウ。

ある集まりに参加したのだけど
そこにはアラ還のお姉さま方が３人参加している。

なぜか最年長の女性がいちばんオネーサンぽい。
痩せてるっていうのが大事なのかな～
でもあまりに痩せてても老人ぽかったりするよね。
などと思いつつ、観察してみると
完璧にオバサンでしかない２人は
●人の話に堂々と割り込む。
●嫁の話（！）をする。
●メタルフレームごしの目がキラっとしている印象（？）
・・・
まったく観察しきれてないな。

ところが
最年長なのにオネーサンぽい、って思った女子がいきなり、

「スーパーでビニール袋に詰め放題２９９円のヤクルト（もどき）を買うのが好き。」
と言いだした。
「乳酸菌は体にいいのよ。」
というのが彼女の主張だが
その２９９円のヤクルトもどきを詰め込むにあたって
彼女は備え付けのビニール袋を極限まで伸ばすのだそう。

伸ばす？？？？

ビニール袋を巨大化させ
ラストはかろうじてヤクルトもどきが頭から突っ込まれているという状況でフィニッシュするそう。
へたすると５０本ちかく入るので
１本にしたら６円程度とか。

そんなヤクルトもどきに入っている乳酸菌は
決して生きて腸まで届かないよ！

たった一人オネーサンぽいとシウが思っていた人がそんなことだったので
やはりシウの目では、
まだまだアラ還女子の見分けなどはできないと思い知る。

奥が深いのだ。
オバサンの世界は。