1982年の初めての「ランボー」、原題が「ファースト・ブラッド」だから、
本当に本当にこれが最後になってしまうだろう。
って、前作「最後の戦争」で完全に最後だと思っていたけど。
82年のランボーにはきちんと原作があり、物語にも強いメッセージがあった。
スタローンは既にロッキーで売れていたけど、このランボーを手に入れてなかったら、これほどの大スターになったかわからない。
ロッキーアメリカンドリームとすれば、ランボーはアメリカの闇。
ランボーには言い尽くせない魅力があって、それはスタローンだからこそだ。
イーストウッドやジェームズ・ガーナー、マックイーン、
なんていう素晴らしい俳優が当初オファーされていたそうだけと、
彼らだったらこのラスト・ブラッドはできてなかった。
年齢を無視して若さをアピールする演出は無く、
70を過ぎてもランボーならこうだろう、という作り方が大正解。
一対多の戦いは頭脳戦の面白さがある。
言ってみれば、地獄の「ホームアローン」だった。
面白くないわけがない。
こういう映画はもう前時代の遺物で、
スタローンだから許された物だよね。
ベトナムのホーチミン郊外のミトーのトンネルを思い出した。
どこまでもベトナム戦争を引きずるランボーだった。
ありがとう!ジョン・ランボー!
また見に行っちゃうかも。
(映画館から帰宅後に、前4作を一気見して、頭がだいぶおかしくなっています。)
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