★we were on a break★

お久しぶり!

『HERO』・・・おそるべし木村拓哉

2007-09-12 00:55:03 | 映画
これだけの人気だと
反・キムタク、と言う人種も多いだろうし、
シウだって
「smapでは断然クサナギ君が可愛い」(これは本心)
なんて発表しております。

でも、そんなアンチ派だって
これだけしょっちゅう予告編見せられたり、
「終わり方がどうであれ・・」なんていうのを聞かされたりしたら
ついついうっかり劇場に足を運んでしまうのだ。
そういえば『武士の一分』も見たっけ。
あんた、ファンなんじゃないの?
と不正直な自分を責めてみる。

ということで
見てきちゃいました。

『HERO』

ノー期待だったので
楽しめましたよ。
ノー期待というのは
警察もの、病院ものが
日本製のドラマの場合、ものすごくテキトーだから。
で、そのドラマ発生の映画ということだし
そのあたり、まったく期待していなかったんです。

まず平日なのに、
そして田舎なのに混雑にびっくり。

オバチャン数が多いのにもびっくりでした。

そういう言われ方してないけど
けっこう韓流ファンみたいな人、多いんじゃん?
キムタクファンだってさ。
などと思ったり。

そして、
その方々が笑う笑う。
シウの横には1人で来た感じのオバチャンがいたのですが
彼女なんて
初め、出演者たちが登場してくるだけで声出して笑ってる。

何故?

ラーメン屋のおじさんが
あまりにも、
ハリセンボンのエジプトじゃない方に似ているからなのか?
(ネタにされているけど本当に似てる)

シウなんてドラマ見てないから
誰が検事で誰が事務官なのかさえ知らない。
でも面白い雰囲気は伝わってくるから面白いとは思えるけど
あんなに屈託なく声に出して笑えるなんてすごいね~


次回コラムで取り上げなきゃならないから
真剣に見なきゃ、と思ったけど、
これは真剣にみるようなシロモノではない。

ただしこんなシウをもって
劇場に引っ張ってしまうキムタクはやはり偉大だと思う。
この日本で彼の栄華はいつまで続くのだろうか・・・
そのうち『石原軍団』ちっくなものを作り上げて
そこに君臨するのだろうか・・
何をやっても“ザ・キムタク”から出られない彼にとって
最大のライバルは2枚目すぎる自分自身なんだろう。

ところで、
タモリさん。

あの裁判所の階段を下りてくるシーンは
完全に『いいとも』だった。
どうみてもタモリさん。でしかない。
大物代議士には到底見えない。
監督はそこを狙ったのかしら?
大物代議士のフリをマネしているタモリさん、としか見えない、
それはそれで、
ある意味大物なタモリさんなんですよね。
そこが大好きだけど。
世界一のダイコンでしょう。

以下ネタバレなので反転します。

ここのところCSIのシーズン4を見ていたので
犯罪捜査の表現がありえない。
証拠となるかもしれない車を全然押さえてなかったり、
というか、証拠って無いのよ。
本人自白に頼っているだけ。
車の傷と縁石の傷の話だって、
「そのとき付いたという証拠がない。」
ごもっともでしょう。
携帯写真で犯人のアリバイが崩れるけど
「殺人の証拠にはならない。」
ごもっともでしょう。
でも結局はそれで有罪判決が出ている。
そういうところが
興ざめしちゃうところなんだよね。
今回は法廷シーンも迫力なので見てほしい、なんて
出演者がコメントしていたのを聞いたけど、
やっぱ、まだまだだな~と思いました。

CSIなら
被害者の頬に加害者の皮膚組織が付いている、
加害者の靴の汚れと同じ成文が被害者のズボンに付いている
なんてことを細かく捜査していくはず。

法廷のやり取りのシーンは
『アリー・マックビール』の方がずっと本格的なくらい。

そして、
ガモウ弁護士は冤罪を恐れて検事をやめたのに
金と名誉のために罪人を無罪にするのは平気。
かといって悪に徹するでもなく
あっさり敗退し、
量刑不当で控訴する、なんてよわっちょろい弁護士になってる。
どういうキャラにしたかったの?

それと、
見逃したのかもしれないけど
韓国での松たか子のポケットに入れられたものはど~なったの???

シウにとっては
ラストのキスシーンですべてOKですけど。

だって、これは検事とか弁護士とか、事件解決、とかじゃなくて
恋愛映画だったんだ、って思ったので。


というような事が色々考察できたので
けっこう面白い映画でした。
これをどうコラムに書くか・・・
今回はちょっぴり辛口になりそう。

ま、いいか。
シウが何を書こうと思おうと、
これは怪物映画になるんだから。
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3 Comments

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Unknown (sig)
2007-09-12 12:09:36
どこかの映画評でも見ました。
やっぱりキムタクはすごい!って言わしめる映画だって。
ちなみに、キムタク信者は、こちらにも蔓延していまうよ。
スピード?(だったっけ)が今こっちでやってるんですけど
「のだめ」の方が絶対面白い!っていくら言っても
みなキムタクを見るんですよね・・・
ちなみにのだめカンタービレ、大ヒット中です。
おかげさまで玉木さんも人気急上昇中。
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Unknown (sig)
2007-09-12 12:10:49
どうも寝ぼけているようで・・・
誤字脱字が多くてすみません。
おまけに書いた後で思い出しました。
「エンジン」でした!
いくら自分がスピード狂だからって・・・w
返信する
sigさん (シウ)
2007-09-12 17:58:18
キムタクって海外では評価されていないと思っていたのですが
アジアでは人気なんですね~
シウはエンジンものだめも全然見ていないんです。
日本のドラマの話にはついていけなくてダメダメです。

エンジンから発想するのがスピード、シウも同じくです!
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