９月１０日 『ＥＲ１２ ・・・ 最終話』

ＥＲの１２シーズンが終了してしまいました。

すごく重くて
なんでドラマでこんなに辛い思いをしなきゃいけないの？
と思いつつ、
やはり丁寧に作られた素晴らしいドラマ、
一話一話が映画作品のような仕上がりで
４月からずっと見ていました。

１２シーズンは
１１シーズンで降板したと思っていたカーター君が
ゲスト扱いで出演するサプライズがあったので
嬉しかったのですが
１３ではどうでしょうね・・

まず良かったのは
ガラント君とニーラの結婚、
（今となっては良かったかどうか・・ですが）
アビーとルカに子どもができたこと、
（これも１３シーズンに心配のネタが残ります）
サムとアレックスが新生活を始めたこと
（これも１３でどうなるのか）
グレッグがアフリカで学んだ事、
ウィーバーの足が治ったこと・・・

でもめでたしめでたしとはならないわけです。

最終話は衝撃のラストなのですが
そちらの
サム・アレックス・アビー・ルカも心配だけど
ニーラがすごく可哀相でした。
ＥＲはもともとアメリカ社会の問題の数々に
鋭く切り込むつくりなのですが
１２シーズンは特にそれが顕著でした。
イラク問題と、
そしてアフリカ各国で起きている内紛の問題。
ここまで描くのか、と思うほど
考えさせられることが沢山です。
ダルフールの件ではすでにドラマから離れて
問題提起をしている感じもありました。

＝愛していると一言言って止めてくれたら、
　マイケルはイラクに戻らなかったのに。

ニーラがガラント君のお父さんに言うせりふ。
ニーラはただの頭はいいけどちょっとドン臭い女の子だったのに
すっかり主要メンバとしての貫禄を身につけています。
当然ニーラの傷はレイに癒してほしいところだけど
最終話ではアフリカですっかり人間性を向上させてきたグレッグと良い感じでした。

１３シーズン、早く見たい。

アビーの赤ちゃんとアビー、どうか無事でいて。
サムとアレックスはまた平和な日々が過ごせますように。
そして、
レイ・バーネット、がんばれ！

先週、『ＨＥＲＯ』を見た後、
録画しておいたこのＥＲを見たのですが
ＨＥＲＯは一瞬ですっ飛んでしまいました。
日本ではこんなドラマはやはり無理なのでしょうか。