オスカーの有力候補と言われている本作。
昨年の「半地下」に引き続き連続で韓国映画?って一瞬思うけど
ブラピさんプロデュースのハリウッド作品だ。
監督も主演のユァンも韓国系アメリカ人で、
チョン監督の自伝的作品とのこと。
これはオスカー獲得してほしいな~と強く思った。
なにより、よく見かける女優さんであるユン・ヨジョンさんが素晴らしい。
彼女が助演女優賞のノミニーになっているのを見て、
シウはなんだか涙が出ちゃった。
きっと誇らしいだろうな~と。
彼女がもし取ったら、ナンシー・梅木以来の受賞らしい。
もう60年くらいぶり。
どこの家庭でもある出来事を
移民という誰もが経験することではない状況で描く。
妻のモニカは異国の地で韓国人コミュニティを作りたがったり、
食べ物を懐かしがったりするものの、
韓国自体には良い思いは無いようで、帰る気はまったく無いらしい。
故郷を離れた人は安住の地を持たないことをひしひしと感じる。
シウも実家を出てだいぶ経つけど、今住んでいるところが自分の土地とはまったく思えない。
すべてのおばあちゃんに捧げるとあるけど
おばあちゃんのスンジャが本当に素敵で、
そういうおばあちゃんたち全ての幸せを祈ってしまう。
見るべき作品。
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